レールを外れてもまだ生きる - コロポンのブログ

派遣OL、ベンチャー企業取締役になる。二児の母。ふつうの会社員にはなれなかった人のつぶやき。

Webライターなんて誰でもなれるんでしょ、って言われたんだけど

最近ストレスが溜まってるのかなんなのか、自由に書けるこのブログへの愛情がまた高まって参りましたわたくしです。
キーボードを叩きつけることによってストレスを発散するという、まあ社会にそれほど悪影響はないんじゃないかという手段を用いております。

つい先日。完全に私向けだけどそうじゃない風を装って言われた。ずっと根に持ってるんですが。

Webメディアの乱立のおかげで、ライターなんて誰でもなれるよね。

仮にもWebライターしてる私にそれ言っちゃう?っていうね。
その後その人の周辺の人達は、いや君ならなれるからなりなよー、から始まり、いや昔はブログで稼いでたんですよ実はーとかなって、横目で私はあーめんどくさいお疲れ様でしたーっていう気分になって、ちょっと距離置いたわけですが。

誰でもなれる、ほぼ全ての職業は

そもそもほぼ全ての職業、なろうと思えばなれるやろ、と。
なれないとしたら、資格を取るときに身体的な問題があって規定を満たせないときとか。

それなのに特にWebライターがそうやって言われるのは、なるハードルが低いからなんだろう。
でも実際Webライターやってみたらわかると思うけど、なかなか重労働ですぜ。自分のブランディングも考えなきゃいけないし、他人に読まれる文章っていうのはやっぱりブログで思いの丈を述べるのとはちょっと違うわけで。書きたくないこととか、苦手な分野のライティングであればあるほどそれなりに頭使うし、指の筋肉発達するんじゃないかというくらいにはキーボード打ち込むわけです。
ましてや収益プラスにするって言ったら、ビジネス的なセンスも必要。安く買い叩かれないようにせなあかんかったり、ブログにしたって、試行錯誤しながら広告の貼り方とか自分の見せ方とか考えるわけで。

結局書くのが好きかどうかが全て

全ての職業そうだけど、その仕事を愛せなかったら続けるのは難しいですよね。
ライターで言えば、結局書くのが好きかどうか。書いて表現するのが苦手な人だって世の中いっぱいいる中で、文章なら見られてもOKと思えるかどうか。

日本語ができない人も、中には存在する

それでも実際には、「書けない人」というもの中には存在します。書き言葉って意外と難しい。音感とかトーンとか、それこそ言葉で書き表しにくい部分…「行間」みたいなもので文章の雰囲気が表現できない人は、ちょっと向いてない。クライアントが求めるテイストが書けないだろうから。
あとは他人が読める文章が書けるか。文法的にも。母語だから楽勝でしょと思うけど、意外と難しい。…それはでも、慣れもあるわけで、私もやればやるほど自分の文章を客観的に見ることができるようになった。まだまだだけど。

結論

ほぼ全ての職業は誰でもなれるように、Webライターも誰でもなれる。
でもそれで暮らせるかといえば、ほぼ全ての職業と同じように、それなりの苦労が必要。

特に同業者から言われるのはまあそうだよねーってなるけど、ライターでもない人に言われても。負け惜しみかよ、というね。それを直に受ける私も私ですが。誰でもなれるのは間違いないけど、それを言うかえ?どの職業も一緒やろ?わたし傷ついちゃうよ?っていうお話でした。

これからWebライターになりたいなーという人は、まずはブログをはじめてみるのがよろしいと思います。ここから先は別の話かと思うので、またの機会にしやす。

いわゆる「ゴーストライター」さんの話。苦労が伝わってくる。Webライターとはまたちょっと違うけど、仕事に対する意識を学んだ。

職業、ブックライター。 毎月1冊10万字書く私の方法

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こんな本あったんか。あとで読む

書いて生きていく プロ文章論

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