レールを外れてもまだ生きる - コロポンのブログ

派遣OL、ベンチャー企業取締役になる。二児の母。ふつうの会社員にはなれなかった人のつぶやき。

結婚式にやる意味なんて無いと思ってた私が、無事に式を終えた結果

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無事、結婚式を終えました。いわゆるハワイ婚というやつでした。
これがその日の写真です。義理の妹が撮ってくれたのですが、なんとも二の腕が気になるかんじに仕上がっています。

しかしわたくし、結婚式の5分くらい前まで、「なんという面倒なことをしているんだろう」と思っていたものでした。が。
いざ終えてみると、今では

本当にやって良かったです本当にありがとうございました

という手のひら返しもはなはだしい結末を迎えております。

なぜやる意味がないと思っていたか

・人に祝ってもらうだけの自己満足ショーだと思っていた
・あまりドレスとか着飾るのも好きじゃないし見られたくもない
・準備も大変だと聞いていた
・おまけにお金もかかる。いいことなくね?

なぜやることになったのか

・旦那の親が「いつやるの?」という、やる前提のアプローチだったのが大きい
・検討を重ねるうち、まあ、やってもいいかという気持ちになってくる
・せっかくやるなら、私がなんとなく憧れていた「青い海、白いチャペル」でやりたいということになる
・海外挙式にすることで、呼ぶ人を親族だけにして、誰を呼ぶ呼ばない問題を回避することにする
・つまりその条件が整うのはハワイ・オアフ島のモアナ・サーフライダーのチャペルということになる。素敵なとこです。写真はまだない

準備する

・結婚式自体にはこだわりはなかったので打ち合わせはスムーズだった
・1ヶ月前くらいから、「一生で一番美しい日であるべきだ」という周囲の助言を鵜呑みにし、ビューティー枠での予算を執行する
 ・サーキットトレーニングジムに通い始める(ちなみBodiesというところ。数々のジム通いに挫折してきた私だけどサーキットトレーニングは続けられている)
 ・ベタで恥ずかしいけど、たかの友梨のブライダルコースの一番安いやつに通う。フェイシャルの最初の1回は本当に効果があった、けどその後は自己満の世界な気がした
 ・マツエクとかしちゃう。初めてだったので1ヶ月前にお試ししてから1週間前に本番用を装備。ちなみにですが、「ブライダルマツエク」みたいなのはなぜか割高なので、普通に行ったほうがいいと思った
 ・ネイルもしちゃう。こちらも「ブライダル」ってついてるのは割高なので、普通に行って良いと思う
 ・シェービングとかも行っちゃう。顔と背中。
 ・もちろん美容室も行く。ばっちりトリートメントもする
・上記を1ヶ月だけ頑張ったせいで、わりとその1ヶ月だけ忙しかった。おまけに仕事も忙しくてただひたすら走り抜ける1ヶ月だった

結婚式を実施する

・適当な気持ちでハワイに降り立ち前日の打ち合わせをしたら、「父親のエスコートで入場」「はい誓います、ってやつ言う」「誓いのキスとかしちゃう」ってその時に知る。恥ずかしすぎて逃げたくなる
・当日。写真撮影をいっぱいされる。憤死しそうなくらいの恥ずかしいポーズをたくさん決めさせられる
・ウェディングドレスでうろちょろしてたら、外国人にコングラチュレーションっていっぱい言われる。だんだん嬉しくなってくる
・控室で私の髪型とかセットしてくれる。ドレスのセットとかしてくれる。たくさんの人が私達のために動いてくれてるんだ、ありがたすぎるだろ、と思い始める
・前室みたいなとこで母親にベールダウンしてもらうんだけど、親とか出されると弱いのでとりあえず涙が止まらなくなる
・父親のエスコートで入場するけど、もうこの時点で鼻水も止まらなくなる
・鼻水を拭うわけにもいかず下を向いて歩いていた影響で、せっかくの「青い海、白いチャペル」を全く見られない
・牧師の前に辿り着くころには垂れ流し状態になる。救いのティッシュが差し入れられて事なきを得る
・ようやく周囲を見渡すと、なんかとりあえずうちの母親も泣いてるし、旦那の父親まで泣いていたので、親孝行できてるんかもしれないなどと感じはじめる

披露宴的なパーティを実施する

・そういえば両家が顔合わせするのは2回目で、籍を入れてからは初だということに気づく
・普段は北海道と滋賀という距離のある両家だけど、ハワイでなんか楽しんでるっぽいし交流も深まったっぽい
・両家の絆? みたいなのが初めて生まれた気がした。いわゆる「結婚」という結びつきが初めて見えてきたというか。もし結婚式をしなかったら、そういう交流はきっとずっとなかっただろうな……と思うと、結婚式の効能というものを体感した

そんなこんなでした。
結婚式は自分たちのためだけではない、ということが、実施後によーくわかりました。
そして両家が喜ぶのを感じることこそが、結局は自分たちにとって一番幸せだったような気がします。

あれ? もしかしてこれ、リア充ってやつですかね。うふふ。

ちなみに両親へのプレゼント、みたいなのがパーティの中に組み込まれてて避けて通れなかったので、これにしました。


なんか3連の時計も流行ってるっぽいですが、ちょっとお高くない? となぜかここで躊躇しまして。


結果あんまり値段変わらなかったけど。まあいいや。

最後にはなりますが。
結婚式、するかしないか迷われている方がいれば、ぜひともやってみることをオススメします
こんなに結婚式の効能に懐疑的だった私が心変わりしたのだから間違いない、と私としては激推しでございます。多分こだわりさえなければ、思ったよりはめんどくさくない。こだわる人は大変そうだけど。
というか結婚式の効能に懐疑的な人間は少数派なのか? その辺の世間の温度感も私にはよくわかっていませんが、もしも私のようなタイプの人間がいらっしゃるのであれば、ぜひともやってみてください。ほんとにほんとに。