レールを外れてもまだ生きる - コロポンのブログ

派遣OL、ベンチャー企業取締役になる。二児の母。ふつうの会社員にはなれなかった人のつぶやき。

滅んでほしい「内祝い」文化を楽しむ方法

だいたい「内祝い」という単語さえよく知らなかったのだけど、どうやらこういうことだそうです。

内祝いは、「身内の中で起こったおめでたいことや、喜びをお裾分けする」という意味の言葉です。

内祝いとは?内祝いの意味と種類、喜ばれる贈り物を紹介 | カタログギフトのハーモニックより

で、なかでも出産内祝いというのは。

おもに、出産祝いをいただいた方に出産内祝いを贈ります。この場合も、いただいたお祝いの半額を目安にするのがいいでしょう。

内祝いとは?内祝いの意味と種類、喜ばれる贈り物を紹介 | カタログギフトのハーモニックより

いただいたお祝いの半額を目安に、お返しをする

ということだそうです。

 

これって例えば、現金をいただいても、その半分の金額ってなんらかの物をお返しするということだよね。

…ぜんぜん合理的じゃない。

相手はせっかく「育児に使ってね」っていう思いでくださっているのに。なんで半分を謎お菓子にして送り返さないといけないの。

贈答屋さんの罠でしょこれ。

たとえ幸せのおすそ分けだとしても、ちょっとお返しが派手すぎませんかね。

 

という思いが湧き上がり、我が家の出産内祝いは下記の通り、思う存分楽しませていただきました。

たぶん受け取ってくださった方は嫌な思いはしてないと思う。まあ嫌な思いしてても私の耳には入っていない。観測されないものは無いものとするので、よってみんな幸せになった。うん。

 

それでは我が家の楽しみ方を発表いたします。

 

写真を送るいい機会、とする

基本的には「幸せのおすそ分け」なんだから。

価格がプライスレスなはちゃめちゃ可愛い我が子のプレミア写真を、お安めなお菓子に添えて送ればいいんじゃない。

 

この場合、お菓子はもはや「おもちゃについている謎ラムネ」みたいなもので、私が思う本体は、写真である。

けど、写真だけ送りつけるのはそれはそれで親バカ露呈MAXなので気が引けちゃう。

 

そこで、内祝いなんです。

内祝いと偽かけて写真を見せびらかせるムフフな儀式なんです。

というわけで、内祝いいらないよとわざわざ言っていただいた方にも送らせていただいちゃいましたよ。それはそれで本末転倒感もあるけど、うちの子かわいいんだから仕方ない。

 

ちなみに写真ですが、写真つきメッセージカードにしようと思いまして。でも産後1ヶ月でパソコンでゴリゴリ作るのはしんどいので、スマホ完結型サービスを探しました。

で、結果的にたまひよの内祝いで作って送りました。写真さえ撮ってあれば、あとはスマホだけでいいかんじにメッセージカード作れちゃったので、ありがたかった。たまひよに加担したみたいでなんだか悔しいけれど役立ちました。

うちの子見ます?????

 

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うふふ。可愛さは隠しきれないなあ

 

 

なお、会いにきてくれた等で写真送る必要ないと判断したひとには、そのひとが喜びそうなものをチョイスして送りつける作業を気分転換にやってました。これもけっこう面白い。

で、送った人に「内祝いありがとうございました。さっそく作りました」と言ってもらった画像です

 

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美味しそうに仕上がっててなによりです。

母になったからこそ「好きなこと」を大事にする

母になっても、いや、母になったからこそ、ますます「好きなこと」をやる時間を大切にしたいな、と。

 

なぜ「好きなこと」をやる時間を大切にしたいか。それはとても単純明快で、私の精神安定こそ、この家庭を平和に保つためにたいせつなことだから。

 

わたしのメンタルはよく故障する。これまで何度も何度も故障して、その整備のために、通院したり休職したり転職したり働き方を変えたり、といろんなアプローチをしたものであります。

で、なんとなくわかってきた、私のメンタルの故障原因。

だいたいは、忙しすぎること。そして、何もできていないんじゃないかという、虚無感を必要以上に感じてしまうこと。

文字にしてしまえばたったこれだけのことで、私は散々路頭に迷ってきたわけだ。

 

だからまず、忙しすぎないようにしなければならないわけで。

家事はとにかく自動化に全振り。ルンバや食洗機はもちろん導入済み(洗濯乾燥機だけ設置場所等の理由でまだ導入できてないのは悩み)。最近はホットクックも導入済み。これええですよ、ほんと。料理わりと好きな私の心もそれなりに満たしてくれるし。

 

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そして、「好きなこと」をやる。

 

「好きなこと」ってなんだろう。

実は、なにが好きかなんてよくわからない。わたしはかなり、何にでも手を出してしまうタイプで、そしてそれなりにうまくやる、けど大成はしない・できない。いわゆる器用貧乏。このご時世では生きにくいタイプだろう、いまの世の中は才能が一点に集中してたほうがうまくいく。かなしいなあ。

 

嘆いていても仕方ない。

だから、自分の本当に「好きなこと」「得意なこと」探しも兼ねて、その時その時に「やりたい!」と心から思えることにとにかく挑戦するようにしてる。

 

わたしの場合、今はそれが編み物とソーイング。

なぜやりたいかはわからない、たぶん生活に合ってて挑戦しやすく、そして実用的なアイテムが作れるからだろう。

やって意味があるかなんていよいよわかんない。きっと直近では意味がないし才能もまったく感じない。でもやりたいんだったらやればいいし、やめたくなったらやめればいい。

 

好きなことやろう探そうって思うのも、小さな成功体験があるからだろうとは思う。「好きなこと」としてブログを書いたり、旅行をしたりしていたら、今の会社に拾われたわけで。ほんと、大した成功体験でもないんだけど。でも、好きだと思えることをやってた結果が仕事につながり、人生につながっていくことって、素敵だなあ、って。

 

人生、何が「意味のあること」になるかなんて、死ぬ間際までわからんものなんだと思う。

だからこそ、やりたいことをどんどんやっていくべきじゃないかな、たとえ母になっても、とか漠然と思いながらオムツ替えする日々です。

 

黒柳徹子さんが

「今から先の人生で今が一番若い」

と言っていろんなチャレンジするのほんと尊敬する。

チャレンジするのに躊躇することがあったらこの言葉を思い出すようにしている。

 

まあ、現実はそんなに甘くはない。わたしはいま、我が子が撒き散らした💩が四方八方についたシーツを手洗いし、洗濯機に放り込んで洗い終わるのを待ちながらこれを書いている。溜め込んだ💩を放出した我が子はすやすやと眠っている。これを安らかに見守ることができるのも、自分のメンタルがまだ荒んでないからだと思う。

出産レポ(誘発分娩@関東労災病院)

せっかく出産したので、やっぱり書いておきたくなりました。

「出産レポ」なんて書いちゃうのなんか恥ずかしいと思ってたのに、結局アメブロ民に影響されて書いてしまいました。

ちなみにものすごい長いです。自分用ってことにしてそこまで削ったりしませんでした。すみません。

 

ざっくり出産の経過をまとめますと

・誘発分娩3日目で出産

・赤ちゃん、一過性多呼吸で保育器へ

・母体、会陰血腫でお股に管を挿される

という、わりと残念寄りのお産です。

 

100人いれば100通りのお産なんて言うけれど、ビビっていろんな出産レポ読んで挑んでこれだけ読めば誰かと同じ経緯になるかなと思ったら、ならなかった。なんだよ一過性多呼吸って、そして会陰血腫って。

 

なお文章自体は出産翌日にしたためたものです。感覚が身体に残っているうちに書いておこうと思って、Google keepにとっておいてよかった。やっぱり1ヶ月も経ったいま、いろいろ忘れてる。出産の痛みは忘れるって言うもんな。ほんとうなんだなあ。

 

産院は武蔵小杉と元住吉のあいだにある関東労災病院です。産院明示したほうが同じ関東労災仲間が読んで安心してくれるかと思って明示しただけであり、他意はありません。

 

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関東労災病院、産婦人科病棟は9階なので眺めはさいこーです。

 

妊娠〜出産直前までの経緯

・3年前に妊娠初期で流産

・PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)持ち。不妊治療はタイミング法

・流産から約2年で妊娠

・つわりでもれなく死にかける

・妊娠中期の1ヶ月くらいはとてもハッピーマタニティライフ

・妊娠後期は後期つわりと腰痛で動けず

・気づけば40w1d。41w1dに入院、誘発することに

 

入院1日目(41w1d)

午後から入院するも、この日は尿検査と血圧体温だけ測って終了。NST(ノンストレステスト。腹にモニターつけてお腹の張りと赤ちゃんの心拍を監視するやつ)もやった結果、張りはいいかんじにあるのに痛みがない状態らしく、数値だけ見れば陣痛のようらしい。そうなのかーと思いながら21時には就寝。

明日からはじまる「何か」に若干恐怖する。陣痛こわい。ちゃんと産まれるんかな。ま、怖がっててもどうしようもないので、体力つけるためにも寝るしかない。

 

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なんとなく撮ってあったその日の夕食。鮭の横にあるやつ、梅干しだと思って食べたらトマトだった。


入院2日目

夫が1日付き添ってくれることに。

8時半。内診で方針を決める。子宮口は10cmで全開となり分娩室にいけるのでそれを目指すことになるのだけど、現時点では全く開いてない模様。

ということで、誘発1日目は3cmのバルーン挿入+プロスタグランジンという経口内服薬で様子を見る。バルーンはお察しのとおり物理攻撃で、子宮口が3cm開けば抜けるシステム。薬は、1時間に1錠、計6錠飲む。

 

誘発分娩ってどれくらい時間かかるんですかねと聞くと、人によるけど今日産まれるひともいれば2、3日かかるひともいる。今日産まれればラッキーくらいに考えておいたほうがいい、とのこと。

わたしはやれる、今日産んでやる、くらいの意識の高さはこの時あった。

 

てかそもそもバルーンってどんなかんじなの。こわ。と思ってたら即挿入されるわけですが、バルーンが体内に入ったという感覚はなんだかよくわかんない。

それより問題は、バルーン入れられたというその刺激。急激に下半身が重くなる、というか痛いんですが。ひどい日の生理痛に急になった。生理痛なんか久々だし忘れてた。痛いやん。

お腹の張りも感じて、張りと同時に痛みがある。あ。これが噂の陣痛か。

薬の内服もスタートすると、いよいよ3〜5分間隔で収縮を感じる。誘発分娩中はNSTの機械付けっ放しなので、張りを数字で確認できる。これで夫も痛みレベルを共有できるというわけだけど、収縮中は会話ができなくなる痛みになってきた。えっこれもう産まれちゃう?産まれちゃうんじゃない?って思ってましたよほんとに。

 

それが午後になって、どんどん収縮する時間の間隔が8分、10分……と広がってしまった。バルーンの刺激が効いただけで、内服の薬はあんまり効いてないんじゃないか。

そして夕方にはすっかり陣痛的ななにかは消えた。あー。さようなら。

 

今日の総括的な内診をしてもらうと、バルーンと内診グリグリの結果5cmまで開く。やったー。がんばってよかったー。

シャワーにも入れたし、夜もぐっすり寝られました。

 

入院3日目

この日は母が付き添い。関東労災病院は、産まれるまでは面会時間関係なく誰かひとり付き添いOK。面会時間中は何名でも付き添いOK、というルール。

 

いよいよ、オキシトシン点滴開始。

こいつはいわゆる幸せホルモンらしいんだけど、これから起こる身体の変化に幸せを感じる余裕は微塵もなかった。

 

点滴は12ml/hからスタート。30分ごとに12mlずつレベルアップし、最終的に120mlまでいっちゃうらしい。

午前中はまだ大丈夫。助産師さんに、ここ数日便秘だけど一緒に産まれないかって相談した。どうやら関東労災では浣腸などの処置はやってないらしい。一緒に産んでいいってさ。やばいなー。

 

午後になっても、昨日のバルーン直後のほうが痛かったなーと思ってた矢先。オキシトシン100ml台突入したあたりから、いよいよ顔面から強張る痛みになってきた。呼吸がんばる。下腹部が痛い。あー痛い。叫ぶとか声出ちゃうとかいうほどじゃないけど、痛い間は話せないし呼吸乱したくないかんじ。でも大丈夫、すんごくお腹が定期的に痛いだけだと思えばまだ大丈夫。いや、大丈夫じゃないけど。きついし体力が奪われる。意思とは関係なく内臓がシックスパッドしてるかんじ。いや、アブトロニックか?スレンダートーンレボリューションか?

 

とか考えながらこの痛みを子宮口に流す感じにしてたら、ぱしゃっという感覚。

あ、これねたぶん破水。ナースコール。立ち上がってシーツ見たらピンク色の液体でびしゃびしゃ。ついに産まれるか。勢いづく陣痛!やったぜゴールか!!

 

と、ここですでに16時半。誘発分娩の処置は17時までと決まってます。時間外にお産になったら人手不足にもなるし、ここはお医者様達の労働環境を快適に保つためにも仕方ない。

というわけでタイムアップで点滴終了。

まあ、正直こんな痛いのに終了って言われてもどうしたらいいのと泣きそうになりました。こんなキツイのに明日の朝まで改善が見込めないなんて。あはは。どうするのこれ。

 

おまけに子宮口は5cmのまま。今日一日こんなに頑張ったのにぜんぜん開かず。絶望。この苦しみはなんだったんだろう。

 

点滴止めたけど、陣痛遠のかない。いつのまに痛みが腰に移ってた。どうやらお産が進むとお腹→腰→おしり、と痛みが移動するらしく、腰にきたってことは進んだってことなんかな。

しかしこれがめっちゃ辛い。お腹の痛みはまだ我慢できたけど、腰は無理だわ。痛みの逃し方がわからん。もともと腰痛持ちだけど、こんなん聞いてないわこの痛みは。3分間隔でギックリ腰に1分間なる感じ。ギックリ腰なったことないけど。

 

さすってもらうとかなり気が紛れることがわかって、ここで夫の活躍。しかしここですでに22時、夫氏は仕事帰りですでにうとうとしてる。ちょっと悩んだけど、帰ってもらうことにした。うとうとされるのも辛いし、さすってもらうだけのために徹夜させるのも悪いし。

 

ひとりの夜がはじまる。痛みの間に寝てる気がするけどよくわからなくなってきた。

 

入院4日目

朝日が差し込むことに気がついた。そして気づけば痛みが増してる。寝てられない。座ってるほうが楽みたい。しかしもがき苦しむ。でもお腹でかいからゴロゴロのたうちまわることもできない。できることなら、のたうちまわりたい。

 

そうしてようやく6時頃、助産師さんが内診してくれた。

子宮口6cm!!!

夜のうちに1cm開いてた!!嬉しさあふれてガン泣きした。あと少し。

 

7時過ぎ。夫登場。夫がわたしを見た瞬間、「夜からこんな感じだったの?」と哀れな目を向けて言った。だいたいこんなかんじです。ほんと哀れだわ。

しかし助かる、さすってもらうだけでだいぶ違う。なんとかやり過ごす術を見つけはじめる。波がきてるときはだいたい60回息を吐けば乗り越えられるとわかって息吐きまくる。波が引いたら、脱力、リラックス。

 

そして8時頃、今朝の内診。グリグリされたらいよいよ腰が砕けそうで吐きそうなやつにレベルアップした。あかんでこれ。

もう少しだよと助産師さんに声をかけられて、涙が出る、止まらなくなる。ようやく終わりが見えてきたのね。ようやく終われるのね。

いよいよ、病室から陣痛室に移動になった。

 

陣痛室

 

陣痛室にはゆらゆらする椅子があった。

 

アクティブチェア 17019


これ。

アクティブチェアという名前で、木馬のおもちゃの乗り物みたいにゆらゆら前後に揺れながら、前にもたれかかることができる優れもの。さっそく活用するも、だんだん座ってられなくなってくる。

そしていよいよオキシトシン点滴追加!12mlだけだけどさ、いよいよ腰、爆発しそう。腰さすりでもどうにも逃せなくなってくる。声が出る。声出して息吐いて。呼吸と一緒に声が出る。はーふーはーふーの声やばい出てるけど恥ずかしいと思う余裕なし。

 

かれこれ1時間ほど経ったかな。助産師さん内診してくれた。あと30分で分娩室と言われる。

やったーと思うのもつかの間、24mlのオキシトシンでいよいよピンチ。なんかもうピンチって感情。いきみたいというか、なんか股から出てくる感がすごい。やばい。しかも座ってられないし動きたいし点滴むしりそうだし腰を打ち付けそう、本能がそうしろと言ってくる。

助産師が見てくれてからたった2回しか陣痛きてないけどもうピンチすぎてためらいなくナースコール。するとすぐ分娩室へ移動の許可が。なんだ、良かった。ほんと良かった。

 

分娩室

 

私的に一番キツかったのが分娩室移動直前までだった。分娩室で子宮口チェックすると、全開になってた。ようやくだ!

いざ分娩室でいきみはじめるとさっきより気がラク。いきみ方教えてもらって、いきんでみると若干気持ちいいくらい。

しかし陣痛はそれなりに辛いのでどうにもこうにも息を止めて踏ん張る。このあたりで大便出たかもしれないがもうどうでもいい。

 

頑張っていきんでたんだけど、どうやら周囲がバタバタしてきたみたいで、よく聞くと赤ちゃんの心拍低下してるっぽい。赤ちゃん苦しいから呼吸しようねって言われて酸素マスク装着。呼吸しながら息止めていきむとかよくわかんないけどなんかもうとにかく踏ん張る。まだ出ない。小児科医が呼ばれてるのがわかる。あれ?やばいのかな。

お腹から押し出しますねって言われて心臓マッサージみたいにお腹押し出される。踏ん張りまくっているうちに気づいたけど、どうやらこのお股に挟まっている超でかい大便のような感覚のものが赤ちゃんらしい。これを出せばいいのかと把握してきたのでやりやすくなってきた。

そして会陰ざくざく切られる。左側3回いったな、ふつうに痛いよ切られる瞬間、でも早く出したすぎてどうでもいい。

いよいよ踏ん張りまくって「最後自分で出す!」って言われて、よくわかんないけど駄目押しにふんってしたら……

 

出てきた。

 

良かった。良かった、しか感想出ない。

赤ちゃん、ふにゃ、って小さな声で泣いた気がする。でも赤ちゃんの状態悪いのかな、カンガルーケアするって言ったのにどこかに連れてかれちゃった。まあでも、泣いたから生きてるだろう。良かった。

 

しかし会陰めちゃくちゃになったっぽい。左側は切ってくれたけど、右側が裂けまくった模様。縫合に30分くらいかかったような気がする。なお切開は大きめに切っときましたって言われた。赤ちゃんピンチだったもんね仕方ない。

 

分娩後

 

そしてその後1時間半ほど、分娩台の上でそのまま休憩。この間に、小児科医が赤ちゃんの容態説明しにきてくれたのだけど、赤ちゃんも連れてきてくれた。お手かわゆす。かわいいって思えて良かった。しかし呼吸がおかしい。

一過性多呼吸という名前の症状らしい。羊水飲んじゃったとのこと。まじか、かわいそうだな。コポコポとした音が赤ちゃんの呼吸と共に聞こえる。泣き声がめちゃくちゃ小さい。かわいそうだけど、保育器でなんとか治療してもらうしかない。うまくいけば一緒に退院できるとのこと。うまくいけば、かあ。

 

そして分娩台の上で2時間が経過して、助産師による会陰チェック。

あれ?痛くない?と聞かれる。痛いけど、そんなもんかと思ってましたと答えると、いや痛いでしょ先生呼ぶね、となって医者登場。

そう、わたしのお股に血だまり発覚。内出血が皮膚の中に溜まってくかんじらしい。放っておくとやばそうだ。見つけてくれてありがとう。

そんなわけで縫合したのほどいて縫い直し。痛いよ、陣痛なくなってるからわかりやすくお股が痛い。痛かったら叫んでいいよと言ってくれたけど、叫び方わかんないからヒャッとしか言えない。結局、点滴で鎮痛剤2種類をガブガブ投与。

お股の傷口には管を挿入された。そこから中に溜まった血を抜くらしい。そして尿管にも導尿の管。勝手に尿が出ていくすごい。

ようやく処置が終わって起き上がろうとすると、鎮痛剤効きすぎてまったく身体動かなくなってた。頭動かすと吐きそう。泥の中に沈んでるような感覚。気絶するんじゃないか。起き上がれないと伝えると、ベッドが運ばれてきてそのまま病室に搬送された。

 

何時間経ったのか。夕食の頃にようやく起き上がれるようになった。

赤ちゃんに会いに行きますか?と聞かれ、もちろんイエス。

 

まだ歩行訓練してないので、車椅子で会いにいくことに。保育器が並ぶ新生児室。黄疸の治療をする赤ちゃんと、そして、我が子が並んでた。

お手かわゆす。昼間に見た時より、呼吸落ち着いてる。良かった。みんな生きてた。

でもなんだか苦しそうに胸を上下させていて、身体中がモニターに繋がれていて、本当にかわいそうだと心から実感しはじめた。早く良くなりますように。そう祈るしかできなかった。

 

その日の夜。両腕が痛すぎて曲げられない。これもしかして、筋肉痛?どうやらいきむときに掴んでと言われたバーを握りしめすぎたらしい。すごいなお産って。

 

その後

赤ちゃんは生後2日目の日中だけ母子同室、3日目からは夜間も同室になり、無事一緒に退院できました。大事に至らず本当に良かったです。

わたしのお股の管も翌日には抜いてもらって、こちらも大事には至らず。良かった。

 

関東労災病院は総合病院だし、もっとぶっきらぼうなんじゃないかと思っていたけど、助産師さんは優しいし、お産大変でしたね、とか声かけてくれたりして嬉しかったです。

あと、妊婦健診のときからずっと同じ先生を指名していたら、その先生は病室に様子見に来てくれたり、分娩後に「間に合わなかったー!」とか言って見に来てくれたりして、ありがたいなあと思いました。本当に嬉しかったです。

この病院で産んでなかったらどんな経過になっていたのかわからないけど、仮に自宅出産とかだったら赤ちゃんもっとピンチだっただろうなとか、会陰の血腫気づいてもらえてなかったらどうなってたんだとか、いろいろ振り返ると思ってたより綱渡りだったのではと感じてきて。関東労災の素敵なスタッフと環境で産めて、心から良かったと思う次第です。

 

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ちなみに名物の祝膳は鯛をチョイス。エビフライとの2択だよ。

 

すごい長くなりました。自分としては一生に何度もあることじゃないからまあいいの。不安な妊婦さんとか、読みたいひとが読んでくれるはずなの。ってことであんまり推敲もせず公開ボタン押しちゃいます、えーい

出産しました。

大変ご無沙汰してしまいました。

7月のめちゃくちゃ暑い日のこと、クーラーの効いた病室で誘発分娩による陣痛に3日間耐えた末、3190gの女の子に対面することができました。

妊娠中からブログにて愚痴りまくっておりましたので、もしかしたら安否を気遣う御方がいらっしゃる可能性もあると思いまして、ご報告させていただきます。

不妊治療からはじまって流産も経験し、つわりもバッチリ食らいつつ、妊娠後期は胃酸の逆流と腰の痛みで寝込みがちになってからの予定日超過の誘発分娩。このあたりはせっかくなのでまたどこかに書くとして。とにかく無事赤子を抱っこできて、本当に良かった。

 

まもなく出産から1ヶ月になろうとしています。赤ちゃんってなんて可愛いんだろうと月並みな感想ばかりが思い浮かぶ昨今です。

が、みんなもれなくぶち当たる産後の痛みやら精神不安定やら、そして急にはじまる赤ちゃんとの暮らしへの困惑と恐怖と、さらに3時間おきの授乳による寝不足というHPもMPも削られるハードスケジュールに朽ち果てそうになってました。しかしそれもここ1週間くらいでようやく身体が慣れてきて、赤ちゃん可愛いという月並みな言葉を月並みに発せられるようになったところでございます。

 

そうやって少し余裕が出てくると、ふと、この先のことを考える瞬間が出てきまして。

ほんと、どうするんですかね。保育園戦争の最前線・武蔵小杉で子を産み落としてしまって。私も来年の1月に日本死ねと叫ぶことになるのでしょうか。

というかそもそも0歳児を預けて働く暮らしがまだ想像しきれない。いや、預けなきゃいけないのか?どうしたいんだろう、私。そうだなー、来年4月からは子どもの面倒をみながら必要なときに保育園に預けたりして最低限の仕事をリモートでして収入は今よりほしいわ。家族増えたわけだしね。そんな暮らし希望。

…残念なことに現実の話すると、0歳で保育園入れないと、1歳で入れようなんて夢のまた夢らしいので、とりあえず0歳で入れようと努力する予定です。というかすでに努力してて、妊娠中に16園ほど見学に行きました。まあ全部落とされるんだろうけどさ。

武蔵小杉は私のようなお上りさんにも優しい、というか私と同じようなスペックの家族が多い気がするそんな街なので、子育て世代の住み心地が絶妙に良くって、その上いろんな場所へのアクセスも抜群で、好きなのは好きなんです。ただ、だからこその保育園戦争。さーてどうなるんだろ。

そしてそもそも、可愛い盛りの子どもを預けてまで働く価値のある仕事ってなんだろ、というのもありつつ。当然収入との兼ね合いもありますが。あと忙しすぎるとすぐ壊れる豆腐メンタル女としては、体力と精神面のことも考慮しないといけないです。まあ、まだ時間はあるので、いろいろとゆっくり考えるつもりです。

ちなみに武蔵小杉住みですが、タワマン住人ではありません。そういう側面で見ても経済的には下層民なはずなので、もしかしたら保育園いけるんじゃねという希望あります(最終的に収入低い順に保育園入れるので)。

 

ほんと人生どうなるんだろう。ワクワクするような、こわいような。

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話題の「ティール組織」読んだけど、やる気が出ない

社長が最近、新興宗教覚えたてのように「ティール組織」「ティール組織」言うものだから、大した興味はなかったけれど重い腰を上げて読んでみた。

ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現

ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現

組織論、嫌いじゃなくていろいろ読んだことはある。
でもいま私、お腹に子どもを抱えている身でして、どちらかというと
「組織"論"とかいう論理はどうでもいいから、いま、私がもっと快適に生きられたらなんでもいいんです」
というモードに突入していて、なかなか読む気にならなかった。

それでも読んだのには理由があって。

読んだ理由とわたしのスペック

仕事のやる気が出ないのを、解決したい。

それが理由です。
やる気が出ない理由はなんとなくはわかってまして。

妊娠中のためいろんなチャレンジがしにくい、ということから端を発してかなり悪い螺旋階段を下ってる気分です。

今の仕事がイマイチだからって新しいことはじめたいと言っても、あと2ヶ月で産休。そして体調がぜんぜん安定しなくて期限のある仕事を引き受けにくいから極力避けてる。というわけで大事な仕事や大きな仕事はなく、話すのもはばかられるような単純作業に興じる毎日を送っている昨今。こんなことに1日8時間費やしてる自分が情けなくて、なんとか現状変えたいけど、変えようという余力はない。ただただむなしい。

いっそ仕事辞めたいって妊娠初期のころから言ってるけど、でも産休→育休コンボに代えられるものはなく、あと2ヶ月耐え忍ぶしかないなーって思ってる。

耐え忍ぶっていうのは精神衛生上は大変よろしくない。この状況を端的にいうと、やる気が出ない、ってことかなと。

上記を踏まえまして、以下私のスペックです。
・アラサー女
・ベンチャー企業勤務(ベンチャーという定義はよくわからないけど、そう自称してる)
・社長含めだいたい4人くらいで会社回してる

こんな人間ですけど、すごいざざーっと興味のあるところだけとりあえずすくって読みました、「ティール組織」。

「ティール組織」って性善説→やる気のない人間はどうしたらいいの

結局「ティール組織」は、こちらの「ティール組織とは?3つのエッセンスの基本を実務的に丁寧に解説!」を引用させていただくと

「社長や上司がマイクロマネジメントをしなくても、組織の目的実現に向けて進むことが出来ている、独自の工夫に溢れた組織」

というわけでして。
これって結局、やる気がない(やる気を出す余力がない)人間は、いったいどうしたらいいんでしょう。

「ティール組織」の特徴

「ティール組織」の特徴は以下の3つだ、って書評で表現してくれている方を見かけて、すごくわかりやすい書評だったので引用させていただきます。

・セルフマネジメント (自主経営)
・ホールネス (全体性)
・存在目的

簡単に言いますと、セルフマネジメントというのは「ある程度決定権を持っていろいろやる・やれる」こと。私が読んだ組織論的な本で言えば、マッキンゼーの採用について書かれてたあの「採用基準」の組織に近い印象。

ホールネスは「会社で仮面をかぶることなく自分らしくいられるか」というかんじ。
存在目的は「会社のステートメントやミッションに対して自分として自分らしく、どう貢献できるか」みたいなかんじ?
詳しくはこちらの記事が頑張って解説しているけど、正直、本を読んだあとじゃないとあんまり理解できなかった。

やる気のない人間はどうするか

人間誰しも仕事にやる気を出せないタイミングがある。家庭のこと、体調のこと、などなど。
そういうのもひっくるめて会社に出社する(ホールネス)。
そしたら組織としては、たぶん「お互い様」というわけで、カバーしてくれたりするんだと思う。ティール組織の考え方であれば。私が産休明けに活躍してくれるはずだということを期待して。

ただ私が解決したかったのは、いま現時点のこの行き詰まり感なんだけど、それは結局時間経過でしか解決できないってことなんだろうか。
たぶんティール組織であれば、そういうのも仲間に助言を求めてもらったほうが良いってことになるんだろうけど。波風立てたくないという気持ちのほうが強くて。

健康にも家庭にも問題ないけど別に仕事そんなに頑張りたくないんですが、という人にとっては酷な理論な気はする。
でもそんな人さえやる気が勝手に出ちゃうような組織を作れたらまあ最高だとは思います。でもすんごい性善説だな。世の中そういうふうになっていけばいいけど、そんな世界に染まったらそれはそれで眩しすぎて住みづらいかもしれない。

ベンチャー企業と「ティール組織」

せっかくなので、ベンチャー社員として、この本読んだ感想をつらつらと。

うちみたいな小さい組織ではすでにほぼ「ティール組織」のところが多いのでは

現在主要メンバー4人っていうミニマムな会社なので、放っておいてもだいたいティール組織になってる気がする。
この本がインパクトあるのは、大企業でも適用できるぞ!と言ってるところなんじゃないかなあと。

そもそも「会社の存在目的」がよくわからない

ベンチャーとして一番難しいのは、これではないかと。
まだほとんど社会的に認知もされてなくて、誰かの役に立ってる感とかまだ事業的には出せてないという状態の時に一番露頭に迷いそうなのは「会社の存在目的がわからん」ということ。

正直なところ、私は露頭に迷ってる。
一応ビジョンだったかミッションだったかのステートメントは会社にはあるし、それ自体の意味は理解してる。
けど、結局ざっくりいうと「社会が良くなりますよーに」としか言ってないような気もして、じゃあ具体的にどうやって行動したらいいのかっていうのが全然浮かんでこない。

そして更に自分の手をぢっと見ると、今やってる仕事が本当に社会のためになっているかさえわからない。むなしい。

鍛えられたティール社員だときっと「これは会社のステートメントにも反しているし、自分の存在目的にもマッチしてない、なんとかしなきゃ」ってなるんだろうけど。
ここでまた、やる気のない人間という現実問題にぶち当たり、「仕方ない」の一言で現状に目をつぶって黙々と作業して疲弊していくといういまの自分に着地する。

なんとかすればいいのにね。自分。でも変化を望むっていうのは勇気と、そして精神的・肉体的余裕が要るのよね。

自分の存在目的もわからないと、自然と辞めていくのがティールの摂理らしい

そういう自分の体調問題もあって、いま、組織であんまり頼られたりしなくなってしまって、いよいよ自分の存在目的というのがわからなくなってきた今ですが。
ティール組織では、そういう存在目的がわからなくなった人たちは自然と辞めていくもののようで。
そういう意味ではうちはかなりティール組織だと思います。
それ自体はどうこう言うつもりはないし、それもこれも自分の選んだ人生のせいなので、仕方ない。仕方ない。仕方ない、っていうことばが最近の私の呪文です。

個人的に一番おもしろかったのは「企業も競争してはいけない」という論理

話変えますが、この本で個人的に一番刺さったのは、「企業も競争しない」ということ。
競争や合理化の論理で言えば、すべて機械的に進めたほうが効率はいいはず、だけど、相手は結局人間だから、そんな単純じゃない。CSRの意義とかに通じるものがあると思う。安くて早いけどめっちゃ環境汚染してる、とかは全然歓迎されないしむしろ今後はより嫌われていって、結局利益も出ない。そういう大量生産の時代は終わって、「本当にいいもの」を提供するいい会社が生き残る、という話だと解釈しました。

薄々そういう世の中になっているということには気づいてたけど、やっぱりそうだよね、という確信が持てました。
いいもの作ろう、って素直に思えて幸せになりました。

というわけでいろいろ考えを深めることができたので、読んで良かったとは思います。
うちの会社でもうちょっと深く適応するなら、まずは会社の存在目的を本当に突き詰めて、それで各々いま何をすべきか・何をしたいかをもう一度考え直したほうがいいんじゃないかなと思います。

そして私のやる気問題は、自分だけではもう解決しようがないという残念な結論を導き出してしまったので、折を見て相談するか、そんな元気もないときは黙って産休突入するまで修行僧してます。

ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現

ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現

妊婦、仕事辞めたいけど辞めにくいよ

読みました。

そしてブコメもしました。

妊婦だけどもう会社辞めたい

妊娠4ヶ月の私、まあホワイト勤務だが具合悪く正直辞めたいくらいなのに、増田さんハードすぎ…仕事は誰でもできるけど、子を守れるのは自分だけ。その優先度大切に、とりあえず休んでほしい。有給〜産休入れないか

2018/01/10 10:29

 

まだ妊娠4ヶ月の私だけどものすごいタイムリーな話題で、毎日毎日考えてることだったから、びっくりして読ませていただきつつブコメまでしたものの飽きたらず、溢れる思いの続きはブログにしたためることに。

 

辞めたほうがいいのに、辞めにくいよ、妊婦

子どものこと第一に考えたら、そりゃこんな具合悪い中働くなんて頭悪すぎる。妊婦って具合悪い。思ってた以上に毎日具合悪い。

今日だって妊娠14週にして歯磨きしながらえづいて胃酸撒き散らした。もう吐きつわりは卒業できてたと過信してたからびっくりしながら泣いた。そこから胃の暴れが止まらず今日はお布団コース。会社はお休みしちゃった。てか今年入ってまだ働いてない。社会復帰遠すぎ。というわけでお布団のなかでスマホでブログ書いてる。

 

そんな具合が悪いならもう辞めたい、正直に辞めたい、仕事か妊婦かどっちか辞めたい。妊婦はさすがに辞められないから仕事辞めたい。これ以上職場に迷惑かけたくないし、明日仕事行けるかなーって悩まなくて済む。毎日の体調の変化に必要以上に怯えなくて済む。辞めたいよ。

 

でも、いま辞めたらいろいろ大変な目に遭うのが目に見えてる。

 

まずお金。いや、とにかくお金。

今までの私なら、辞めてやるーって言ってすぐ辞めて、そして適当に有給消化してる間に次に何して稼ごうかなーなんて計画してなんらか仕事始めてた。

でも今はそんなの無理。具合悪いなか行動できない。転職だって普通に考えて無理。すぐ出産で抜ける戦力なんて必要ないよね普通に考えて。今からフリーランスで働くか?リスキーすぎて禿げそう。

辞めたらお金が入ってこない。おまけに家族が1人増えるってのに、そんな大事なときに収入減るのってけっこうな恐怖。辞めにくすぎる。

 

給付金の制度

しかも、妊婦だと失業保険も得られないとのことで(出産後就活をはじめたら貰えるらしい)。

まじでお金ないやん。

さらにさらに、うまくやらないと出産手当金(出産の前後に給与の2/3もらえるやつ)も手放すことになるし、育児休業給付金(育休中に給与の2/3もらえるやつ)もさようならになる。

※この辺の制度、まだイマイチよくわかってないのですごく調べてるけど、汚染されたSEOの海から拾い上げるの難しすぎて泣いてる。そのなかではこれが今の私の疑問にマッチしてて熟読した(サイト自体はアフィ感あるけど中身はちゃんとしてるように見えた)

現在妊娠5か月です。給付金などはもれなく受け取りたいのですが、退職時期はいつがよいでしょうか?|無料の保険相談・見直しの窓口なら保険クリニック【公式】

 

私の場合、現状の予定日が7月上旬なので、産休入れるのは5月下旬の見込み。稼働日でいえばあと90日ほど。あと90回働けば、いろんな資格をゲットしてそれなりにお金には不安少なく出産を迎えられる。

しかしあと90回か。90回も働けるか。わからない。

 

というわけで、かなりかなり辞めにくい。超絶辞めにくい。ここで辞めたら失うものが多すぎるから、多少会社に迷惑かけてぼちぼち休んだとしても、なんとか勤続してたい。でも正直、こんなグダるならさっさと辞めたいんだ、、、、、、、、

 

働くパワフルな妊婦像に抑圧される現実の私がいまここにいる

男女共働きな世の中が当たり前になって、そして私もありがたく職にありつけて、家事よりは得意っぽいお仕事をさせてもらって、男女平等バンザイすごいよ先人達、って諸手を挙げて喜んでおりましたのは妊娠前だけだったかもしれん。

こんなに辛いなら今は家庭に入っていたいよ。

でも私は家庭の仕事得意じゃないから、ほんとはこれまで通り働きに出たいんだけど、私ごときじゃ働くパワフルなスーパー肝っ玉お母さん的なやつにはなれないぽい。

これが現実。

わたしはいったいどうしたらいいんでしょう。

どうしたら。

 

夫には話して、たとえ無給休暇になっても休みたいときは休むべきと言ってはもらってる。ありがたい。というか、働けない日はもうそれしか選択肢がない。

会社には、こういうわけでこの先どのくらい働けるかはわからないと、今日もちょっと伝えたけど明日改めて言うつもり。

これくらいしかできないかな。

 

こんなに大変だとは正直思わなかった。こんなに具合悪いとは正直思わなかった。

働くことと、子どもを持つこと。両立のベリーハード感はもっと知られるべきだけど、知られすぎて少子化に貢献はしたくない。

妊娠中はもう少し金銭的になんとかなる制度とかあれば解決なのかなあ…まあ財源とか突っ込まれると困っちゃうけど…

動かない身体と向き合って「できない」を知る

あけましておめでとうございます。
流産から2年、不妊治療やらセカンドオピニオンやらを経て、ようやく再度の妊娠にこぎつけ、そうしてようやく妊娠4ヶ月というところまできた2018年1月。

そして、もれなくつわりに襲われて、はや2ヶ月。
いまは吐くことはなくなったのですが、いまだ逆流する胃酸と頭痛と戦ってます。

妊娠前までは、土日はランニングしたり買い物したり映画見に行ったり山登ったりしてたんですが、こんな体調じゃ当然なんにもできなくて。
ふと気づけば、若干の人生観の変化ありました。

わたし、割と器用なのか運動神経もそこそこあるのか、なんでも努力さえすれば全てうまくいく信者だったんです。 実際人生そんな感じでごり押ししてきたし。

でも、なーんにもできない今を見つめて。
本当に「できない」ということがあると知りました。

さっき、はてブのホッテントリにあがってた、「フォトグラファーの処世術」みたいな記事読んで。
こういう記事は前はありがたく読んで、それで真似して努力して、自分もそれなりにお仕事もらえるようにがんばろー、なんてやってたんですけど。
いまはなんかただ涙出た。

できねーよ。なんにも。だいたい電車に2ヶ月乗ってないんだよ。電車乗る恐怖にさえまだ勝ててないんだこの体調。ようやく外食にチャレンジしてそこだけ打ち勝ったとこなの。写真なんてそもそも撮りに行けないし、だいたい作り込まれた写真はなぜか吐き気の対象だし。

いまはできない。努力をはじめることができない。努力できるほどの体力がない。
いまここでお布団にくるまって呼吸して、明日にはまた快方に向かうと信じることしか、できない。

人生のステージによって、できないことが増える時期がある。そもそもいろんな環境によって、できないことが多い状態から人生スタートせざるを得ない人もいるに違いない。
まあ言われてみれば当たり前だし、妊娠すりゃ当然そんなこと自分に降りかかるって知ってたつもりだけど、実際そういう状況に身体がなってみないと、心から理解することってできてなかったみたい。

だから人間って支え合っていかなきゃいけない。
道徳の教科書みたいな答えを身体で噛み締めております。

元気になったらすぐ忘れて自己責任論唱えはじめるかもしれない私だし、今より具合悪くなったら人のことなんて考えられないだろうし、このくらいの閉塞感の中にいるときが一番思考を深めるにはいいのかも。

どのライフステージでも、「やりたいこと」「その中からやれること」を見つめていたい。なんてね。

それで人生初のチャレンジしてるのは、まさかの編み物。
編み物ってすごい。一本の毛糸があんなこんなで立体になってく。おまけにお布団からちょっと身体起こすだけで編める。具合悪くてもできるクリエイティブな趣味見つけたり。
この2週間で定番のマフラーからポーチ、シュシュ、Switch用ケースにルームシューズなんか編んじゃったりね。布団から動けないって生産的だね。クリエイティブだ!

仕事もぜんぶリモートでやらせてくれてありがたい。でも正直、最高に具合悪い時は全休したかった。今もほんとは、あんまり動きたくないし働くということへのモチベが低下してる。
この辺はどうやってやりくりしていくか、まだ見えてない。男女平等の弊害だわほんと。妊婦って幸せな人だと思ってたけど、体調だけで言うと人生で一番最悪。なのに他人から見たらたぶんわたしは今、幸せな妊婦だ。
きつい。

今後も子どもが無事産まれても、仕事との両立やら、やりたいこととの衝突には悩むんだろうな。
人生ってでも基本そんなもんなんだろう。
その中でやりたいこと、やれること見つけて、一生懸命やる。つらいときは休むし、頼る。それが社会ってやつなんだろう。

まだまだキャリアとかも気にしてる私ですけど、こんなんでいいのか、ほんとわかんない。
妊婦でももっと強い人がきっとキャリア積んで羽ばたいてくんだろなとか思って。
でもこれが私の精一杯だから。
私の「できない」に向き合って、自分のペースでやってくしかない。

今のところこんなかんじです。
ほぼ愚痴みたいになっちゃったけど。こんな状況でもいろんなひとに支えられて生きられている今にまずは感謝することを忘れないでいたいです。

具合悪いので、好きな音楽をただただ並べる

諸事情により具合が悪いので、お布団にくるまりながらぬくぬくとiPhoneでブログをしたためる、それくらいしか土日に何かやる楽しみもないくらい体調の悪さにやられている師走でございます。

体調悪いっていうのは、一言で言ってしまえば要するに悪阻です。つまり妊娠してるってことなのですが、前回の妊娠は10週の検診でダメだったということもあり、今回はまだ妊婦である自覚を強く持たないようにしてるし、期待もそんなにしないようにしてます。傷つきたくないな。来週、ついに10週の検診で。こわい。

なので日々、毎日悪化していつ終わるかわからない二日酔いと戦ってると思い込んでるんですが、もう限界近い。もう吐くの疲れたんや。助けてくれ。生きてるのつらいんご。

とは言え、選択肢としてもここでしぬってわけにもいかず、とりあえず毎日生き延びるしかないので生きてます。前置き長くなりましたがおはようございます。今日も外は晴れみたいです。

で、こんなくたばり方をしている人間がやれることは限られており、ひとつはスプラトゥーン2、そしてもうひとつは、音楽聴くことです。

特に音楽は寝ながら聴けるので最高です。今や昔懐かしになってしまったマイMDコンポに、なんとイマドキなBluetooth接続できる代物も購入したので、本格的な寝たきり生活に突入できます。

お安い価格で満足クオリティだったので、懐かしのMDコンポをiPhoneで鳴らしたい方にオススメいたします。

こんなのまで買って、あとは聴くだけ。わたしはAWAに課金していろいろ聴き漁ってたり、MTVで流行してるらしい曲をキャッチしたりしてるけど、その受信チャネルに新しいものが最近加わってます。それは、気になるあのこの音楽ブログを購読するというものです。

とは言ってもまだこのブログしか購読してないからほかのオススメください。

namiowelcomeの日記

購読してる理由はこの方が会社の同僚っていうのが一番ではあるのですが、わたしそんなに優しくないのでいくら同僚でも読みたくないと思ったら読まないところなのですが、それがなかなか面白くて読んじゃってます。悔しい。

この方、けっこうな年上同僚さまというせいか、一緒にバンドやるって言ってもぜんぜん音楽の方向が違う。その「方向の違い」がなんなのか、読んで日に日にわかってくるかんじ。というか、私が60年代70年代のブルースとかロックンロールとかを知らなさすぎて単純に発見だらけで面白いんだと思う。

でもその時代のバンド、私が知らなかったバンドを「ミュージシャンなら全員知ってる」的に言われるとなぜかムッとする。私ミュージシャンじゃないけど。無知がバレたというのが怒りの感情になったのか。

ただただ好きっぽい音楽をTSUTAYAで漁りMTVで漁りAWAで漁ってきた、そんな人生。音楽の系譜知らないとダメなんでしょうか。

そんな無知で、音楽の系譜も知らんし最新の流行も知らんし名曲名バンドだって知らんの多い私ですが、そんな私がじゃあTSUTAYAやMTVやAWAで何見つけてきたのかまどてみようと思い立ったのが本エントリです。前置き長すぎた。私のように具合悪い方やスプラトゥーンで負け込んでる方にリフレッシュしていただけると幸いです。

なお、選定基準はシンプルに下記です。
・アルバム聴きこんだことある
・今も好き

東京事変

最初から直球ですまない。好きだから仕方ない。でも初期のが好きかも、アルバムで言うと「教育」「大人」。

遭難

曲の展開がどストライクで好き。

いろいろ動画埋め込もうかと思ったけど東京事変はいいか。

椎名林檎

この流れで当然好きなんだけど、東京事変のほうが好き派。バンド感が好きなんかな。

すべりだい

むっちゃ好き。音作りさいこうすぎる。


赤い公園

この流れで赤い公園、で合ってるのかわからないけど、私の中では東京事変を初めて聴いたときと同じ種類の震え方したのでこの流れでくくってる。

交信

初めてMTVでこの曲聴いたときの衝撃。これが自分らの音楽なんだ、っていう存在感に圧倒されまくった。不安定さが逆に刺さるボーカル、読めない曲展開。すごい。

この曲から入って、ファーストフルアルバムの「公園デビュー」を聴くことに。

今更

同様に刺さる。

絶対的な関係

多分一番有名な曲。

個人的にはアルバム「純情ランドセル」を繰り返し聞いたけど、「猛烈リトミック」が一番売れたのでは。なんか賞もとってるみたいだし。
それにしてもこの夏でボーカルが脱退しちゃって、ほんと悲しい…声質似てるし私が加入したいって夢を見たけど、バンドってそういうもんじゃないんだよなー。この先どうなるか、あたらしい赤い公園、期待してます。

相対性理論

なんかこういう系の流れで。

ミス・パラレルワールド

聞いたら忘れられないやつ。

相対性理論もまあ、ご存知だと思うのでいっか。

Cymbals

ここにきてちょっと時代遡りはじめる。ポスト渋谷系という括りらしい。むっちゃ可愛くて悶絶するーー土岐麻子さんはCymbalsから知る。

RALLY

Show Business

かわいいいいいいいいいいいぃ

土岐麻子

この流れで。いまの土岐麻子さんも好き。

セ・ラ・ヴィ 〜女は愛に忙しい〜

アルバム「PINK」が街歩きにぴったりで、足を痛めてたときウォーキングしながら聴いて謎の優越感に浸ってた。中でもアルバムタイトルにもなってる「PINK」っていう曲大好きなんだけど、YouTubeが無かった。

The Cardigans

もーほんと、かわいい。かわいい大正義祭りやで。

Carnival

Sick & Tired

こんな声で生まれたかった。こんな空気感のバンドやりたい。

星野源

ここで急に現代に飛んでくるけど、星野源って私の中ではこの流れなんですけどどうなんでしょう。アルバム「YELLOW DANCER」、何回聴いたことか。

SUN

売れ線でアレですが、結局私はここから入ったしやっぱ好きだ。が、YouTubeにこんなのしかない。

そこのところの戦略はイマイチだと思うので、フルMVくらいYouTubeにあげてほしいとこ。まあ私はアルバム買って聴いてるからどうでもいいといえばいいけど、ねえ。

Caro Emerald

オランダからきた、レトロポップなジャズ。という説明をよく見る。こういう雰囲気だーいすき。

That Man

AWAの音楽認識でその存在を知って以来聴いてる。音楽が流れてたのはららテラスだけどね!

Maroon 5

ファーストアルバムからずっと聴いてる。昔の方がシンプルで好きだったかも?

This Love

Sunday Morning

どうでもいいけど、アダムさんっていつからムキムキになったんだろ。

The Mars Volta

プログレも好物だと確信したのは、マーズヴォルタに出会ったから。TSUTAYAが導いてくれた出会いだった。アルバム「De-Loused in the Comatorium」が刺さりまくった。

Inertiatic ESP

かっこよすぎ。曲展開の先の読めなさ、先が気になってずっと聴いちゃう。

King Crimson

そして漏れなくプログレに溺れはじめる。

21st Century Schizoid Man

はい、やっぱこれ。原曲じゃないですが。

Red

弾けそうと思って練習した記憶。


Led Zeppelin

プログレと括りはしない気がするけど、わたしはプログレ感漂うツェッペリンがすき。

Achilles Last Stand

ねえどうなっちゃうのアキレス!って勝手に思いながら聴いてる。軽音楽部にいたときリクエストしたら、先輩が演ってくれた。かっこよすぎた。わたしも弾けるようになりたい。


TRIX

軽音楽部で知ったといえば、TRIX。フュージョンですが。

Double Up

MA-TSU-TA-KE

わたしはこういう曲を聴くとギター弾きたくなります。まあ、弾けなくてすぐ挫折するんですけど。

ギタドラ関連曲

たぶんわたしのすきな音楽、ルーツはだいたいギタドラ関連。ギタドラは、ゲーセンで遊べる音ゲーなんですけど、その昔は家庭用のもあったりして、中学生くらいから社会人までずーっとやってたので。都会に引っ越してゲーセンが近くになくなってしまって引退を余儀なくされたわけですが。
プログレ好きも、きっとゲーソン全般好きだからなんだろーなと思う。ラスボス曲みたいだし。

El Dorado - TAG

わたしの中ではTRIX聴くなら同様にこっちも聴いてほしいというかんじ。

Cosmic Agenda - TOMOSUKE

ともすけさん、たぶん土岐麻子好きだし、そういう流れで聴ける大好きな曲。

月光蝶 - あさき

腐女子ですすみません。この曲をゲーセンでやりたかったがために家庭用ギタドラを卒業してゲーセンに引きこもってしまった。

ギタドラ曲はほんともういーーっぱい紹介したいけど、引かれても困るしこの辺でやめときます。

Dream Theater

そんなこんなで、主にゲーソン好きに刺さるドリムシももちろん聴きます。

As I Am


System Of A Down

で、プログレメタルな人たちも聴くことになりました。

B.Y.O.B

この曲が入ってるアルバム「Mezmerize」には福岡の警固のTSUTAYAで出会ったけど、まじでレコメンドしてくれててありがとうって思う。福岡に住んでた1ヶ月間、ずーっと聴いてた。飽きない。なんかわけわかんなすぎて飽きなかったし、鳥肌立ちっぱなしで聴いてた。



なんかやたら長いエントリになってしまったのでこの辺で。
いい暇つぶしになりました。ほんと、もし無事妊娠継続したとしても一般的にはあと1ヶ月ほど具合悪いらしいんですけど、何して生きればいいんですかね。音楽聴くかゲームするしかなかったいま、ブログ書くのもできるわ、と思って一つ希望を見出した、それが今日の幸せです。
不妊で悩んでたのに贅沢な悩み抱えてるなーと思うけど、いざ悪阻になったらやっぱきっつい。これでまた流産したらほんと悪阻だけ2回も経験してほんと何やってるんだと思う。呪うよ本気で。
寝て起きたら来年になってないかな。なー。

プレミアムフライデーが会社にとってプレミアムになった日

本来のプレミアムフライデーとは用途がちょっと違ってしまっているかもしれないけれど、昨日のプレミアムフライデーは多分会社にとって歴史的1日になった、はず。というかそうであってほしい。

というのも、昨日が月末金曜日だったので、15時で会社上がろうーって話がプレミアムフライデーの本来だと思うのですが。

私たちはその15時以降を、ずっとやりたくても時間がないことを言い訳にできていなかった、新規事業のために時間を費やすことに成功できたのです。

 

ベンチャー企業の端くれをやっているのにも関わらず、そういうキラキラ系新規事業に着手してなかったんかい、ってかんじですが。

ベンチャーと名乗り続けて6年目だったかの会社には、日々のタスクだけでけっこう精一杯なとこもちらほら出ておりまして。ベンチャーらしい仕事やりたくてこの会社入ったのにおかしいな草生える、みたいな日々、正直あったんです。

 

でもようやく、プレミアムフライデーを無理矢理の自己解釈を行うことによって、本当にプレミアムな1日にすることができたと思う。すごい楽しかった。この感覚久々すぎて、まだ興奮冷め上がらず、いまこうして書き出している次第なわけです。

一応うちの会社は本来の意味でのプレミアムフライデーもやっているので、15時以降は退社してもいいとは思うんですけど、私はせっかく過ごすならこういう時間の使い方するほうが面白いんじゃないかと思ってこの方針に大賛成しております。

 

何をやったかというと、15時になったら、私たちは基本リモートワーカーなのでまずビデオミーティングで全員と繋ぎまして。そしてその新規事業について話しながらどんどん決めて、どんどん作る。

ただそれだけ。

ただそれだけのことなのに、時間を敢えて作らないとできないなんてある意味情けない話ではありますが、これがものすごい良かった。みんなで新しいことの作業を時間を共有しながらする時間、ものすごく充実感あったんです。

 

そしてこの流れで、月末だけでなく毎週の金曜日に、この新規事業のために作業時間を確保すると決めまして。来週も大変楽しみです。こうでもしないとやっぱり人間、日々作業に追われてると新しいことはじめられないものなのだなあと思います。

結局Googleの20%ルールと似たようなことやってるだけですが。でも会社としてようやくそのあたりを仕組み化できて、前進しはじめたので、未来が開けてきたかんじです。

 

というかこの少人数の規模の会社でさえ、ここまでくるのに時間がかかったと思うと、そこは本当に良くない。フットワークの軽さこそベンチャー気質の醍醐味で魅力だったはずなのに。自分たちが無事生活できるくらいに稼ぐことを維持しながら、その上で新しいことはじめるというのは、口で言う以上に大変なことなのだと実感してます。

 

仕事のことを純粋に楽しいって思うの、正直久々だったので、いま大変ハッピーです。やっぱり新しいことにチャレンジするのってエネルギッシュになれます。最近疲れ切って、土日にパソコン開くことなんてほぼほぼなかったんですが、今日はAdobe XDちゃんをいじり倒そう、とか思っちゃってます。

そういう意味では、私のやる気を遠回しに向上させたマネジメントの勝利ですね。ほんと、いいように使われてる気がしますが仕方ない。まあそれが私なので、今日はどうせ雨だし新しいサービスのことぬくぬく考えながら、たまにギターの練習でもして過ごすことにしようっと。

3年後も5年後も想像するのちょっと辛い

こんなに辛いことだったんだな、って今日気がついた。

不妊治療中の今、子どもができるかできないかもわからないのに未来のことを考えさせるなんて酷だと思う。今日たまたま会社でそういう話題を振られて、なかなか逃げ場がなくて辛かった。

将来どうなっていたいか、なんて就活セミナーとかでありそうな質問だけど。

たしかに25歳の時にこの話題を振られたとしても困らなかったかも。30歳までに第一子、そして家庭第一にしながらも働いていたいなーとか答えてたんじゃないか。それはもう牧歌的だった。

30歳になった今。

残念ながら28歳のとき流産しちゃってからというもの、授かりものはやってこない。そうして不妊治療してるわけだけど、毎月毎月、できるかもしれないしできないかもしれない。そんな毎月先行き不透明な日々送ってるなか、数年後の想像をするのって、けっこう心理的に抵抗感があるものであると気がついた。

 

〇〇歳までに〇〇になっていたい、というのっていまは人生史上最大に超難問だなーと。そりゃお母さんになってたいけど。けど。

 

その場にもいろんなフェーズの人がいて、わたしより年上の女性で最近彼と別れたって方もいたり。もしもその方が子どもが欲しいと思ってるのにそういう状況だったら、と思うと、私は「子どもほしいです!!」とか声を大にしては言えない。

この質問に対して結局私は、「子どもは欲しいけどできるかわからないし、どっちにしても先の想像がしにくくて辛い」と正直に答えた。それでなんとなく察してくれたっぽい空気になったので報われた。

 

もやもやはまだしてる。どういうのが正解だったんだ。