レールを外れてもまだ生きる - コロポンのブログ

派遣OL、ベンチャー企業取締役になる。二児の母。ふつうの会社員にはなれなかった人のつぶやき。

週1冊以上読める!本を深く早く読む、読み方のコツ

特に、自己啓発系の本とかビジネス書の類を、読みたいけど200ページもコンスタントに読めるわけないよー、というひと向けに。


私、けっこうそういう、読みすぎると意識高い系の病理をこじらせるような類の本とか、先人の生き方考え方みたいな本が好きで、わりと分量も読むほうかと思っているんですが。

聖書とか仏典とかみたいに文字自体から力を得るタイプの本や、情景とか推理を楽しむ小説以外は、この辺は自分の心に刺さりそうだと感じる部分だけしっかり読めば良くて、他は流し読みでいいと思ってます。

自分の直感を大事にして、読む。
この辺りつまんないな、と思ったら、思い切って飛ばし読み。
だって、つまんないと思ったところを一生懸命読んでも、結局つまんない上に後にも残らない。口悪く言えば、時間の無駄だから。

そして次の章に行くと、あれ、面白い。と思ったとして。
先ほどぶっ飛ばして読んで節約した時間と情熱を、興味をそそる部分に注ぎ込めるわけです

そうして読んだ、アツい部分。一言一句は忘れても、筆者の言いたいだろう思想をちょっと妄想して、いいなと思えばすぐに自分の思考の一部にしちゃう。なんというか、身体や思考に染み込ませるようにして、読む。

大事そうな部分に赤ペン引いたり付箋貼ったりしたこともあったけど、結局本の内容を活かす瞬間って、仕事中だったり会話中だったりの一瞬のことばかり。そんな大事な瞬間に赤ペンつけた本を持ち合わせて開き始めるわけもなく。あとで読み返す習慣のある人はまだしも、とりあえず本を読みたい人にとっては、赤ペン持って腕まくりして本を読むのは、敷居高すぎて本が嫌いになる原因だと思うわけです。
そんな赤ペンより、その時の本との出会いを大切に、すぐに思考の一部にするように染み込ませる感覚で読む方が、実践的じゃないかしらと思っております。そして、本を読んだ内容を忘れても気にしない、その程度の本だったと諦めるか、背表紙見て目次見てもう一度読みたくなったら読み返せばいい。と思ってます。まあ、私はあまり読み返さないですが…。



本をいっぱい読んだからって幸せになるわけじゃないけど、いろんな人生や考え方を知れると選択肢が広がるような気がして、楽しいです。
ぜひ読みましょーってことで、最近パワープッシュな禅の本を。Kindleで読んでます。

心配事の9割は起こらない: 減らす、手放す、忘れる「禅の教え」 (単行本)

心配事の9割は起こらない: 減らす、手放す、忘れる「禅の教え」 (単行本)

禅、シンプル生活のすすめ (知的生きかた文庫)

禅、シンプル生活のすすめ (知的生きかた文庫)



でも私の周期的にメンタルがガクッとしちゃうのはPMSというおんなのこのアレかもってことで、フォロワーさんに教えてもらったので、本読む前に病院行きますね!!