レールを外れてもまだ生きる - コロポンのブログ

派遣OL、ベンチャー企業取締役になる。二児の母。ふつうの会社員にはなれなかった人のつぶやき。

私も総活躍したいんだが、妊娠がこわい。

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保育園落ちた件が騒がれて、いろんなメディアにも取り上げられて、隅っこで細々と生きてる私の元にもその話は届いた。
私も子どもが無事できたら、そんな悩みを持つのだろうか。
子どもが欲しい、欲しいはずなのに、ぶっちゃけ次の妊娠がこわい。

私は流産してしまったわけなので、少子化に貢献することは今のところできていない。が、貢献したいとは思ってる。
だけど、あの3ヶ月の妊娠期間で、私は「つわり期間の恐怖」を知ってしまった。

とにかく常に吐きそうなので、仕事どころじゃない。
仕事どころじゃないけど、仕事を休む制度はないし。
なんといっても、「つわりに耐えて働きました」という武勇伝が美しいという風潮がある気がして。
女性が社会で対等に働くには、当然でしょ。そういう風潮。

女は男性と対等に働く権利を得た。 一方で、家庭に入るという概念がなくなり、妊娠期間も働くのが当然になった。
そして出産して、自分が働くために保育園に入れるのも、当然のような流れになった。いつの間に。

女性の社会進出、ってことばかりが制度として進んでいっただけで、性差に関する制度や世論がまだまだ成熟してないのが現状なのかな。とか、政治とかぜんぜんわかんないけど、関心を持つようになったとさ。

私は次の妊娠が正直こわい。子どもは欲しいけど、妊娠はこわいのよね。
制度としても、妊娠期間をもっとサポートしてくれるものがあると嬉しいな。給与面、人事面で。産休制度の拡充ってやつか。
いや、それよりも、社会の風潮として、つわり期間をもっと大目に見てくれたらなあ。いや、社会はそうなってるのか? 私だけが古い考えなのか、もしくは、「つわりに耐えて働きました」と言うかつての妊婦たちの怨念なのか。

流産して3ヶ月が経つ。そういえば生理きてない。
また妊活からのスタート。はーあ。
子どもが生まれるというのは、どれだけ尊いことなんだろう。

写真は滋賀・なぎさ公園。撮って出し。そろそろ桜シーズンだし、気分転換しに行かないと。