レールを外れてもまだ生きる - コロポンのブログ

派遣OL、ベンチャー企業取締役になる。二児の母。ふつうの会社員にはなれなかった人のつぶやき。

出社は週2回だけ、の開発チームになってから1年経っていたので振り返ってみる

今のベンチャー企業にオフィスレディとして勤務し始めてから、よくよく考えたら今月で丸二年が経っていました。
社会人5年で5社目に入社していた私にとって、勤続3年目というのは言わずもがな歴代最長記録を更新中でございます。
こんな繊細チンピラで絹豆腐メンタルな私が、この会社で細く長く生き続けられている要因は何なのだろうと、このたび考えるきっかけがありまして。(ベンチャーの割に5年目に突入したこの会社もなかなかしぶといんだけど、今回はそこは問わない)
会社の雰囲気がいいとか、攻撃的なひとがいないとか、そういう「ひと」的な部分はもちろん、要因のひとつではあるけれど、そんなことをここで自慢してもどうしようもないので。

このシステム素晴らしいなーと思っているのは、「出社は最低週2回」にしていること。
もちろん、忙しいときには出社したほうが効率的だし出社しよう、という時もあるのだけれど。基本的には月曜・水曜の2日だけ、全員顔を合わせることにしています。

経緯

まったく自慢できることではないのだけど、昔いたエンジニアさんが「俺は出社したくないんだ」という確固たる信念のみでスタートいたしました。
今思えば、「そうですか……じゃあ出社は週2回にしましょう」ってすぐなったのが不思議だけど。

私の所属する開発チーム構成

主にiPhoneアプリを作っています。その他Webサイトもちまちまと。

「開発メンバー」というと、

・ディレクター(私)
・iOSエンジニア
・サーバサイドエンジニア
・サーバサイドエンジニア(最近joinしてくださいました)

この4人。
その他に細かく言うと、

・しゃちょー
・営業・マーケ
・メディア運用
・デバッグ&サポート

的な方もいらっしゃいますが、結局今ではほぼ全員、最低週2日の出社になっています。(週1日の方もいらっしゃる)

ルール

・13時~18時は連絡とれるようにしておく(電話・Slack)
・その日やることを午前中にSlackに書き込む

よく考えたら、ルールはこの二つだけかも。

メリット

■「週2回くらいなら出社できる」という程度の遠隔地の方がjoinできる
実はこれがかなり大きなメリットなんじゃないかと思ってます。
ベンチャーで働くというのはそれなりに残念な部分もあるので(給料とか不安定さとか給料とか)、どうしようもない残念な部分以外で工夫しないとなかなか素敵な方に出会いにくいという問題があります(時たまベンチャーというもの自体を面白がってくれる素敵な方もいらっしゃいますが)。
しかし「出社が週2回なんです」と言った瞬間、千葉の奥のほうからも、「その条件なら働けますありがたや」という方々が現れ始めました。いやーありがたや。
開発チームとしては、どんな働き方であっても成果さえ出してくれたらそれで良いわけで、まさにWin-Winってやつだと思います。

■出社日にミーティングを集中させ、自宅勤務日は作業に集中する
これも、ものすごい素敵です。
開発あるあるだと思うのですが、ディレクターが「仕様変更ガー」などと言ってくる影響で、脳みそフル回転でガリガリ書いているその精神と時の部屋の静粛がまったく保たれない現象。ディレクターとしてはすごくその辺神経使うんですけどね、しかしデスクが近いと話しかける頻度も上がりがち。
そこで、この「週2出社」の出番。

・月曜と水曜は、ミーティングも多め。仕様の話などは極力この日にする
・その他の日は、作業に集中する日。Slackで最低限のコミュニケーションはもちろんする

こうすることによって、エンジニアはもちろん作業に集中しやすくなる。そしてディレクターとしても、仕様を詰めたり作業するのは出社日以外で、出社日にはきちんと整理されている状況にする、というメリハリがかなりはっきりつけられるようになりました

■メンタルが大変いいかんじ
毎日毎日、満員電車に揺られて、遅刻しないように早歩きして、同じ時間にPCを起動して、一斉に仕事をはじめる。
普通のひとが普通にやってるこの普通の光景なんですが、私にとってはなぜか非常に苦痛でした。
好きなときに好きなだけ働きたい。ただそれだけ。
週2出社制度は、それをいいかんじに実現してくれてると思われます。週2回さえ顔を合わせていれば、あとは成果物さえちゃんと出して、コアタイムに連絡さえ取れれば。カフェでコーヒー飲みながらPCいじっていても、朝っぱらから釣りに行っていてもOK。ハゼの天ぷら美味かったー。
そもそも働くこと自体は嫌いじゃなかったんだ、という気付きにもなりました。毎朝起きて出社してPC開いてメール返して……という枠組みに組み込まれるのがしんどかったらしいです。
そしてさらに最近気づいたのは、私が仕事に集中できるのは、なぜか夕方以降だということ。それなのに今まで午前中から頑張ろうとしていたなんて。なので今は、午前~午後イチはさらっと流して、夕方~夜にゴリゴリするスタイルにしているのですが、すこぶる心身の調子が良い不思議が私の身に起こっています。

デメリット

■対外的に理解が得られにくい場合もある
まあ私のいるIT系はかなり理解してくれますが。
あとは取引先がガッチガチの勤務体系だったら、私もそれにあわせてそこそこ時間を意識して動かなければいけなくなると思ってます。取引先が9時-17時なのに、私は午後イチ稼働とかだったら、時差ありすぎだと思うので。

■サボるやつが出る可能性
それはそうなんですが。ぶっちゃけ出社しててもサボるひとはサボってるという。
ただこの出社システムを導入するのに絶対に必要なのは、信頼関係だとは思います。


簡単にいうと、スケジュールさえ守ってくれれば、働き方を強制することに意味はないという考え方だと思います。そして、なるべくならみんな幸せに働いて楽しく暮らしたい、平日も。
今のところそのいいかんじの答えが、私達の開発チームの中では週2出社、ということだったようで、だから1年以上もこのシステムを続けて、メンバーもほぼ変わらず来れたのかなと思います。

ちなみに。週1度も顔を合わせない完全リモートは、社員として働くのはちょっと辛いなと思ってます。この激流に揉まれまくるベンチャー業界、刻一刻と状況が変化するのを、顔を合わせないで読み取ってほしいというのはなかなか厳しいものがございます。もちろん業務委託とか外注としてはまったく問題ないのだけど。

お互いを信頼できる少人数チームであれば、すぐに実践可能だと思ってます。このエントリが参考になるかは定かではございませんが、実際に一応うまくいってる例ではありますので、ぜひチャレンジしてみてくださいませ。
ちなみにこのシステムを導入前、下記のような本も読みましたが、結局小さくトライアルしてみることが大事だなとは思います。まずは1週間お試しキャンペーン、とか。

小さなチーム、大きな仕事〔完全版〕: 37シグナルズ成功の法則

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強いチームはオフィスを捨てる: 37シグナルズが考える「働き方革命」

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未だ忘れられない出産予定日と、ラン旅と、これからの人生

今日は、出産予定日、だった。
つまり、うまくいってれば、そろそろママになってたというわけであって。大変不思議な気持ちでございます。

ネットなんかで情報収集することには、掻爬手術後1~2回目ほど女の子デーを見届けたのち、すぐに再トライして授かる例が多かった。
でも私は踏み切れないままに、手術してからもう8ヶ月くらい経っちゃった。踏み切れなかった、という心の問題だけじゃないんだけど。手術後に女の子デーが自力で来なくて結局またピル生活だし。

そして、けじめ、としてというか、なんとなくやり始めた
「フルマラソン完走したら妊活するぞ」
というささやかな目標。手術が12月上旬だったので、下旬からトレーニングはじめて、4月17日の大会で盛大なフィナーレを迎えるはずだった。
ところがどっこい、その大会は、中止に。
運命のいたずら、とかいう劇画っぽい言葉しか頭に浮かばなかったけども。もうちょっと真剣にトレーニングしないさいよあなた、っていう神々からの霊験あらたかなチャンスだと信じまして、現在もひたすらトレーニングに励む次第です。

そんなこんなで今年に入っていくつか「ラン旅」とかいうのをしていて、まあ、楽しい。日本国内でも、まだまだ行ったことのないステキな街がいっぱいあるものだなあと、実感させられます。具体的に書いちゃうとですね、

2月の、伊豆大島でのカメリアマラソンでマラソンデビュー。10kmだけど。坂多すぎてきつかった、けど、マラソン大会っていうのは、応援という名の無償の愛を知らない人からたっぷりと注いでもらえる温かいものなのだなあと知りました。
3月の上里町乾武マラソン、前入りして高崎で一泊。一度は行ってみたかった高崎の榛名神社とか榛名湖観光できたし、当日は上里町のみなさまの温かい出迎え(駅からマラソン会場までの道のりからすでに応援される)と菜の花と民家の間を縫う21kmの道のりが印象的で、また走りたいと思ってます。
そして4月の加賀温泉郷マラソンが中止になっちゃったわけだけど、初めて金沢に行って、定番の兼六園&21世紀美術館なんて行っちゃったりして。メシがうまかった。マラソンで消化するから大丈夫ーとか言って食い過ぎて、脂肪がお土産になった。
6月の南魚沼グルメマラソン、ハーフで参加。ゴール直前の八海山飲み放題な給水所をにわかに楽しみにしていたのだけど、30℃の気温でやられまくっていた私の身体は日本酒を一滴たりとも受け付けませんでした。その代わり、ゴール後のコシヒカリ食べ放題はお茶碗山盛り1杯いただきました、あんな美味かったのに1杯だけかよってかんじだけど21km走ったあとに言うほどメシ食えないという耐え難い現実。

ランニングブームじゃーみたいなノリは好きじゃなくて、なんやねん皇居ランって、ただ走るのが何が楽しいんだ、って未だにそれは思うし練習大っ嫌いだけど、「ラン旅」自体は大変楽しいものです。南魚沼などは観光地、というイメージはあまりないわけで、こういうイベントやってくれるからはじめて旅の目的地に設定できたわけです。すばらしいと思うこのシステム。


ただ、妊活とは共存できない趣味、というのが悲しいところ。
当初の目的である「フルマラソン完走したら妊活するぞ」は、変えてません。
8月28日の富士吉田火祭りロードレースでハーフ走って、そして、
9月25日のオホーツク網走マラソン。フルマラソン。
これを無事完走して、妊活するんだ(フラグ)

なので私の人生、まあ、大したことない人生だけど、10月からまた妊活フルコミットできるように、やろうと思ってたことはすべてやりきりたいと思う所存です。
妊娠って思ってた以上に生活の制約が出るということも、あの時知ってしまったから。酒も今のうちたらふく飲んじゃう。でもダイエットもしちゃう。うふ。
そして、
仕事がんばる。働きたくないでござると唱え続けていた私だけど、仕事フルコミットできるのってもしかしたらついにこの機会が最後かもしれない。いや、もちろん出産後もほんわかと働きたいけど、自分がいま想像する以上にその生活ってきっと様々な困難に出会い続ける日々になるだろうから。生活が基本的には変わらないだろうあと3ヶ月~半年くらいの間は、仕事を大真面目に取り組んでみよっかなと、決心してる次第です。

そんな、都会の隅っこで細々と生きるしがない私ですが、小さな決意だけ胸に秘めて、暮らしていきたいと思っております。
来週くらいには心折れてるかもしれないけど。それはそれでいいや。
がんばらない程度にがんばって生きます。

転職くり返してもメンタルやらかしても、それでも伸び伸び生きられる

www.utsujoshi.com

書きたいことが山のように溜まっているわけですが、取り急ぎこの件に関しては私から早めにどうしても言いたいことがある気がしてキーボード叩き始めました。なんか互助会?とかいうのの臭いとプロブロガー臭がぷんすかぷんして言及避けてたけど、ついに呼びかけたくなった所存でございます。

簡単に言うと。
3社退職したからってなんや。こちとら社会人5年で5社経験したんやで。
それでも人生詰んでない。むしろ生きれば生きるほど、どんどん面白くなってる。まったく自分でもびっくりするくらいに。

私が心療内科のお世話になった結果、手に入れたのは病名だけじゃなかった。
無理して働いても会社は助けてくれない。仕事の成果もあげられない。自分も幸せにならない上に、誰も幸せになれない。
そんなことなら、自分の好きなことやろう。好きなことと会社の方針がマッチする会社で働こう。もしくは派遣社員として割りきって残業なしで働こう、残業ないぶん家帰って好きなことして、それを活かして個人でボチボチ食いつなげるようになろうかな。とか。
そんな思考回路を手に入れた私。無理してゴリゴリ働いたから、早めに気づけたんじゃないかというプラス思考も込みで。

具体的に私の人生どうなったかというと、とりあえず適応障害だし会社員とか嫌だし派遣やってみよう、からスタートして、
・平日昼間は派遣で働く
・空いた時間でブログ書いたり、ライターの仕事をはじめたり
という二足のわらじ、というのでしょうか、そんな生活をはじめてみたら。
このブログのお問い合わせから何やらメールが飛んできて。
「このサービス使ってみてください!すごいでしょ!使ってくれたらブログにリンクしてあげる!」
とかいうぶっちゃけしょーもないメールだったんだけど、まあいっかーと思ってサービス使ってみたら、もうなんというか元Webディレクターの私の中に沸々と何かが込み上げる出来のサービスでして、キーボード叩き割る勢いで箇条書きの不具合&要望を書きなぐってどーんって送ったら、
なぜか今その会社で働いています。人生わけわからん。

そんなわけで今の会社のしゃちょーにブログをウキウキウォッチングされている次第なので、最初は、私の過去もぜんぶ知られてるー弱み握られてるぜグハァとか思ってたんですが。今やすべて承知していただいて、そんな私と働きたいと言ってくれているわけでして、私にとっては大変好都合な環境に運命的に出会えたと美化して語り継いでおります。
仕事の内容も、半分以上はわりと好きなことに直結できてて、ほんとラッキーだなと。
でもそのラッキーな出会いを手に入れられたのは、好きなことをちゃんと時間作ってやってたから。メンタルやらかして派遣やって、ブログやってライターしたから、今こうして伸び伸び生きられる。ぜんぶ私にとっては必要だった、はず。

要するに、人生詰んだと思ったら、まず心の赴くままに好きなことやったらいいと思う次第です。寝るでもいいし。散歩するでもいいし。(ひたすらに引きこもることだけは推奨しないけど。外部刺激だいじ。)
好きなことしてれば、案外何か起こるもんだと。それが人生なんじゃねーの。ってね、なんか現在の私はそう信じることで生きてます。

ちなみに転職回数増えることに関しては、私は3回目以降はもはや抵抗感なし。だって、転職回数が多いことも、「いろんな職場で生き抜いてきた、経験豊富なソルジャー」的に装飾してしまえば、それを面白がってくれる人もいるのがこの社会だ、って気づいたから。
この方とか。詳しくは存じあげないですが、ネットか本屋でこの経歴をウリにしてるのを見て、なるほどなと思ったものでございます。

僕はこうやって11回転職に成功した

僕はこうやって11回転職に成功した

理解のある環境にさえ出会えれば、メンタルやらかした経験があるっていうのも強みにもなる大逆転ホームランあるし。私なんて自分がそういうの発症したとき、「相手の気持ちを察する能力が人より優れてるんじゃね」みたいなこと言ってもらったことある。ものすごいプラス思考すぎて吹いたけど。
あとは運動ほどほどにして快活に過ごしたいでございますね、ええ、私は明後日、ハーフマラソンに行ってきます。膝だけが心配だ。
おだいじになさいませ。

適応障害をカミングアウトする

「適応障害です」と言われた回数を発症回数とすると、2年ぶり3回目の適応障害を経験いたしました。
これをきちんと「病気」となかなか認識したくないのかできないのかわからないのですが、自分としては認められなくて。だからこそ会社だったり周囲の友人だったりに
「私、適応障害なんですー」 なんて、言うのもはばかられて。
ずっとリアルな人間関係のある人には伝えてきませんでした。

その代わりこのブログであーだこーだ言ってたわけですが……
ついに今の職場のしゃちょーなどは私のブログの存在を知っているという環境でしたので(このブログ経由で採用されたでござるなので)、思い切って伝えてみたほうが気持ちがラクかな、なんて思って、伝えるとこまで頑張った次第です。

適応障害とは

私はいまだに自分のことを「適応障害」だなんて括りに入れられるのがイヤなのですが、それでもきっと「適応障害」だったんだろうなーって、治ったら気づくわけです。
症状としては、ほとんど「うつ病」と言われるやつと一緒だと思います。唯一違うのは、発症原因が明確に存在すること。その原因から距離を置けば、症状はラクになるという、たぶん登校拒否する子と同じような状況なのだと思います。

それで、私の発症原因っていうのは、だいたいの場合人間関係で、だいたいの場合お仕事関係です。
実際どんな症状かというと、

・会社にしぬほど行きたくない、行こうとすると吐いたり頭痛したりして全力で身体が拒否しはじめる
・それでも会社に行くと、基本的に涙が出そうになるので堪える作業でいっぱいになる
・そんなわけで仕事なんて到底進まないし頭なんて働かない
・夜、お布団にインしてもなぜか涙が出たりする

という、もうわけわかんないかんじになります。
でも自分のメンタルが弱すぎるせいだし、そもそも人間関係も言うほど悪くなってないし……って冷静に考えるとそうだってのはわかるのですが、身体がどうしようもなくなるかんじでした。
そして会社を休んだら、それはそれでそこそこ元気になるのだけど、日によってはずっと眠り続けてたりして。
このままほうっておくと、本当にうつ病になっちゃうなーって思いはじめて。

そうして、精神科にかかると、「適応障害」という称号を入手できる次第です。

適応障害をカミングアウトする

過去に適応障害を発症させた理由も、会社だったのですが。
これまでは、会社を辞めることで回避するという、荒業を披露しておりました。
だからフリーランスで生きたほうが社会にとっても有益だろうと思って、フリーランスで活動しようと思ってたのですが。
今の会社は、そんな私をすべて受け入れてくれた上で、私の力を貸してほしいって言ってくれて、そんな稀有な会社あるかいなと思って入社してるわけでございまして。
(あと、釣りや魚突きやバンドやら、趣味がやたらと合致したのも、私としては雇用されてもいいなと思った大きな理由なのだけども)

今の会社は、まだ辞めたくないなーと。
これまでのように会社を辞めて治すという選択肢は、ほんとのほんとの最後の選択肢にしたい、と。
そう思ったら、これはついに、しゃちょーにカミングアウトせなあかん、となったわけでございます。

カミングアウトした結果

採用権を持つ経営陣のふたりに時間をいただきまして、カミングアウトしやした。

「原因はだいたいわかってまして、でも大したことないんですけど、なのに身体がついてこないかんじでして、それってつまり「適応障害」というやつらしいです」

というかんじです。ふざけてるようなテンションじゃないと話せなかった。
そしてなぜかめちゃめちゃ涙出てた。わろた。恥ずかしい。ティッシュもらった。ありがたくチーンって鼻かんだ。

そしたら、しゃちょーさんふたりは。

・辞めないでほしい
・休み休みでもいいから、無理はしないでほしい
・そういうメンタルも含めてあなただし、それも魅力なのだから、自分を深く責めないでほしい
・むしろ発症するまで何もケアできなくてごめんなさい

というかんじでした。美化しすぎてるかもしれない。でもそれでも私は嬉しかった。
伝えられてよかった。


その後、私は無理な日は自宅作業することにしたりしてました。
そしたら、今やっと「あの時は本当に適応障害だったな」って思えるくらいには、わけわからない身体症状と精神状態に悩まされることはなくなってきました。
本当に感謝しかない。
まだ、不安要素もあるので無理はしないけど、会社に恩返ししたいなーっていう社畜精神が芽生えることとなりました。
まあ、無理はこの先もしないでマターリとやりたいですが!


会社深刻に行きたくない病に悩む皆様は、ぜひ一度精神科に通うとよろしいです。
第三者に話すってだけで、案外解決策が見つかってくるものだし、あとは「休職」という手段もとれます。診断書を書いてもらえれば。傷病手当で給料の何割かは休職中はもらえるし。
鬱々とした状態でゲッソリと働くことこそ、社会にとって害悪なので、まずは自分の身体と精神を良好に保つようにすべきかと存じます。
精神科っていうのは最初は勇気要ると思うけども。近所の病院を検索して、初診の方法を調べてみてはいかがでしょうか。

というわけで、適応障害がキツすぎてブログもずっと書けなかったのを、ドバーっと吐き出させていただきました。
やっぱり書くって楽しいなー。
今後とも精進いたしますので、引き続きよろしくお願いいたします。

嫌われる勇気

嫌われる勇気

↑適応障害になっちゃうような人間で、読んでない人には激しくおすすめします。
ただし、読んで理解しても、適応障害になるものはなる。悲しい。

ゴールデンウィークくらい本なんか読まず旧友に会いに行くべきじゃね?

噂によると今日からゴールデンウィークという猛者もいるらしいですね。はー。なんということでしょう。
最近の私はお仕事の方が充実しているせいか、祝日アンテナがやや下がっていて、昔のように「昭和の日wktk」とかつぶやかずに済むようになっておりますが。

せっかくのゴールデンウィーク。
真面目ボーイ真面目ガールのみなさんは、これは引きこもってビジネス書やら技術書やらを読みふけらなければならないとお思いかもしれませんが。
私としては、こういうお休みのときこそ旧友に会いに行くべきだと思っております。


この時期になると思い出すことがありまして。
社会人1年目のゴールデンウィークに、大学時代の友人と久々に再会したんです。1年ぶりくらい?大学は一緒だったけど、彼女は留学していたか何かでずっと会っていなくて、その子はまだ学生でした。
私はというと、ゲーム業界とかいうところにひょっこりと入ってしまって、まだ1ヶ月。
まだまだひよっこだし、会社での先輩同士の会話の大半が意味不明だし、そもそも大した仕事らしい仕事っていうものは全くしていない状況。

でも、旧友に会って。

「いま、どんな仕事をしているの?」
「ゲームってどういうふうにできるの?」
「普段は具体的にどんな作業をするの?」

こんな、旧友の素朴な疑問に、答えているだけで。
自分がどんなスキルを身につけつつあるのか、どんな職業人になりつつあるのか、客観的にわかってくる。
ただの新卒1ヶ月のぺーぺーだと思っていたけど、たった1ヶ月で、ゲームがどうやってできるのか・どんな人達がどのように働いているのかをこの目で見た、という経験を得ているということに気づいた。そしてそういう些細な経験ではあるけれど、そんなことが、業界以外の人にとっては私の強みになりつつあるという事実を知った。そして、その小さな経験の積み重ねこそが、自分が生きるための武器となっていくのかなと、うっすら思った

自分のスキルのことを客観的に考えさせられる機会って、意外と少ないなーと思います。
業界以外の人と交流することが、その良いきっかけになることが多々あるけれど、そんな機会はなかなか訪れない。
そこで、旧友に会うのオススメ、ってわけでございます。
自分の強みがもし実感できたなら、そうかそのスキルを育てていけば生きていけるんか、という社会の荒波の中で生存していくちょっとした自信みたいなのが芽生えて、ゴールデンウィーク明けの仕事に至っては習得スピードが俄然向上する次第であります。本を読みふけるゴールデンウィークもいいけれど、百聞は一見にしかずじゃないですが、ビビッドな体験をしたほうがよっぽどゆくゆくのスキル向上に繋がると思うのでございます。
その後に、本を読めばいい。本はいつでも読めるし、ゴールデンウィークに限らず勉強したくなったら逐一読んだほうがいいと思います。

近ごろ異業種の方と交流する機会が何度かありまして、
客観的に自分のスキルを知ることの大切さを改めて痛感したので書き書きしました。


まああれです、私のゴールデンウィークは、旧友に会うという名目で完全に旅行しに北海道に帰りますけどね!!
望遠レンズ買っちゃったからもう楽しみ倍増ですしうふふ。

PENTAX 望遠ズームレンズ DA55-300mmF4-5.8ED Kマウント APS-Cサイズ 21720

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「学生時代にしかできないこと」なんてない

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「学生時代にしかできないこと」というものを、私自身も卒業前に社会人のお兄さんお姉さんにいっぱい聞いた。
そうすると返ってくる答えは、

・長期旅行や格安旅行
・インターン
・サークル活動
・友達をいっぱい作る

などなど。
とにかく学生は時間があるし自由もあるんだから、その時間を有効利用しなさい、という趣旨のアドバイスをいっぱい受けた。

当時の私はそれを鵜呑みにしてまあいっぱい旅行も行ったし、インターンもしたし、サークル活動もした。それはそれでいい思い出だけど、あの時しかできなかったことがあるかと言えば、ない
最後の学生生活とか言って、大学四年の春休みにはいろんなことをしようと努力した。
例えば長期旅行や格安旅行。青春18きっぷで名古屋から北海道は旭川まで行ってみたり、西側では福岡まで青春18きっぷで行った。たしか1週間くらい。格安旅行も、レンタカーひとつ借りて5人で乗って、名古屋から鳥取砂丘を見に行ったりした。
でもそれって、一応社会人として生きている今でもやりたいし、やろうと思えば十分できる。1週間休みを取ればいいだけの話。1週間も休み取れないよ、っていうのは本気で取ろうとしてないだけではないでしょうか。今はシルバーウィークまであるし。
むしろ長期旅行に関しては、社会人の今のほうがもっと行きやすくなった。何しろお金がある

インターンで様々な職業体験をしよう、みたいなのも、様々な働き方が知りたいのなら派遣や副業でトライできる。学生時代のやわなインターンよりよっぽど刺激的。あとは、もっと手軽に、異業種に面接に行くのもオススメ。私は占い業界に面接に行ってみた時のことを未だに濃い思い出として心に留めていたりする。
インターンに関しては、そもそもいっぱい行くことに意味があるのかという議論もありつつ。

サークル活動こそ、年齢関係なく誰でもできる。軽音楽部を卒業して、今バンドやってる私もいますですし。
友達をいっぱい作るってのも、学生時代の友達は大切だけど、社会人になってからもいっぱい似たような友達・知り合いができるので問題なし。

つまり、「学生時代にしかできないこと」を探してやるのではなくて、やりたいことをやりましょう、という話です。


ちなみに私の話ですが。
私は、年を取ればとるほど、様々なしがらみからも卒業して、どんどんと自由になっている
正社員として誰かに認められるために働くこともやめたし、自分の心を傷つけてまで会社に捧げるのもやめた。旅行に行きたいときは休みを確保して行くことができる環境にいられるようになった。自分が好きだと思える仕事に、まるで遊んでいるかのような気分で取り組める環境に出会うことができた。
学生のころは、社会人になったら働き詰めの人生が待っていてひたすら老後を待つ日々に違いない、と思っていたし。だから必死に「学生時代にしかできないこと」を探していたわけです。

そんなに社会人って絶望するものではない、自分の振るまい次第では


今週のお題「卒業」
卒業シーズンでしたね。お題と書きたいことがたまたまクロスした。わーい


写真の腕をあげるべく、Tumblrはじめました

colopon Photo - 旅を仕事にする

たまには突然、通勤電車で終点まで行って日帰り旅行するのどうですか

今日は雨だしやる気がでない。
感情で動くいきものらしくて、雨の日は気分がぜんぜん乗ってこないし、とにかくやる気がでない。そうこう考えていると、無駄に鬱っぽくなる。どこか遠くに行きたくなってくる。そのまま遠くに行くのもたまにはいいと思ってる。
そうだ、遠くへ行こう。

いつもは忌み嫌う通勤電車に乗って、気になっていたけど行ったことのない、終点まで行く
そんな妄想をしたが最後、やるしかなくなるわけです。
とりあえず思い立ったら、会社を適当な理由で休みます。
そして、気になっていた終点に行く。

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みさきまぐろきっぷサイコー。
とりあえず京急下り線で通勤してる人はみんな一度はやるべきだと思う。



正直にいうと、こんな「通勤電車の旅」は三崎口行きの一度しかしたことがなく、それも決行してからずいぶん時間が経ってしまった。(上記の写真を撮った日はまた別の日です)

そろそろまたやりたい。
今やるとすると、終点まで乗ると西高島平に着くんだけど、いったいなにがあるんだろう…

副業をしたほうが、人生は面白い。

ここ数日、副業絡みのネタをホッテントリで見ているような気がしたので、私の思っていることも書いておこうと思いました。
単純なんですが、副業してたから人生面白い方向に転がり始めたんです、私。

私は、ゲームを作ることをやりたいことだと思って働いてました。
でも、3年くらいやってみたけど、どうにも違ったみたいで。その現実を受け止めきれなかったのもあって、精神的にグダグダして逃亡。その後とりあえず、「派遣OL」という暮らしを選択。だけどこの時点でかなり人生投げやりになってた。
そこで思ったのが、やっぱり「本業」とするものは自分がやってて楽しいものにすべきだという確信。派遣の仕事はあまり選べないから、適当な職についたのだけど、この平日8時間本当に無駄だなとか思っちゃった。
でも転職する元気もないから、とりあえずやってみよう、やりたいこと。と思って始めたのがライティングまわりの副業でした。

そうしてブログを書き始めて、その他のライティング業務やらも受けるようになりまして。
ブログを頻度高めに更新するようになってから3ヶ月で、ブログを経由して様々なお話をいただけるようになったし、今働いているベンチャー企業からもブログ経由で知り合いました。
ほんと、たまたま。たまたま、ブログを書くということやライティングするということが、自分に合っていたのと、社会のニーズに合っていた、ただそれだけ

そんなたまたまの偶然も、まずは自分のやってみたいと思ったことをやってみることからはじまる。それをまずは副業からはじめるのが、生活を激変させることもなくリスク少なめでできてちょうどいいんじゃないかな、というのが私の思ってることです。


まああれです、人生、自分が面白いと思っていてなんらか社会やら誰かやらの役に立ってるなーと思えてたら万々歳やなと思っておる次第です。



ところで、私と同じチームで働いてくれる方を募集しております、私のベンチャー。
できれば副業と言わず本業としてコミットしていただきたいようなかんじの募集要項でございます。
いま、ちょうどわくわくが止まらないタイミングです。はい。
サーバさえやってくれたら文句言われないと思いますたぶん。
資金調達とか上場とか、そういう単語のことを身を持って理解することができるようになります。
どうぞよろしくお願いいたします。


記者ハンドブック 第12版 新聞用字用語集

記者ハンドブック 第12版 新聞用字用語集

↑ライターやるなら持っておくとええです。

ベンチャー企業で働き始めて3ヶ月。日々生きてる感じがする。

2014年7月に入社したので、今月で4ヶ月目。
別にしぬほど忙しいわけでもないし、特別な業務をしているわけでもない。
それでも「いま、私は生きてる」という感覚が強い。

その理由は単純で、
いま仕事しなければ数ヶ月後にほんとに食いっぱぐれるから。
いまこの瞬間を大事に、優先順位をつけて仕事していかないと、本気でお金がなくなる。
会社もそういうのぜんぜん隠さず開示してくれるので、自分ごととして、あーやばいなーと思う。このままじゃみんな、おまんま食べれません、と。でも、そんな状況を自分の力で打破できるかもしれない。みんなを食いつながせることができるかもしれない。実際はそんな偉大な力なんて私にはないのだけれど、「できるかもしれない」と思えることが気力につながる。

「生きる」という根源的な欲求から出るモチベーション。
今まで大手の正社員だったり、派遣社員だったり経験してきたけれど、「自分がやらないとみんなしぬ可能性がある」というモチベーションは初めての経験だし、今後そんなに訪れる経験ではないだろう。いろいろと大げさだけど。
このいわゆる「エキサイティング」な環境。
ベンチャーは不安定だし人数も少ない分仕事も多くて大変、とは言うけれど。
仕事をすることが生きる実感につながる面白さは、大企業の正社員や派遣社員のときにはまったく得られなかった体験。 私にとってはよっぽど、大企業で上司を説得するためだけにパワポを作ったり、なるべく波風立てないようにとひっそりと派遣社員して生きるほうがしんどかったし、大変だったでござる。


何が言いたいかといいますとですね、
ブログタイトルを

ベンチャーOLブログ

に変えてみましたよと。
これまでは、派遣社員という微妙な立場で渦巻いていた憎悪をぶつけるのが主目的なブログだったけど、これからは、ベンチャー企業OLとして渦巻く憎悪をぶつけるのが主目的になります。はい。

派遣辞めてからバタついていたこともあってなかなか向き合う時間がとれてなかったけど。考え方とか生きた道筋を表明するのは、私にとっても頭の整理になるし、もしかしたら誰かの役に立ててる可能性があるということを知りました。
だからまたコンスタントに書きたいな、って思ってます。

まああれです、
下記で取り上げていただいたので、嬉しくなってそのテンションでこの記事を書き上げたという単純ガールズなのですが。

「好きなブログ」企画やってたんすね、私も書かないと。
でもいつもはてブのトップからざっと見して読んでるからいくつかピックアップして挙げるのって難しいな。

そういえば、一人でひっそりと立てた今年の目標は「はてな村民として認められる」ことだった。ものすごい定性的な目標なんだけども。なんか、はてなに生かされてる私でもあるので、もう少し恩返ししつつ自分の居場所も見つけたいな…なんて。
しかしまあ、この発信量の少なさからいって今のところいろいろと望み薄いな。
まだがんばれば間に合いますかね…

小さなチーム、大きな仕事〔完全版〕: 37シグナルズ成功の法則

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Webライターなんて誰でもなれるんでしょ、って言われたんだけど

最近ストレスが溜まってるのかなんなのか、自由に書けるこのブログへの愛情がまた高まって参りましたわたくしです。
キーボードを叩きつけることによってストレスを発散するという、まあ社会にそれほど悪影響はないんじゃないかという手段を用いております。

つい先日。完全に私向けだけどそうじゃない風を装って言われた。ずっと根に持ってるんですが。

Webメディアの乱立のおかげで、ライターなんて誰でもなれるよね。

仮にもWebライターしてる私にそれ言っちゃう?っていうね。
その後その人の周辺の人達は、いや君ならなれるからなりなよー、から始まり、いや昔はブログで稼いでたんですよ実はーとかなって、横目で私はあーめんどくさいお疲れ様でしたーっていう気分になって、ちょっと距離置いたわけですが。

誰でもなれる、ほぼ全ての職業は

そもそもほぼ全ての職業、なろうと思えばなれるやろ、と。
なれないとしたら、資格を取るときに身体的な問題があって規定を満たせないときとか。

それなのに特にWebライターがそうやって言われるのは、なるハードルが低いからなんだろう。
でも実際Webライターやってみたらわかると思うけど、なかなか重労働ですぜ。自分のブランディングも考えなきゃいけないし、他人に読まれる文章っていうのはやっぱりブログで思いの丈を述べるのとはちょっと違うわけで。書きたくないこととか、苦手な分野のライティングであればあるほどそれなりに頭使うし、指の筋肉発達するんじゃないかというくらいにはキーボード打ち込むわけです。
ましてや収益プラスにするって言ったら、ビジネス的なセンスも必要。安く買い叩かれないようにせなあかんかったり、ブログにしたって、試行錯誤しながら広告の貼り方とか自分の見せ方とか考えるわけで。

結局書くのが好きかどうかが全て

全ての職業そうだけど、その仕事を愛せなかったら続けるのは難しいですよね。
ライターで言えば、結局書くのが好きかどうか。書いて表現するのが苦手な人だって世の中いっぱいいる中で、文章なら見られてもOKと思えるかどうか。

日本語ができない人も、中には存在する

それでも実際には、「書けない人」というもの中には存在します。書き言葉って意外と難しい。音感とかトーンとか、それこそ言葉で書き表しにくい部分…「行間」みたいなもので文章の雰囲気が表現できない人は、ちょっと向いてない。クライアントが求めるテイストが書けないだろうから。
あとは他人が読める文章が書けるか。文法的にも。母語だから楽勝でしょと思うけど、意外と難しい。…それはでも、慣れもあるわけで、私もやればやるほど自分の文章を客観的に見ることができるようになった。まだまだだけど。

結論

ほぼ全ての職業は誰でもなれるように、Webライターも誰でもなれる。
でもそれで暮らせるかといえば、ほぼ全ての職業と同じように、それなりの苦労が必要。

特に同業者から言われるのはまあそうだよねーってなるけど、ライターでもない人に言われても。負け惜しみかよ、というね。それを直に受ける私も私ですが。誰でもなれるのは間違いないけど、それを言うかえ?どの職業も一緒やろ?わたし傷ついちゃうよ?っていうお話でした。

これからWebライターになりたいなーという人は、まずはブログをはじめてみるのがよろしいと思います。ここから先は別の話かと思うので、またの機会にしやす。

いわゆる「ゴーストライター」さんの話。苦労が伝わってくる。Webライターとはまたちょっと違うけど、仕事に対する意識を学んだ。

職業、ブックライター。 毎月1冊10万字書く私の方法

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こんな本あったんか。あとで読む

書いて生きていく プロ文章論

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