レールを外れてもまだ生きる - コロポンのブログ

派遣OL、ベンチャー企業取締役になる。二児の母。ふつうの会社員にはなれなかった人のつぶやき。

精神が不安定な時こそ、ブロクを書くべき。そしてコーギーで癒されるべき。

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残念ながら私の精神は現在やたら安定しているみたいで、昔の尖った感覚というものがぜんぜん湧いてこない。
昔と言っても、つい1年前のことなのに。
1年前は、派遣社員として社会に不満を抱えながら悶々と生きてた。社会というか、派遣でいることのありがたさと切なさと対峙してた。そして、派遣仲間の狭い狭い世界に嗚咽を漏らしてた。いや、今考えてもあの世界はすごいすごすぎる。女ってこわいわ。

あんな精神不安定な時期だったけど、ブロクがあったからうまく鬱憤をまき散らしながら生きられたのかなと思う。
そしてその鬱憤ってのは不思議なもので。
現実世界で隣りの人にぐだぐだ話すとめちゃめちゃ嫌われるけど、ブログに書くと、誰かの救いになることもあるという。
本当に不思議なのだけど。「読む」という行為の不思議の一端なのかもしれない。

もし自分が精神不安定だと感じているなら、誰かを救う慈善行為だと思って、ブログをはじめてみたらいいんだと思う。 はてなブログええですよ。そういう種類の人間がいっぱいいて、一人じゃないんだなーって思える、かも。うふふ


どうしてそんなこと思ったかというと、あんな炎上やこんな炎上、昔だったら血気盛んに便乗したるじゃーーって手斧持って参戦したがった気がするんだけど、なんかぜんぜん乗り切れない。いま燃えてる件に関しては、いろいろ思うところもあるからかもしれないけど。
あとは最近、ひねくれた感が出せない。それはきっと、この1年で文章を書きすぎて青さが失われたからな気がする。
そういうのも踏まえて、私は書き手として・ブロガーとして、ひとつ別のステージへ進まなければならないみたいです。環境の変化に適応しなければならないはずなのでございます。
どうしたらいいのかはわからないけど、そういう状況を認識して引き続きがんばります。


というわけであれです、とりあえず買いたてほやほやズームレンズで撮ったコーギーの写真貼っときますので、精神不安定なみんなは癒やされながらはてなブログ開設しちゃいなYO(ステマ)


元住吉のせせらぎ遊歩道にて。
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川に入ると、川を食べ始めます。 f:id:colopon:20150428161054j:plain

食べた。
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ぶるぶるした。よく見たら顔がこわい。
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胴長ショットで締めさせていただきます。 f:id:colopon:20150428161716j:plain


PENTAX K-50に55-300mmの望遠ズームつけていったらあれですとってもゴツイです。
でも楽しいから持ち歩ける。望遠でしか見られない世界を見てしまった。
ただ広角側55mmなので足元のむぎさんを撮れないのが辛いすな。
あとあれです、ほんとは300mm近くとかで撮りたかったんですけど、片手でコーギー操作して片手でカメラ操作するのは不可能でござる。結果なんか55mmで撮った写真ばっかりでなんか望遠ズームの意味はないけどまあ気にしない。

引き続きよろしくお願いいたします。

ゴールデンウィークくらい本なんか読まず旧友に会いに行くべきじゃね?

噂によると今日からゴールデンウィークという猛者もいるらしいですね。はー。なんということでしょう。
最近の私はお仕事の方が充実しているせいか、祝日アンテナがやや下がっていて、昔のように「昭和の日wktk」とかつぶやかずに済むようになっておりますが。

せっかくのゴールデンウィーク。
真面目ボーイ真面目ガールのみなさんは、これは引きこもってビジネス書やら技術書やらを読みふけらなければならないとお思いかもしれませんが。
私としては、こういうお休みのときこそ旧友に会いに行くべきだと思っております。


この時期になると思い出すことがありまして。
社会人1年目のゴールデンウィークに、大学時代の友人と久々に再会したんです。1年ぶりくらい?大学は一緒だったけど、彼女は留学していたか何かでずっと会っていなくて、その子はまだ学生でした。
私はというと、ゲーム業界とかいうところにひょっこりと入ってしまって、まだ1ヶ月。
まだまだひよっこだし、会社での先輩同士の会話の大半が意味不明だし、そもそも大した仕事らしい仕事っていうものは全くしていない状況。

でも、旧友に会って。

「いま、どんな仕事をしているの?」
「ゲームってどういうふうにできるの?」
「普段は具体的にどんな作業をするの?」

こんな、旧友の素朴な疑問に、答えているだけで。
自分がどんなスキルを身につけつつあるのか、どんな職業人になりつつあるのか、客観的にわかってくる。
ただの新卒1ヶ月のぺーぺーだと思っていたけど、たった1ヶ月で、ゲームがどうやってできるのか・どんな人達がどのように働いているのかをこの目で見た、という経験を得ているということに気づいた。そしてそういう些細な経験ではあるけれど、そんなことが、業界以外の人にとっては私の強みになりつつあるという事実を知った。そして、その小さな経験の積み重ねこそが、自分が生きるための武器となっていくのかなと、うっすら思った

自分のスキルのことを客観的に考えさせられる機会って、意外と少ないなーと思います。
業界以外の人と交流することが、その良いきっかけになることが多々あるけれど、そんな機会はなかなか訪れない。
そこで、旧友に会うのオススメ、ってわけでございます。
自分の強みがもし実感できたなら、そうかそのスキルを育てていけば生きていけるんか、という社会の荒波の中で生存していくちょっとした自信みたいなのが芽生えて、ゴールデンウィーク明けの仕事に至っては習得スピードが俄然向上する次第であります。本を読みふけるゴールデンウィークもいいけれど、百聞は一見にしかずじゃないですが、ビビッドな体験をしたほうがよっぽどゆくゆくのスキル向上に繋がると思うのでございます。
その後に、本を読めばいい。本はいつでも読めるし、ゴールデンウィークに限らず勉強したくなったら逐一読んだほうがいいと思います。

近ごろ異業種の方と交流する機会が何度かありまして、
客観的に自分のスキルを知ることの大切さを改めて痛感したので書き書きしました。


まああれです、私のゴールデンウィークは、旧友に会うという名目で完全に旅行しに北海道に帰りますけどね!!
望遠レンズ買っちゃったからもう楽しみ倍増ですしうふふ。

PENTAX 望遠ズームレンズ DA55-300mmF4-5.8ED Kマウント APS-Cサイズ 21720

PENTAX 望遠ズームレンズ DA55-300mmF4-5.8ED Kマウント APS-Cサイズ 21720

モエ・エ・シャンドンのギフトを頂いたので、望遠レンズをポチりました

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ありがとうございます!!!!!!
ほしい物リストよりギフトをいただきました!!
www.amazon.co.jp


まさかの、モエ・エ・シャンドン。
飲みやすすぎてグビグビいくやつです。

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こちらの記事の祝福としてプレゼントしていただけたと思っております。
colopon.hateblo.jp

そして、これは、
「お前もっとカメラがんばれ」
と背中を押していただけたと解釈させていただきました。


最近のカメラ話で悔しかったことと言えば、
写真ブログとして利用しているTumblrにも書かせていただいたのですが、

http://colopon.tumblr.com/post/115911752911/35mm
colopon.tumblr.com


ドッグショーに出向いてわんこモフモフを楽しんだものの、ドッグがショーしている地点までの距離がややあって、私のなめた単焦点の標準レンズではまったく歯が立たず。
やむなく足元にいるショーしていない一般ドッグの撮影に明け暮れまして。

http://colopon.tumblr.com/post/115755613391
colopon.tumblr.com


それはそれで楽しかったのですが、やはりここで思うのが、
「ああ、望遠レンズが欲しい」
という完全に沼逝きの発想でございまして。

そして追い打ちを掛けるかのように。
私の旭川の実家のお向かいに住んでいる同級生もやたらと写真にドはまりしているのを知りまして。
その方が、こんな写真を、ちょうどドッグショーで撃沈したあとあたりに発表されました。

hellowww.flickr.com
※はてなブログの埋め込み機能で掲載させていただきましたけれど、なんか著作権的に大丈夫なのかこの埋め込み方。リンク先で高解像度で是非ご覧くださいませ。
hello | Flickr - Photo Sharing!


実家の近所の公園で撮影された、リス。
すごい。リスが完全にこっち見んな状態。
こんな写真撮れるんかいな、と。あたしのレンズでこれやろうとしたら、手の届く範囲にリスがいるような状況じゃないと難しい。

リスが近所で撮れるという旭川のポテンシャルにも驚きつつも、改めて、
「ああ、望遠レンズが欲しい」
と思わざるを得ない一件でした。

そして今回のモエ・エ・シャンドン。
ここまで祝ってもらってしまったのだから、なにか自分のできる精一杯をしなければならない気がして

「ああ、望遠レンズ、買おう」
ポチり。

PENTAX 望遠ズームレンズ DA55-300mmF4-5.8ED Kマウント APS-Cサイズ 21720

PENTAX 望遠ズームレンズ DA55-300mmF4-5.8ED Kマウント APS-Cサイズ 21720


商品の到着は明後日くらいみたいです。
あー楽しみ。
ゴールデンウィークに北海道に帰省して知床行こうと思ってるので、なんかリスとかエゾシカとか激写したろうと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
モエ・エ・シャンドンによって背中を押してくださいまして、本当にありがとうございました!


蛇足ではございますが、最近Instagramも改めてがんばりはじめました。
ぜひフォローしてやってください。コーギー多めです。

ドッグランではしゃぎ過ぎたあと。#corgi #コーギー #短足部 #犬バカ部 #犬 #いぬ #わんこ

私の写真が、成田空港「ナリタニストロード」にデビューしました。

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新しくオープンした成田空港第3ターミナルと、第2ターミナルをつなぐ通路、通称「ナリタニストロード」に、わたくしの写真が掲示されました。

2枚も。
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とても名誉なことだなあと思っております。
通路自体はこんなかんじです。
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プロの写真家として活動されている方々の写真に混じって、異物のように2枚も混入させてもらって、なんだか恐縮ではございますが。
はじめて、自分の写真がプロと同じ土俵に並んだことを、ただただ光栄に思うと同時に。
もっとやれるんじゃないかという欲求を駆り立たせるのに十分な体験でございました。

ちなみに掲示されてるのは、過去にこのブログでも貼っつけた以下2点の写真でございます。

紅楼への道。
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台北101からの眺望。
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B1だったかの印刷に耐えうるのか心配だったのですが、間近で眺める限りとりあえずは大丈夫そうだというのと、自分が思った以上に思った通りにプリントされているというか、プリントって思ったよりこわいものではないのだなあと思いました。きっとそれもプロの仕事だからかな。
そんな技術も含めて、今回の「ナリタニストロード」に関わった方々のプロの仕事をまざまざと見せつけられた次第です。
そして、「自分ってなんのプロなのかな」と考えさせられることとなりました。

一応ライターとしてもメシ食わせてもらっている以上は、少なくともWebライティング界隈ではもっと活躍していたい。それ以上に、Web界隈の運用まわりやKPIを理解している人間として、既存のプロフェッショナル達に食い込んでいける土壌がないかを虎視眈々と狙い続けていたい。
いろいろとなんとかしたいと思ってます。自分が本当に「プロ」であると、胸を張って仕事ができるように。

学問も、「学生時代にしかできない」ということはない

colopon.hateblo.jp

上記のエントリのブコメを拝見し、言いたいことが出てきてしまいまして。
追記で対応しようと書いていたのだけど、思いの外長くなってしまったので別エントリとさせていただきました。

勉学や研究も立場や年齢に関わらずできます
働きながら研究して、結局研究が好きで研究室に戻ってくる方をたくさん見ました。社会人だけど学生に混じって受講されている方もいました。
エントリ初稿で勉学まわりについて触れなかったのは反省です。

ここでどうしても追記したく筆を執ったのは、そう思われるのは非常に悔しいというブコメがあったからでございます。

id:nekora “・長期旅行や格安旅行 ・インターン ・サークル活動 ・友達をいっぱい作る” 重要な事が抜けている…w さては人文系卒か…って文学部卒とな。やっぱりな。

「人文系(文学部)は勉強していないひとが多い」というような趣旨のコメントには非常に反感を覚えます。

私は高校3年生のころ、「言語学が好きになる本」を読んで、本当に言語学が好きになって、その先生の元で勉強したいと思い北海道を出て名古屋に進学を決めました。

言語学が好きになる本

言語学が好きになる本

その経緯もあって、研究者になりたいという志のもと、少なくとも大学2年生までの2年間は言語学に真摯に取り組んだつもりでいます。
研究室には様々な国・性別・年齢の方が出入りしていて、それだけで刺激になったものです。学問の深淵も垣間見たような気がしました。私の他にも、学問に正面から取り組む文学部生はたくさんいましたし、進学して研究を続ける同期もいます。
文学部は勉強しない奴だらけ、というイメージを加速させるようなエントリになってしまったことを悔しく思います。
せめて自分の守りたいものは守れるように書きたいなあと、心から思う所存でございます。

ちなみに研究者を志していた私はどうなったかというと、大学2年の終わり頃、ついに「研究」の現実と自分の能力のギャップに気づきました。要するに、研究に対する努力の才能も、センスもあまりないらしいということを自覚したわけです。
これが、人生初めての大きな挫折でした。それまで夢を諦めたことは一度もなかったというお花畑人生だったので、こんな挫け方でさえ「大きな挫折」として自分の心を苦しめたのです。
その後、次に「好きなこと」と思っていた「ゲーム」に携わりたいと思ってゲーム業界に入信し、ころころと転がるうちに現在に至るわけですが、それが正しかったのかはぜんぜんわかりません! なぜか文学部出身でゲーム屋さんになったのは、こういう深そうで全然深くない理由があったからなのです。
そんな人生ですが、後悔はしてないです。自分の好きなこと・やってみたいことを全部やった結果が今、なので。

蛇足ですけど、「言語学」、楽しいですよ。
明日から高校3年生になる子がもしこのエントリに出会って、「言語学が好きになる本」を読んでくれたら、私と同じ道を歩むかもしれないですね。かわいそうに。

言語学が好きになる本

私が好きなはてな女子に、勇気を出してAmazonギフトをプレゼントしてみた

私の唯一の「上司」と呼べる存在の方がいて。
その方は、新卒でお金無し子の私を、週に1回くらいランチに連れて行ってくれて。
そしてもれなくおごってくれた。

いつもいつも申し訳ない気持ちと、ありがたい気持ちで、どうやってその恩に報いたら良いのだろうと考えていたのだけれど。その方が常に言っていたのは、

「このお返しは後輩にするんやで」

という言葉でした。


いつもクレクレ厨だった私。

↓こんなかんじです。プレゼント受け取ると本当に嬉しいわけではございます
colopon.hateblo.jp


そんな私もそろそろ後輩ができはじめる年齢になりました。 そしてついに自然と、
あ、この人にプレゼントしてあげたいな。
という気持ちが芽生えたわけです。

その方は、id:niko_97さん。niko life...というブログを運営されています。
たしかカメラにハマりはじめた時に出会ったブログだったのですが、私のカメラ沼が深くなればなるほど、nikoさんのブログで勉強しつつ癒やされておりました。
なんというか、守ってあげたくなるかんじありますよね。うふ
これ以上書くと本気で引かれそうなので止めておきます…

先日お誕生日だったようで、ほしい物リストに凸させていただきました。
そしたらば受領エントリ書いてくださってました。なんだか嬉しい。
niko.hateblo.jp

しかしあれです、Amazonギフトの仕様がよくわからんけども、私ふたつプレゼントしたんやけどな!w

Amazonベーシック レンズクリーニングペン

Amazonベーシック レンズクリーニングペン

【Amazon.co.jp限定】Amazonオリジナルマグカップ黒

【Amazon.co.jp限定】Amazonオリジナルマグカップ黒

マグカップのほうは今日届くらしいです…すんません!
ギフトメッセージの入力欄が商品それぞれにあって、意味わかんないから最初のひとつにしかメッセージとか入力しなかったしな!
配送の関係上別々の包装になったっていうのが事の真相なのかしら!つまりなんだかよくわからないけど、ダサいかんじのプレゼントになっちゃったよ!
もしかして、それを防ぐのが「あわせ買い対象」って書いてあるタグの商品なのかしら。きゃー。なんかダセえ。

というわけで、プレゼントするときはそういう気遣いもできるような女の子になりたいです。
はてな女子に自ら進んでアクションを起こすのとか初めてだったのでお許し下さい。
引き続きよろしくお願いいたしますです><

私もまだほしい物リスト公開中ですが誕生日でもなんでもないので、また誕生日になったら大々的に告知しますね!!!!!!!!!!!!!!!!

もちろん、上司からいただいた恩を返すべく、応援したいひとを応援するのも引き続きやってみます…!

「学生時代にしかできないこと」なんてない

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「学生時代にしかできないこと」というものを、私自身も卒業前に社会人のお兄さんお姉さんにいっぱい聞いた。
そうすると返ってくる答えは、

・長期旅行や格安旅行
・インターン
・サークル活動
・友達をいっぱい作る

などなど。
とにかく学生は時間があるし自由もあるんだから、その時間を有効利用しなさい、という趣旨のアドバイスをいっぱい受けた。

当時の私はそれを鵜呑みにしてまあいっぱい旅行も行ったし、インターンもしたし、サークル活動もした。それはそれでいい思い出だけど、あの時しかできなかったことがあるかと言えば、ない
最後の学生生活とか言って、大学四年の春休みにはいろんなことをしようと努力した。
例えば長期旅行や格安旅行。青春18きっぷで名古屋から北海道は旭川まで行ってみたり、西側では福岡まで青春18きっぷで行った。たしか1週間くらい。格安旅行も、レンタカーひとつ借りて5人で乗って、名古屋から鳥取砂丘を見に行ったりした。
でもそれって、一応社会人として生きている今でもやりたいし、やろうと思えば十分できる。1週間休みを取ればいいだけの話。1週間も休み取れないよ、っていうのは本気で取ろうとしてないだけではないでしょうか。今はシルバーウィークまであるし。
むしろ長期旅行に関しては、社会人の今のほうがもっと行きやすくなった。何しろお金がある

インターンで様々な職業体験をしよう、みたいなのも、様々な働き方が知りたいのなら派遣や副業でトライできる。学生時代のやわなインターンよりよっぽど刺激的。あとは、もっと手軽に、異業種に面接に行くのもオススメ。私は占い業界に面接に行ってみた時のことを未だに濃い思い出として心に留めていたりする。
インターンに関しては、そもそもいっぱい行くことに意味があるのかという議論もありつつ。

サークル活動こそ、年齢関係なく誰でもできる。軽音楽部を卒業して、今バンドやってる私もいますですし。
友達をいっぱい作るってのも、学生時代の友達は大切だけど、社会人になってからもいっぱい似たような友達・知り合いができるので問題なし。

つまり、「学生時代にしかできないこと」を探してやるのではなくて、やりたいことをやりましょう、という話です。


ちなみに私の話ですが。
私は、年を取ればとるほど、様々なしがらみからも卒業して、どんどんと自由になっている
正社員として誰かに認められるために働くこともやめたし、自分の心を傷つけてまで会社に捧げるのもやめた。旅行に行きたいときは休みを確保して行くことができる環境にいられるようになった。自分が好きだと思える仕事に、まるで遊んでいるかのような気分で取り組める環境に出会うことができた。
学生のころは、社会人になったら働き詰めの人生が待っていてひたすら老後を待つ日々に違いない、と思っていたし。だから必死に「学生時代にしかできないこと」を探していたわけです。

そんなに社会人って絶望するものではない、自分の振るまい次第では


今週のお題「卒業」
卒業シーズンでしたね。お題と書きたいことがたまたまクロスした。わーい


写真の腕をあげるべく、Tumblrはじめました

colopon Photo - 旅を仕事にする

27歳にして初めて海外旅行行ったわけだけど(しかも台湾)

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そういえば初めて北海道から脱出したのは17歳のとき。それも修学旅行で。
そう思えばその後10年で海外にまで行けるようになったのだから、相当な進歩なのかもしれない。

というわけで行ってきました、初海外、台北。
なんていうか、私としては海外っていうものはものすごい敷居の高いもので、とてつもない手順を踏まなくてはいけないもので、そしてとてつもなく危険な場所だからものすごーく準備しなきゃいけなくて…と思っていた。
でも実際は、フライトとホテルとパスポートだけとってしまえば、国内旅行と大した変わらないのね。
飛行機自体は道産子の本州歴10年ってことで慣れてるのもあって爆睡、飛び交う言語が外国語なのも大学が言語学研究室で外国人だらけだったし今の会社もなぜか外国人いっぱい集まってくるしで違和感を特に覚えずこんなもんだろと。

そして行き先が台湾だったのもいけなかったのかもしれない。漢字読めるから看板には困らない、街並みは大阪を思い出す雑多感。

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なんというか、海外旅行って意外と気軽に行っていいのだな、というのが旅の第一印象でございました。
(もちろん旅先が台湾だったというのが大きいというのはわかっているつもりだけど)


着いてからずっと、これは本当に「海外旅行」なのだろうかという疑問を抱きながら二泊三日を過ごしました。
また行ったのも、温泉地だったり海辺だったりタワーだったりして。もっと「それっぽい」ところに行けば良かったのかもしれないけれど、後悔はしていない。

北投温泉。草津温泉を思い出した。
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淡水。曇ってた。
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淡水紅楼というレストランへの道。情緒あふれてたけど台湾っぽくないかも。 f:id:colopon:20150306170343j:plain

台北101からの夜景。雲の切れ間から覗く街並みは美しかった。 f:id:colopon:20150306191135j:plain

やっぱり士林夜市は活気溢れて圧倒されて、その空気感が居心地よかった。
一番異国感は感じたけれど、「観光客がほぼ全員行くところ」みたいなノリな場所なので、私としては「ここが一番良かったよね」というのはやや不服。

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臭豆腐食べた。
翌日のトイレでびっくりした。自分の大が他人感のある香りづけになっていた。


詳しい旅路はtripro VOICEに寄せたので公開日をお楽しみに、ということで。(ライターページはこちら→コロポン | tripro VOICE

とにかく27歳にしてついに世界を席巻する女となれた私は、世界を恐れすぎていたのかもしれないと思いました。
海外旅行おもしろい

次はどこへ行こうかな、ソウルかな、バリかな、セブ島かな…
次も近場がいいなとか思うくらいはまだ海外畏れてますけどもね!

海外感があって近場で安全っぽい場所、探し中でございます。
そしてまだ海外行ったことないという方がもしいらっしゃいましたら、思ったよりこわくないよ海外、ってことでベリーイージーモードで過ごせた台湾を初海外の地にオススメいたします。

写真うまくなりたいな、と思って実践してる5つの方法

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近頃、写真ってやっぱいいよね症候群になりました。
少しでも自分の中で「いいな」と思う写真が撮りたいという欲求が高まったのと、せっかく書き手としての仕事もいただいているので、表現のなかのひとつの武器としてももっと「いい写真」ってやつを撮りたいな、と思い、いろいろと学んでいるところでございます。
特にWebライターの仕事を通じて、アイキャッチの写真は絶大な力を持っていると痛感することが多々あります。

上記の写真は下記の記事のアイキャッチなのですが、なかなか好評でございました。
個人的にはいろいろとおかしなこともいっぱいあるHDR写真となっておりまして、ぜんぜん完璧ではないにしろ、一定の成果を挙げられてうれしーなーなんて思った写真でした。記事タイトルや本文ももちろん大切ですが、アイキャッチのノリもなかなか大切なのかな、なんて痛切に感じたものです。

というわけで前置き長くなって恐縮です。
ライターのたまごに何度か聞かれることがあったので、書いてみることにしています。
というか私もまだ写真はじめたばっかりで、いろんなこと試しました。その結果、「なんか効果あるかも」と思ったものを書き残すこととします。

Pinterestで好きな写真をピンしまくる

コロポン さんの Pinterest ボード「好きな写真」をフォローしましょう。

これは、この記事に書かれていたことをまるっと鵜呑みにして実践してみたものです。

この記事中に書かれていた、この部分。

まずはじめに、良い写真、上手な写真とはいったい何か?そこをハッキリさせておきましょう。ここがハッキリしないとどこを目指して良いか分からなくなりますよね。
良い写真、上手な写真の定義は人それぞれですから、あなたのオリジナルのものでOKです。オススメの方法は好きな写真を50枚くらい集めてみることです。

なるほど、いっぱい好きな写真だけ集めて眺めてみれば、自分の「好き」がわかる、ということか。
そう理解して、Pinterestでやってみたわけです。
するとびっくり。自分の好きを、本当にわかってきた
そうしてその共通項を見ていくと、なんかとりあえずどひゃーっとした色彩のが好みだったみたいで。それでなんだこれは、と思ってググった結果、「HDR撮影」という用語を知った次第です。
なんというか手の内がわかると急に冷めてしまって、今はまた少し違う写真が好きになっているような気がしますが。
このPinterestのボードは、50枚くらい集めたら、取捨選択してまたピンして、を繰り返して常に「今の自分が好きな写真」の集まりにしています。そうすればまた、「ああ、こうやって撮ってるのが好みなんだ」とわかる日が来るような気がしているからです。


写真雑誌を読む

PHaT PHOTO、オススメです。ステマじゃないよ。
何が良いかって、まずNewsstandで読めるというのが個人的には高得点。

PHaT PHOTO

PHaT PHOTO

  • ZASSHI-ONLINE INC.
  • ブック
  • 無料

本当はプリントされた写真を眺めたほうがいいのだろうけど、電車通勤時間が長い私にとっては、すべては電子化されているのが嬉しいわけでございます。
そして中身はというと、プロがどういうことを考えて写真を撮っているのかがテキストで書いてあるので、写真の考え方がわかるようになりました。というのと、アマチュアの写真の批評が、これまた勉強になります。(あんまり上手く見えないような)入選作品にまでコメントが添えてあって、どうしたらより良くなるかがわかります。ありがたやありがたや。

風景写真には2つ以上の要素があったほうがいい、とか、美味しい食べ物は寄って撮影したくなるけど寄り過ぎている人が多い、とか、背景を整理しよう、とか、コントラストと彩度を上げたくなる写真は写真に力がないんじゃないの、とか。あ、すんませんって思います。

カメラを持ち歩く

カメラを持ち歩いて撮影頻度を増やす、っていうのは物理的に効果がある施策だと考えてはいるのですが。
私、初めての一眼レフはこちらのPENTAX K-50。
(なんかやたら安くなってる。)

この子、APS-Cサイズですし、まあやはりそこそこ重みと大きさがあるわけです。
私、へなちょこボンバーなので、これを毎日首から下げて通勤するとか難しいわけでございます。
なので、奮発して買っちゃった。日常用、ミラーレス一眼PENTAX Q7先生。

ボディが手のひらサイズ、首から下げても重みはほぼ感じずに済みます。
やっぱり撮り心地は違うけれど、それでも毎日カメラと一緒にいられるというのは心強い。
そしてQ7さんの広角レンズも今日ポチるという沼。

EXIF情報を見る

この綺麗な写真、どうやって撮ったんだろう…?
という疑問を解くヒントになるのが、EXIF情報。
もし残っていたらラッキー。Chromeユーザであればこちらを入れておくのをオススメします。


発表の場を設ける

やっぱり見てもらわないと!
せっかく撮った写真ですし。見せること前提で写真を撮ると、必死感が違います
私は取材を重ねれば重ねるほど、自分の思ったとおりに写真が撮れるようになってきました。
もちろん、まだまだまだですが。
あれです、もし発表の場がないと思っている方は、ブログおすすめです。
そしてプリントして壁に飾るとかそういうのもオススメです。今わたしそれに挑戦中。


違う方法も編み出しながら、もっとうまくなれたらいいな。
がんばります。

たまには突然、通勤電車で終点まで行って日帰り旅行するのどうですか

今日は雨だしやる気がでない。
感情で動くいきものらしくて、雨の日は気分がぜんぜん乗ってこないし、とにかくやる気がでない。そうこう考えていると、無駄に鬱っぽくなる。どこか遠くに行きたくなってくる。そのまま遠くに行くのもたまにはいいと思ってる。
そうだ、遠くへ行こう。

いつもは忌み嫌う通勤電車に乗って、気になっていたけど行ったことのない、終点まで行く
そんな妄想をしたが最後、やるしかなくなるわけです。
とりあえず思い立ったら、会社を適当な理由で休みます。
そして、気になっていた終点に行く。

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みさきまぐろきっぷサイコー。
とりあえず京急下り線で通勤してる人はみんな一度はやるべきだと思う。



正直にいうと、こんな「通勤電車の旅」は三崎口行きの一度しかしたことがなく、それも決行してからずいぶん時間が経ってしまった。(上記の写真を撮った日はまた別の日です)

そろそろまたやりたい。
今やるとすると、終点まで乗ると西高島平に着くんだけど、いったいなにがあるんだろう…