レールを外れてもまだ生きる - コロポンのブログ

派遣OL、ベンチャー企業取締役になる。二児の母。ふつうの会社員にはなれなかった人のつぶやき。

ワーママは「よくばり」と言われるが言い返せないでいる

ことの発端はママ界隈のTwitterだと思う。私もTwitterで火の手を確認したけど、こちらの記事にもまとまっていたのでよろしければご参考までに。

news.yahoo.co.jp

 

「仕事も」「子育ても」って欲張りセットなのかな。って考えてしまってメンタルの闇が拡大していくのを察知したので、とりあえず気持ちを整理するために書き殴ります。なのでとりとめがない仕上がりになると思います。

 

なぜ必要以上にこの問題が心に刺さったのかというと、今まさに「仕事」と「子育て」の間に挟まれてもがいているところだから。

 

いま私は育休中。第二子がもうすぐ生後七ヶ月になり、離乳食二回食をそろそろスタートしなくてはいけなくて、そうなると想像以上に忙しくて常に誰かのメシを作ってる人みたいになるんですよね。離乳食ってベビーフードに頼ってても忙しい。お湯でのばしたり、解凍したり、混ぜたり、そして汚したら着替えまでさせたりしてフルコースだと結局1時間くらいかかりません??

おまけにわんぱく3歳児がいて、保育園お迎え行かなきゃいけなくて、延長保育を認めてもらえなかった(ただの育休中のひとは延長保育不可なんですよ日本)ので16時半までに行くのですが、まあまっすぐ帰らない。大人の徒歩5分の距離を平気で2時間~3時間とかかけて帰りますからねすごいです本当に。

こうなると本当に日々なにかに追われており、平日のうち、赤ちゃんが運良く寝てくれたらいまこれを書いている朝の30分くらいが自分の時間、そして1回目の離乳食後の2時間~3時間くらいをなんとか捻出して自分の時間とすることができるというのがいまの自分の状況です。

 

で、育休中なのになんで自分の時間を捻出する必要があるのか。

私はありがたいことにコロナ前からほぼフルリモートで働いていて、時間さえあれば我が零細ベンチャー企業のお仕事を少しでも手伝えるので、ちょっとは仕事手伝いたいなと思ってるんです。社長含めて社員6人でやってるのに、私は自分の人生を優先して2回も育休取得して。そういう状況なので、自分のできる範囲(あと制度上差し支えない限り)でいっちょ噛みしたい。

 

でもそれはきっと「よくばり」なのかな。

 

育休中は休めって話だし。仕事は私がいなくても回るのは事実。

だけど今になって、ようやく、いろんな種まきが開花しそうで、蕾が膨らんできてるのに、そういうちょっとオイシイところに携われないのが本当に辛くて。このベンチャー入って苦節7年でしょうか(もはや「ベンチャー」とはなにかってかんじですが)。やっとやっと、成立しそうなサービスを作ることができて。花開いていくのを横目に、私は盛大に漏れたおむつを取り替えてたりする。

 

じゃあ子ども作るなって話なのか。

不妊治療してようやく授かった、かけがえのない存在。今や子どものいない人生は考えられないし、2人のためにより仕事がんばろうって思えてる節もある。

 

子どもがいない人生もまたひとつ選択肢としてあるだろうけど、私は子どもがいる人生を歩む決意をした。であればどうしても30代で産んで、手のかかる時期を過ごさなきゃいけない。できれば子どもは2、3人欲しかったし。それを叶えるためには今産むしかないわけで。

 

「よくばり」と言われようとも、両立するしかないのだよね。

 

20代はわりと「なるべく仕事したくないマン」だったんですけどね。というのも仕事にのめり込みすぎて、というかブラックな労働スタイルで身体と心を壊して適応障害の診断がくだりまして、その結果「仕事したくない」ってなってました。

でもなんでだか最近は仕事前向きです。まあなんらか成功したいんだと思います。成功するかもしれないというのが如実に見えてきたからさらにいま仕事したいなって思うようになってきたのかもという現金なヤツです。でも仕事だけにのめり込みたいかというと、既往持ちからするとのめり込みすぎるのは良くないのはわかってる。

逆に仕事しないで専業主婦するという選択肢もあるといえばあるのかもしれないですけど、私はそんなに育児自体向いてないっぽいし、仕事と育児両方やってるくらいが子どもと向き合うにあたってもちょうどいいのかなというのが最近の所感です。コロナ禍のおかげでさらによくわかりました、登園自粛中は本当にちょっとおかしくなってたかもしれないなと振り返れば思うくらいです。

 

「よくばり」と言われようとも、「仕事」と「子育て」の両輪を回すのが、もしかしたら私にとってはちょうどいい、のかもしれない。

 

両輪を回すその過程で、「よくばり」と言われたり、仕事方面・育児方面問わず関係各所にご迷惑をおかけするのかもしれないけれど。どっちもやってるんだから私偉い。みんな偉い。ワーママもワーパパも偉いよ。社会全体で見れば子どもが出生してくれないと成り立たないわけなんだから、社会が自分に寄り添ってくれる・寄り添ってくれていると信じて、自信持って生きてこ。自信持って育児して、仕事して。そんなキラッキラみなぎるパワーな人実在するのか知らんけど。輝いてなくても、その時の自分なりに、できる範囲で自信持って仕事して育児してく。それがいいのかもしれない。

 

あれ?意外といいかんじの着地になってびっくり。やっぱり書くと思考がすっきりするし、なぜだか前向きになれる。

ワーママはよくばり、でいいんじゃね?

まあ絶対行政には言われたくないけどな!!