レールを外れてもまだ生きる - コロポンのブログ

派遣OL、ベンチャー企業取締役になる。二児の母。ふつうの会社員にはなれなかった人のつぶやき。

清里町に、恋をした。

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北海道名寄市生まれ、旭川市育ちの純然たる道産子の私です。18歳のときに本州に巣立ってしまってもう純然でも何でもないのですが。

旭川に住んでいると、札幌方面や足を伸ばして苫小牧・登別方面にはちらちら行く機会はあります。そして釧路にも住んでいたことがあるので、三国峠を越えて旭川と行ったり来たりしたこともあります。あと北見方面にもわりと出やすいのでちらりとは行くのですが。

でも、北見のその先、網走やら知床やらの、流氷が着岸するような地域って、行ったことなかった。
で、今回初めて上陸しまして。
清里町


私、美瑛が好きで、帰省するたびに通ってる程度には好きなのですが。
美瑛は日本中のひとたちに知られているし、観光バスもガンガン来るし、ややメジャー感あるじゃないですか。

清里町というのは。
美瑛と負けず劣らずの牧歌感。静かに畑が広がる世界。
ぽつりと佇む、斜里岳。本エントリの最初の写真がその御姿。
春霞に夕陽が差し込む中に、真っ赤なトラクターが現われて。
素朴、としか形容しがたいその景色に、一瞬にして心を奪われた次第でございます。

しかし写真がない。
車窓の風景に目を奪われていたという言い訳と、あとあれです、高速ぶっ飛ばしてきたので窓ガラスがえらいことになってて車中から写真は難しかったのです。いやほんと、車降りて写真撮ればよかった。
仕方がないのでぜひこちらをご覧いただきたく。

清里町写真|きよさとデジタル館|北海道清里町

さくらの滝とか、6月~8月にサクラマスが飛ぶ姿を見られるって。見たい見たすぎる。
そして何より一面の畑。ひたすらに広大すぎる。
それはGoogleマップを見ていただければ、いかにひたすらに畑なのかわかっていただけると思う。


そして、美瑛は青い池がやたらメジャーになってしまったけれど。
清里町には「神の子池」がある
青い池より断然青いっす。透明すぎるし。木が化石のように腐らず沈み続ける神秘。

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しかし写真が悪い。日が沈みかけていたのと残雪の映り込みで何が何やら。ぐやじいでず。


美瑛並みのポテンシャルを備えているのに、まだ魅力を発掘されきっていないこのかんじ。
磨けばより一層輝くに違いない原石を見つけてしまった高揚感。
女満別空港からもそこそこ近いし、清里町経由で知床観光にだって行けちゃうわけだし。
もっと観光もフィーチャーされるべき場所だと思いました。もしかしたら地元のひとは嫌がるのかもしれないけれど。

美瑛で写真撮ってる写真家たちに負けないように、私は清里町を撮ろうかなだなんて思い始めましたです。
でも美瑛は実家から1時間もかからず行けるというのに、清里町は実家からは通えないな。
なんとか東京から通えるように方策を練らねば。
完全に恋と野心です
美瑛だけじゃないってのを世界に知らしめてやりたいと思う所存であります。


そんなゴールデンウィークでした。
旅行関係のベンチャー企業勤務ということで、このあたりのお休み取得がしやすくて本当に助かります。
人生がどんどん自由になっていくこの感覚に浸れて幸せですが、五月病がこわいです。
さーてはりきっちゃうぞーうふふ


今週のお題「ゴールデンウィーク2015」