レールを外れてもまだ生きる - コロポンのブログ

派遣OL、ベンチャー企業取締役になる。二児の母。ふつうの会社員にはなれなかった人のつぶやき。

やっぱあの時は病気だったとおもう

昨年9月に適応障害と診断されて会社辞めて、それで転職したわけだけど、今年3月になってまた調子が悪くなって今度は社会不安障害と診断されて、また会社辞めました。

あの時はなにがなんだかわからなかった。

何故会社に行けないのか、涙が出るのか、胃が痛くて起き上がれなくて一日中寝てた。

平日もそんな暮らしだったけど土日も同じく、ほとんど寝てた。

あの時は、医者に自分から通っておきながらも、言えば病名なんて勝手につけてくれるもんだなーと思った。

まあでも、今思えば、やっぱりどこかおかしかった。病気だったんだと思う。

 

どうして私がそんな状態になったかという原因は、自分ではわかっているつもり。

適応障害と診断されたときは、ほぼパワハラといってもいいものを受けてた。土日もいつかかってくるかわからない電話に怯えてたし、毎日朝、Skypeを立ち上げると(Skypeが連絡手段の会社だった)、上長から怒涛のメッセがきてた。それが毎日毎日怖くて。そして週に1度くらい突然呼び出されて、チームメンバーに対する愚痴まで聞かされた。なんて答えればいいんだよと思いながら。

社会不安障害と診断された転職先は、雰囲気は良い会社だったけど、とにかく労働環境が私に合わなかったみたいだった。朝は一応10時出社が原則だったけど、チームメンバーが揃うのが12時くらいで、そこからやっと始業というかんじ。それでダラダラ仕事をしつつ、帰りは早くて22時、遅くて朝5時。サークルみたいなノリが必要だった。そんな働き方してたら胃を壊しちゃって。吐き気で会社行けなくなる日が続いて…思い切って辞めちゃった。

 

そんなこともあって。

自信も体力もなくなって。

でも、やっぱり多少は働かないとなと思い、

今年5月から、「派遣」という働き方を選んでみた。

派遣という制度は、言われたことをやる、のが仕事なので、人間関係の心労はほとんどなくなった。淡々と仕事するだけ。(実際には、派遣同士の人間関係だったり社風だったりに影響されることもあるけど、私には割り切れるくらいの些細なことだった)

もし、労働するのに弊害があったら、派遣元の担当者にクレームを入れればいい。直接その労働環境を改善しようとして自分から動かなくても、クレームを入れるだけでいいので、ストレスはあまり感じなくて済む気がする。

 

自分で効率よくタスクをこなせば定時にあがれる仕事だったのも良かった。さっさとなんでも効率化して(効率化といっても、定型文を登録しまくったり、ショートカットを作りまくったり、たったそれだけで数倍早く帰れるような仕事。なのに前任者は定時であがれる日がほぼなかったらしい不思議)、さっさと定時で帰ってる。

その結果生まれた時間で、自炊をして、犬の散歩して、ホットヨガに通いはじめた。

家で食べるごはんの美味いこと。

犬を飼い始めて、夜に散歩連れてって、いろんな人とすれ違ってたまに会話して。それで自分だけじゃないな、なんて、なぜか自分を客観的に見つめられる時間ができたこと。

そして、ホットヨガで尋常じゃないくらい汗を流しつつ、自分の身体の調子と向き合う時間を作ることの大切さを知った。汗を流したあと、自分の身体の内部が冷えて凝り固まっていたことに気づき、なぜか優しい気持ちになれるようになった。

たったそれだけなんだけど。

それが、わたしが「あの時は病気だったんだな」と思えるくらいまでに、回復することができたきっかけ。

 

あの時は、本当に働きたくなかった。ずっと寝てたかった。

でも今は、働いて、お金をもらった分のいくらかを貯金しつつ、使ってよいと決めたお金で自分を幸せにするためにお金を使う。そんなことに幸せを見出しはじめて。

もう少し働きたいなーと思った。

家で働くことも考えたけど、もう少しサラリーマン生活してもいいかな、なんて。アフィリエイトとかめちゃめちゃ勉強してちょっとやってみたけど、どうにも肌にあわなかったのもあってw

今までやったことのないことをもう少しだけやってみたいな、とか。

また病気になっちゃうかなと心配だけど、そこはゆっくり転職活動しようかと。

 

ブログももう少し更新して、はてなに月会費払ってAdsenseでも貼ってみようかなwなんでも興味持ったことはさっさとやってみるべきだなと思う。

 

今やりたいのは、もう少し主体的に働ける場所に転職できるよう活動しつつ、情報を発信する側になってみたいという欲求を詰めてみようと思います。

みなさんも、どうかお大事に。