レールを外れてもまだ生きる - コロポンのブログ

派遣OL、ベンチャー企業取締役になる。二児の母。ふつうの会社員にはなれなかった人のつぶやき。

「プロブロガー」はもうダサいし、PVやSEO狙いの記事ももう飽きた

過去の自分が恥ずかしい。
「プロブロガー」に、俺はなる!
的な風潮を抱えていた時期も私にはありました。そんな過去記事、抹消できなくはないけど、それもまた人生なので甘んじて受け入れます。

しかしもう「プロブロガー」とかいう言葉自体から陳腐さがぷんぷんと漂ってくる。ダサい。ダサすぎる。
ブログにすがりついて生きていくと、結局コンテンツが不足して、自分を切り売りしなくてはならなくなる。それがもう目も当てられない。数年前の先駆者達がやり始めたころはまだ新鮮さもあったけれど、もうそんな人のパターンを何千も見てきたら、飽きた。とにかく飽きた。
自分を切り売りするのと同時に、PVやSEOのためだけの記事を量産し始める。それがもう醜い。インターネットがどんどん石だらけになる。玉を探すことの難しさよ。インターネットで調べたことをインターネットに書かれても。「プロブロガー」ってのは、読み手のことをなんだと思ってるんだ。1アクセス、としか思ってないんじゃないの。

読んで心から面白かった、元気になった、勉強になった……そんな感情を抱かせてくれる唯一無二の記事を読みたいし、生みたいと、心底思う今日このごろです。
このブログは確かにうっぷん玉手箱みたいになっちゃっててインターネットの悪を感じますけども。せめて仕事としてやってるメディア運営のほうは、簡単に言うと、おもろいことがしたいねん。おもしろいことしたいべさ。


でもちょっと思ったんだけど、「ライター」でネット上で活躍している人にはほとんど負の感情を抱かないけど、「プロブロガー」には抱くのはなぜなんだろ。

・「プロブロガー」という言葉自体の陳腐化
・「プロブロガー」のイメージとして、「今月○PVいきました!」「今月売上○円でした!(収益ではない)」「○○する○つの方法」とかいう記事ばかり書いてる気がする
・なぜかやたら煽る

そういう書き手はやっぱりダサい。もう飽きた。
がんばろう。煽らずとも読み手をつけられる、そんなコンテンツに力のあるメディアを作りたい。
私個人、いち書き手としては、どんな媒体でも「私」らしく書けるようになりたいなとは思ってます。しっかり地に足がついた書き手でありたい。もっといろんな場所で書けるようになりたい。……目指すのは自由やろ。