レールを外れてもまだ生きる - コロポンのブログ

ベンチャー企業で働く平凡なワーママ。豆腐メンタルでいろいろありましたが普通の人です。

出産レポ(胃腸炎からの発熱絶食分娩@コロナ禍の関東労災病院)

第二子が無事誕生し、そして昨日から自宅での育児がスタートしました。

出産は100人いれば100通りとか言いますが、第一子と第二子もだいぶ経過が違って面白い。せっかくなので第二子も出産レポ残しておこうと思います。

しかし第二子だからなのかもう産後1週間にして記憶が薄れかけてる…

 

妊娠中の経過

第一子と比べると

  • つわりはそこまでは酷くなかった。10wをピークにゆるやかに消えていった。嘔吐の頻度も少なめに終わってラッキー。しかしやはり妊娠出産で一番キツいのは悪阻ですぞ

  • 妊娠中期〜後期のマイナートラブルも、第一子のほうがキツかった。第一子は味覚障害と耳管開放症が本当にストレスだったんですよね。でも胃の痛みは第二子がキツくて、どんな体勢になっても胃がよじれるかんじで痛くて辛かった
  • 第二子の腹の出具合は医者や助産師に何度もでかい!と言われるレベルだった

 

38w1d(出産5日前)

第一子(2歳)が保育園で胃腸炎をもらってきて、家でマーライオン。かわいそう。医者で薬もらってくるけど、薬を混ぜたオレンジジュースを盛大に噴射したりなど、なかなかの地獄絵図っぷり。発熱もあってぐったり。しかし子どもの回復はものすごくって、丸一日は悲壮感たっぷりだったものの、翌日には食欲不振を除いては元気になる。良かった。

というかんじの経過だったので「胃腸炎ってよく家庭内パンデミックになるって聞くけど、とりあえず収まったしたぶんセーフだね」って言って日常生活に戻ってゆきました。

私はこの日、1週間ぶりの妊婦健診を受診。さっきツイート載せた、腹でかい写真の日です。赤ちゃん推定3400gで大きめだから早く出てきてくれたら良いけど、兆候が一切なし。ゴールデンウィーク明けの39w6d頃から誘発する可能性が高いという見立てでした。

というのも、第一子誕生が41w4d。41週入っちゃったので誘発分娩となったという実績があるため、第二子ものんびりなんじゃないかと。この兆候の無さといい、まあそうなんだろうなという体調面での実感も伴っております。

合わせてこの日、人生初めて貧血認定をいただく。貧血ってもっとふらふらになるんだと思ってたけど自覚無し。Twitterで吐き気がくるという噂を見ていた鉄剤を処方されてビビりながらも飲みはじめる。

 

38w3d(出産3日前)

北海道から実母というヘルプ要員ご到着。コロナ禍だけど、産後ヘルプ無しで乗り切るのはさすがに厳しそうだったので、リスクと天秤にかけつつ召喚。

 

38w5d(出産1日前)

朝からなんだか気持ち悪い。起きられない。鉄剤のせいか?とりあえず朝食も食べられず眠り続ける。

昼過ぎになって急にもう無理ってなって、ドバドバと嘔吐。つわり以来の悲しみに包まれる。

 

しかしこのマーライオンっぷりはもしや…胃腸炎感染したんじゃね…そして発熱37度前半。あー。これはうつりましたね。やばい。

 

これ以上熱が上がったりしたらコロナも疑われるだろうしヤバいなと判断。とりあえず具合悪い時は普通に医者に行けって産院からは言われてた。ゴールデンウィークに入っていたので休日診療所行くことを決意して急いで着替えてタクシーで中原休日急患診療所へ。

で、受付しようとすると「妊婦にできる処方がほぼ無いから、診察受けても何もできずに帰ることになるかも」とのこと。そうなのか。どうしよう。悩んで、産院に電話。陣痛起きたら電話する用の電話番号だったので、電話しにくかったんですよね。でも状況を説明すると、念のため産院に来てと言ってくれたのでちょっと安心。

で、産院である関東労災病院にタクシーで直行しました。

 

救急診療室みたいなところに通されるけど、この部屋はいわゆるその、コロナ用の減圧室じゃね?と思いつつ、ビニールが至る所にかけられた部屋で診察を受けることに。この時点で38度くらいの発熱、吐き気はなし。血液検査の結果、ケトン+4overで脱水がひどい。点滴してもらえました。良かった。さらにNSTしてもらう。張りはないものの、私の発熱のせいで赤ちゃんが頻脈とのこと。母体の影響ってわりと受けるもんだな…ごめんよ赤ちゃん。

点滴とNSTを終え、さらに尿検査の結果、妊娠中毒症などではなくてやはり胃腸炎でしょう、下痢出たら確定なんですけどね、ということになり、カロナールと整腸剤をもらって様子見に。会計で1時間待ってたら、もう陽が沈みはじめております。

 

18時頃に家に帰ってきて、疲れ果ててベッドでゴロゴロ。そのまま19時半くらいまでゴロゴロ。もう臨月の妊婦なんてそんなもんですよね、おまけに熱あるし。ついでに下痢きた。やはり胃腸炎確定だな。

 

でもしかし、なんかふとお腹が痛い時があることに気がつく。

あれ?さっきも痛かったような。気のせいか?

と無視してたら、また痛くなった。下腹部を触ると、あれ?張ってる?

 

…これはもしや

痛みを伴う張りじゃね…

第一子のときの陣痛促進剤を入れられて初めて、ああこれが陣痛なんだね…って悟ったときの感覚を思い出してきた。

臨場感あふれるツイートを合間に挟んでお送りいたします。

というわけで、絶対に陣痛だという確信は持てないものの、懐かしさが溢れつつ、いやこれたぶん陣痛だからとりあえず風呂入ろうってなってお風呂入りつつ入院バッグを見直して、20時半頃。陣痛間隔計測はじめてからずっと3分間隔なのが気になる。いきなり3分とかあるん?

普通に話すのが難しいくらいには痛みが増してきたし、産院に電話したらすぐ来てと言ってくれたので、直行することに。ていうかさっき産院から帰ってきたばっかりなんだが!前兆も張りもなかったのに!急すぎるやろ!これ絶対、発熱が誘発になってると思う。居心地悪いって判断したんだろう。そうじゃなかったらもう少しお腹の中にいたと思うんだよな。でもいいのもう十分大きいし。

しかし本日は朝から絶食中。発熱あり。こんなんで産めるん…?

ともかくタクシー呼ぶ。ちなみに中原区は陣痛タクシーやってるところがないので、普通にタクシーアプリGOで呼んだけど、5分以内に来てくれるからそれで十分だと思われます。この情報ネットにないからあとで別エントリにする。

家を出ようとした矢先、ヘルプ要員の母、嘔吐。

 

あー。これは。家庭内パンデミックー!

 

なかなかの悲惨な状況の中、わたくし出陣。母、ごめん、こんなことになるなんて誰も思ってなかったね。

 

産院到着

21時頃に関東労災病院着。3分間隔なので時折ひーひーふーふー言ってたら、タクシーの運転手が「もしかして今から出産ですか!?頑張ってください!!!!」とか全力で勇気づけてくれたの地味に嬉しい。

 

コロナ禍なので、関東労災病院は面会は分娩室のみ且つパートナーのみ。だから分娩直前まで付き添い不可なのかなと思ってたら、到着直後に「付き添いの方はいらっしゃいますか?」って聞かれたので、たぶん出陣付き添いはOKだったんだと思う。おまけに休日深夜だからか分娩室直行になったので、付き添いも入ってOK。だから振り返ってみれば夫に出陣から付き添ってもらっても良かったんだなと思う。でもこの辺の温度感がよくわからないので、出陣電話のときに付き添いOKかどうか聞いておいた方が安心ですぞ。

 

で、分娩台でさっそく内診して子宮口チェック。なんと4センチ。3日前まで完全クローズだったのに!

おまけにその刺激でビシャっと出た。検査しなくてもわかる、これは破水やね。高位破水っぽい。

 

トイレ済ませ、院内着に着替え、NST装置装着し、点滴ルート確保。たぶんまだ3分間隔くらいだけど、だんだん痛みが増しているような。でも知ってる、これはまだまだなんだよな。

助産師さんに、どれくらいで産まれるんですかね?って聞いたら「日付は越えるかもしれないけど、朝までには絶対」とのこと。まじか。怒涛の展開。

分娩室からの実況中継です。まだ痛みの間に余裕あり。

夫はいつ呼べばいいですかね?と聞いたら「23時がいいかな!」とのことだったのでその通りに呼んだんだけど、助産師すごいな、結果としてだいたい23時過ぎにはスマホ触る余裕がなくなるくらいには痛みが強く、間隔が狭くなってた。

夫には着いて早々に尻サポートの指示。尻サポートはまじであるのとないのと全然違う。ただぐっと押してもらうだけなんだけど、なんでこんなに痛みが逃せるのか不思議。しかしだいぶ進んできた。前回のお産で言うと折り返し地点は過ぎたかんじする。でもまだまだいきみたいかんじがないのよ。これからなんよな。

たぶん私、いきみ逃し上手で、前回も「痛みに強い!」って褒められたし、今回は「静かに進んでるね」って言われた。分娩台の上ではあるけど好きな姿勢OKだったので、右向きになって背中まるめて、お腹の方に長い息かけるのを意識して。呼吸はサンシャイン池崎の動画見ておいたからばっちりなんですよね。

でもついにいよいよ我慢しきれないかんじに。歴戦の猛者がつけていった無数の傷が残る分娩台の手すりに、私も新たな生傷をつけていかんばかりの強さで握りしめております。握りしめるばかりじゃ飽き足らずにゆすりはじめる。やばい、そうでもしないと腰が割れる。吐く息に唸り声が混じりはじめる。きたね。これくらいきたら、もう少しでいきみタイム。しかしコロナ禍ってひどい。分娩室でもマスク着用かよ!だいぶ苦しい。

ていうかさっきから私放置されて、右隣の分娩室からいよいよ断末魔になってる妊婦さんの叫び声がするのよね。休日深夜だから総員そっちにかかりきりなんだろう。なんかあったらナースコールしてねって置かれたボタン、腰が砕けそうだけど押すタイミングがわからん。次の波で無理だったら押すぞ、って決意してもう8回くらい経ってる。そんなこと考えてたら、右隣からおぎゃーの声!産まれた!!おめでとう良かった!!!

 

そうなったら次は私の出番です。ついに助産師さんがやってきて、「どうするー?もういきんじゃう?もう少し我慢する?」って。選択制なん???微妙に冷静な私「どっちが早く終わりますか?」「いきんだ方がいいと思う!」とのことだったので、ついにいきみモード突入!

ところがここからがしんどい。前回のお産はだいぶ耐えてからいきみ開始だったから、むしろいきむの気持ちいいサイコー!というイメージしかなかったのだけど、今回まだちょっと残していきみ開始だったせいか、まず仰向けの姿勢がつらい。胃が痛い。呼吸が苦しい。股を開くのが苦痛。陣痛の波がやってきて、どうしたらいいから急にわからなくなって、痛みにただただ潰される。

「排便するようなかんじで!」と言われて我に帰る。そうだった息吐いてる場合じゃない、息止めてうんこせな。痛みを踏ん張る力に変えないといけないんだった。

上手に腹筋に力込めて踏ん張れたときめちゃくちゃ褒められるけど、絶食&発熱が効いてきたらしくそもそも息止められない。すぐくたばる。上の子のときもそうだったからわかったけど、赤ちゃんの心拍下がりつつあるなこれ、酸素マスク投入。しかし不織布マスクの上からなんだね??これは外していいのでは??ここで呼吸しないと、上の子みたいに保育器送りになると思い、ダブルマスクに理不尽さを抱きながらも懸命に呼吸、そして踏ん張る。踏ん張る。くっそ踏ん張る。もうダメかもしれないって心折れかける。おまけにたぶん下痢出る。ごめんなさい。自分では出てるかよくわからんけど、尻の穴を拭われているので出ちゃってるんでしょう。ごめんなさいごめんなさい。でもそんなこと気にしてたら産めないので心の中で謝りつつも踏ん張る。

30分か、それ以上もう踏ん張ったかもしれない頃。ようやく踏ん張った先に赤ちゃんが降りてきている感覚が!やる気復活!しかし痛い!2人目だからか微妙に冷静な自分もいて、陣痛の痛みと別に股が裂けそうな痛みもしっかり感じ分けてる!いやん痛いっす!!やっぱり裂けますかね!!!

破水しそう!って言われてもう破水してるんじゃないのか?って思いながらいきんでたら、破水砲発射。恥ずかしいくらいビシャって謎の液体が飛び出して、助産師さんすんでのところでかわすのを目撃。すんません。「いい破水!」という謎の褒め言葉いただく。

しかし絶対38度超えてるだろみたいな体温になっており、いよいよ体力ピンチ。でもそこで助産師さんの

「もうあと何回もないよ!」

の一声が最高に効く!筋肉体操の「もう3回しかない!」のあれに変換される!そうか!もう数回しかない!大事にいきみます!!!!

 

で、本当に3回くらいいきんだら、ドバァって感覚。うわ、出た。まじでお腹の中に赤ちゃんいたんだ。いろいろ液体とともに出てきた。泣き声聞こえた。肌が真っ白。酸素足りんかったか。ごめん。

 

結果、日付超えて38w6dの0時半頃にご誕生。

 

母子ともに健康だけど、赤ちゃんはちょい酸素不足でやられ気味、私は発熱でやられ気味という、スピード安産だけどいろいろあったよね。みたいな出産でした。

 

2人目だから、1人目といろいろ比較できたのも面白いです。1人目はやっぱり難産だったな…と。誘発3日かかるし、赤ちゃんは保育器送りにしてしまうし、私は血腫で股を縫い直されてなんか血だらけだったし。それに比べると本当に安産だったと思う、、胃腸炎さえなければもっと安産だったと思う…

 

出産後

私、発熱が続き母子同室どころではなく、赤ちゃんに会わずに1日中寝てました。ごめんけど無理だった。

赤ちゃんもやっぱり羊水飲んだりしてて初日はミルクも満足に飲めなかった模様。ごめんね。

2日目以降は母子同室。今回の赤ちゃんはどうも母乳好きみたいで、ミルク飲ませても寝ない。乳咥えさせておくと寝る。1人目同様混合がいいなーと思ってたけど、完母になりそうです。

 

すごいどうでもいいけど、関東労災病院の祝い膳、洋食の方が美味いと思う。和食(鯛)はなんか鯛が干からびてるかんじで食べにくかったけど、洋食のエビフライは食べ応えあって美味い。味のしない病院食に慣れ切った最後の夜に、シャバの風感じる味付けでハッピーになれました。

 

ちなみに赤ちゃんは退院診察で黄疸引っかかりまして、赤ちゃんの退院だけ2日遅くなったけど、こうしてようやく昨日からおうちで育児開始。乳咥えさせながら出産レポ書きました…

 

しかし休日深夜のゴールデンウィーク前半出産のおかげで、出産&入院に休日加算がつきまくって、前回の誘発入院と同じくらいの持ち出し費用かかったのはちょい悲しみある…こればっかりはどうしようもないのだけどさ…

 

 

育児のほうは、さっそく寝不足の洗礼受けてます!!!夜は3時間は寝ていただきたい!!!お願いします!!!

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良いお姉ちゃんになりそうな予感。