レールを外れてもまだ生きる - コロポンのブログ

派遣OL、ベンチャー企業取締役になる。二児の母。ふつうの会社員にはなれなかった人のつぶやき。

お米が美味い。人生豊かになる無印「土釜おこげ」を語らせてほしい

毎日のお米が美味しいということ。それだけで人生ってなんだか幸福に満ち溢れている。これが、言い過ぎではなく、わりと本気でそう思う。
たかがお米、たかが炊き方ひとつで何が変わるっていうんだ、と炊くまでは思ってましたよ私も。
それが。
いざ一口食べたら、逆に、なぜ今まで炊飯をないがしろにしていたのかという疑問が湧き始めた。せっかくのお米を、自らの手でイマイチな味に炊き上げていたという現実に、衝撃を受けてうなだれる他なかった。  
こんなことを書き上げちゃいたくなるくらいに、たまたま無印良品で見かけて購入してみた「土釜おこげ」という商品にガッツリと恋をしており、そして人生の幸福度を一段階底上げしてくれた御釜に心から感謝申し上げている次第でございます。
ググってみたら、もはや雑貨クラスタにとっては数年前から話題の商品みたいだけど、私だってこの幸せをインターネッツに書き残したいんだい。

ごはんにこだわりたいかも、と思い始めたきっかけ

つい先日、「南魚沼グルメマラソン」というハーフマラソンに参加しまして。
前日は越後湯沢に宿泊して、「トンネル抜けたら雪国まいたけ」とか言いながら温泉浸かってたんですが(越後湯沢があの雪国だって知らなかったし、雪国まいたけがあの雪国のまいたけで、越後湯沢のすぐそばの南魚沼にその工場があるということもこの時知った)。
その旅館の夕飯は、当然のように南魚沼産コシヒカリ。
そして当然美味い。
南魚沼グルメマラソンの完走賞は、南魚沼コシヒカリ食べ放題であって、これもまた当然美味い。

なぜこんなにお米が美味いのか。
お米ってそんなにブランドで違うのか。
それにしたって、うちで炊く米は美味しくなさすぎるのではないか。悪い米は使ってない(旦那の実家が兼業農家で、定期的に送られてくる米。ブランドは不明) 。そういえば旦那の実家はガス炊飯器とかいうパワフルマッシーンで炊きあげているようだが、あれは美味いぞ。きっと同じ米なのに。
炊飯器を新調したほうがいいのかもなーと思いながら、漫然と炊き続ける日々に戻っていきました。

たまたま出会った「土釜おこげ」

そんなイマイチなお米を炊き上げる日々に辟易しながら生きていた私。
しかし、たまたまぶらりと立ち寄った無印良品に、なんとお米が炊けるとかいう重たい釜が売られていた。
お米って炊飯器じゃなくても炊けるのか。いや、よく考えたらそうだけど。炊飯器で炊くもの、という観念に完全に縛られてたわ。
そしてそこまで高くはない、と価格を確認して、ひとしきり悩んで、どーんと購入しちゃった。

炊く。

初回はおかゆを炊いてくれとのことだったので、おかゆを作成。それでお米のでんぷんを土釜になじませるとのこと。二回目以降から普通に炊いてくれ、というわけで。
二回目。普通に炊く。普通といっても、炊飯器で生きてきた私にとって、水量の線が無い釜は初めてなので、説明書見ながら水の量とか計りながらセットするんですが。

炊飯器同様、20分くらい浸水してから、火にかける。中火で15分くらい放っておく。それだけ。
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すると、なんかいい香りがしてくる。ちょっとおこげな香りになったら、それはおこげが生成されているに違いないので、やり過ぎないタイミングで火を止める。そして20分くらい放っておいて、蒸らす。
真剣に炊飯すると1時間くらいかかるけど、浸水と蒸らしをサボれば20分で炊ける。まだサボったことがないので、サボることでどこまで味に影響するかはわからないけど。
時間の手間コストに関しては、料理しながら放っておくだけで米が炊けると思えば、炊飯器と炊飯コストはほとんど変わらない。

蒸らし後。
じゃーん。
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1合。ピカピカのおこめ。おこげ付き。
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見た目も大変良い。そしてこの御釜、保温性もあるので、おかわりするタイミングでも十分温かい。
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お米って、こんなに味がするんだ。
そう思える仕上がりになります。
お米がおかずのようになるくらいに、味を主張してくるようになるので、「お米食べてますよ今まさに!!」という自覚がものすごい湧きます。

文明が炊飯器を発明し普及していった理由のことを考えると、万人に勧められるものではないということも理解できます。
・タイマーで炊飯開始とかできない
・保温力があるからといって、24時間とか保温するのは無理
・火をかけている間は、家から出ることはできないし、火を適切に止めないと全面おこげになる
・ガスが一口しかない家庭だと、炊飯中は他の料理ができない

でも私の暮らし上では、今のところデメリットがほとんどなく、美味いお米が食えるようになったというメリットしか享受していない状態で、もうなんというかありがとうございますありがとうございます。
ちなみに、三合とか炊いて残りを冷凍ごはんにしても、十分に美味い。不思議。ごはんに土釜の味がついてるんじゃないか。つまり土釜自体が美味くて、土が美味いんじゃないかとか、そういう疑いが出てくる次第です。

とまあいっぱい書きましたが、無印良品には私が紹介料を受け取れる制度などないので、単に無償で記事広告書いたような気分になっていますが、もう、この商品に感謝しちゃってるから仕方ない。
ネットではここから買えるようなのでチェックしてみてください。お店から持って帰ろうとすると、けっこう重いので女性は注意。

土釜おこげ 3合炊き 約直径22×高さ15cm | 無印良品ネットストア

せっかくなので魚沼産コシヒカリ置いておきますので!


さー感謝タイム終了。仕事に戻ろうー

未だ忘れられない出産予定日と、ラン旅と、これからの人生

今日は、出産予定日、だった。
つまり、うまくいってれば、そろそろママになってたというわけであって。大変不思議な気持ちでございます。

ネットなんかで情報収集することには、掻爬手術後1~2回目ほど女の子デーを見届けたのち、すぐに再トライして授かる例が多かった。
でも私は踏み切れないままに、手術してからもう8ヶ月くらい経っちゃった。踏み切れなかった、という心の問題だけじゃないんだけど。手術後に女の子デーが自力で来なくて結局またピル生活だし。

そして、けじめ、としてというか、なんとなくやり始めた
「フルマラソン完走したら妊活するぞ」
というささやかな目標。手術が12月上旬だったので、下旬からトレーニングはじめて、4月17日の大会で盛大なフィナーレを迎えるはずだった。
ところがどっこい、その大会は、中止に。
運命のいたずら、とかいう劇画っぽい言葉しか頭に浮かばなかったけども。もうちょっと真剣にトレーニングしないさいよあなた、っていう神々からの霊験あらたかなチャンスだと信じまして、現在もひたすらトレーニングに励む次第です。

そんなこんなで今年に入っていくつか「ラン旅」とかいうのをしていて、まあ、楽しい。日本国内でも、まだまだ行ったことのないステキな街がいっぱいあるものだなあと、実感させられます。具体的に書いちゃうとですね、

2月の、伊豆大島でのカメリアマラソンでマラソンデビュー。10kmだけど。坂多すぎてきつかった、けど、マラソン大会っていうのは、応援という名の無償の愛を知らない人からたっぷりと注いでもらえる温かいものなのだなあと知りました。
3月の上里町乾武マラソン、前入りして高崎で一泊。一度は行ってみたかった高崎の榛名神社とか榛名湖観光できたし、当日は上里町のみなさまの温かい出迎え(駅からマラソン会場までの道のりからすでに応援される)と菜の花と民家の間を縫う21kmの道のりが印象的で、また走りたいと思ってます。
そして4月の加賀温泉郷マラソンが中止になっちゃったわけだけど、初めて金沢に行って、定番の兼六園&21世紀美術館なんて行っちゃったりして。メシがうまかった。マラソンで消化するから大丈夫ーとか言って食い過ぎて、脂肪がお土産になった。
6月の南魚沼グルメマラソン、ハーフで参加。ゴール直前の八海山飲み放題な給水所をにわかに楽しみにしていたのだけど、30℃の気温でやられまくっていた私の身体は日本酒を一滴たりとも受け付けませんでした。その代わり、ゴール後のコシヒカリ食べ放題はお茶碗山盛り1杯いただきました、あんな美味かったのに1杯だけかよってかんじだけど21km走ったあとに言うほどメシ食えないという耐え難い現実。

ランニングブームじゃーみたいなノリは好きじゃなくて、なんやねん皇居ランって、ただ走るのが何が楽しいんだ、って未だにそれは思うし練習大っ嫌いだけど、「ラン旅」自体は大変楽しいものです。南魚沼などは観光地、というイメージはあまりないわけで、こういうイベントやってくれるからはじめて旅の目的地に設定できたわけです。すばらしいと思うこのシステム。


ただ、妊活とは共存できない趣味、というのが悲しいところ。
当初の目的である「フルマラソン完走したら妊活するぞ」は、変えてません。
8月28日の富士吉田火祭りロードレースでハーフ走って、そして、
9月25日のオホーツク網走マラソン。フルマラソン。
これを無事完走して、妊活するんだ(フラグ)

なので私の人生、まあ、大したことない人生だけど、10月からまた妊活フルコミットできるように、やろうと思ってたことはすべてやりきりたいと思う所存です。
妊娠って思ってた以上に生活の制約が出るということも、あの時知ってしまったから。酒も今のうちたらふく飲んじゃう。でもダイエットもしちゃう。うふ。
そして、
仕事がんばる。働きたくないでござると唱え続けていた私だけど、仕事フルコミットできるのってもしかしたらついにこの機会が最後かもしれない。いや、もちろん出産後もほんわかと働きたいけど、自分がいま想像する以上にその生活ってきっと様々な困難に出会い続ける日々になるだろうから。生活が基本的には変わらないだろうあと3ヶ月~半年くらいの間は、仕事を大真面目に取り組んでみよっかなと、決心してる次第です。

そんな、都会の隅っこで細々と生きるしがない私ですが、小さな決意だけ胸に秘めて、暮らしていきたいと思っております。
来週くらいには心折れてるかもしれないけど。それはそれでいいや。
がんばらない程度にがんばって生きます。

PCキーボードの選び方について、全力出したので共有させていただきます

最近なにやらバタバタママしておりますが、今書かないとどんどん風化する知見をゲットしておりますので、覚えているうちに共有させていただければと存じます。
その知見というのは、PCキーボードの選び方の知見。
今年に入って「PCキーボードこだわるクラスタ」みたいなのが存在すると知りました。仕事の周辺機器というのは妥協してはならぬという信条みたいなのを抱えている私として、これまでなぜキーボードにこだわってこなかったのだろうという圧倒的絶望感を覚えまして。よろしい、ならば購入だ、という全力コミットまっしぐらの事案だったわけでございます。
で、購入したのですが。そこそこ耐久性に優れたいいものを購入しちゃったので、しばらく自分ではこの知見を使わないはず、ということで忘れないうちに考えたことをここに記して未来の自分にも感謝されたいなと考えている次第です。

前提として私のスペック

・一応ライターしたりブログ書いたりしてるので、まあまあキーボードはハードに使うタイプ
・だけどキーボード全力で選ぶのは初めてなので、もっとプロはネット界隈にいる
・そんな中、私の利点は、まあまあ都心住まいなので、購入までに様々なキーボードを試打したこと
 ・秋葉原のヨドバシカメラとソフマップでだいたい揃ってた
 ・秋葉原のドスパラが良い、というレビューを見てたけど、探し方が悪かったのかあんまりなかった
 ・ラゾーナ川崎のビックカメラには有名高級キーボードはなかった
 ・横浜のヨドバシカメラにも行った。富士通系が触れたのは魅力

キーボードの選択肢を知る

キーボード、って本当に多種多様なものが存在するんですけど、どんな環境でどう使いたいかという視点で見れば、そこまで考えることは多くないということがわかりました。下記6点について、今の自分に合ったものを見つけることが、至高のキーボードとの出会いをもたらしてくれることでしょう。

①どんな打鍵感が好みか

さっそく気持ち悪いマニアックなところから攻めさせていただくものの、最終的にキーボードに「自分らしさ」を追求するのであれば、打鍵感に最大限こだわるというのが定石だと思われます。
しかし打鍵感こそ、地方住みでキーボード試打がしにくい環境の方には選びにくいポイントでもあります。が、まずキーボード4つの形式を理解することで、選択肢の絞り込みを容易にすることができると思われます。
下記、例に挙げている画像は、オススメという意味ではなく、見た目を知ってほしいという意図で貼ってます。

パンダグラフ

iBUFFALO USB接続 有線スリムキーボード ブラック BSKBU14BK

ノートパソコンについてるキーボードを思い出してください。とにかくキーストロークが浅い。浅いのが好きなひとはこれ。

メンブレン

ELECOM キーボード メンブレン式 USB接続 108キー 1000万回高耐久 ブラック 【PS3、PS4動作確認済み】 TK-FCM062BK

よくあるやつ。キーストローク深め。安価なものが多いようです。

メカニカル

FILCO Majestouch2 108フルキー青軸日本語配列 USB&PS2両対応 Nキーロールオーバー対応 独Cherry青軸採用メカニカルキーボード ブラック FKBN108MC/JB2

見た目はメンブレンと似てる。キーストロークはメンブレンよりは浅い(底打ちが不要)。
ゲーミングキーボードはこれ。カチカチうるさいキーボード、触ったことないでしょうか、あれです。
この方式の面白いところは、自分に合った打鍵感を選択できる点。「軸」の色を選ぶことで、細かな打鍵感を自分に合ったものにできます。
・青軸(音あり/タッチ軽め):カチカチうるさいけど、スーパーハカーになったような気分になる
・赤軸(音なし/タッチ軽め):めちゃめちゃ軽い
・茶軸(音小さめ/タッチ普通):入門がこの色のようですが、メンブレンよりは重く感じる(自分の感覚ですが)
・黒軸(音なし/重い):かなり重めのタッチ

重いキーは、その反射で打鍵を心地よくしています。私はこの反射を追い求めておりましたので、いろいろ触った際に茶軸がとても魅力的に感じました。

静電容量無接点

PFU Happy Hacking Keyboard Professional2 墨/無刻印 英語配列 USBキーボード 静電容量無接点 UNIX配列  WINDOWS/MAC両対応 ブラック PD-KB400BN

こちらも見た目はメンブレンと似てますが、キータッチの感覚がとってもふんわりしっとり。ただこれはかなり個人差があるものと思われます。
そしてこのキーボードも高級ラインナップということもあってか面白みがあって、変荷重にカスタマイズされているものが売ってあります。
というのも、ホームポジションを守り切れるあなたにオススメな、小指で打つキー(aとか)が軽くて、人差し指や中指が打つキーは重めにしてあるという、なんとも行儀の良い子が売られておるのです。小指と人差し指の力加減が同じはずがない、という人間工学。そりゃそうだ。でも私は右手の守備範囲がやたら広いのでこの子のありがたみをわかってあげられないんだけどな。aボタンとか薬指で全力に押しにかかってるから。

②刻印の種類を選ぶ

ちょっとお高いキーボードまで視野に入ってくると、キーボードの刻印の種類までこだわりたくなるのがファッションモンスターというところでしょう。
例えば普通のキーボードだと↓

サンワサプライ USBキーボード(ブラック) SKB-L1UBK

まあ普通に刻印されてるんですけど。
無刻印だと↓

Happy Hacking Keyboard Professional BT 無刻印/墨 PD-KB600BN

パソコン初心者に渡したら絶望するかんじになります。
まったく無刻印は記号の位置とかよく探す私も絶望するので、こういうのもあります。

FILCO MajestouchBLACK USB&PS2両対応 日本語91キー・前面印刷・かな印字なし Nキーロールオーバー対応 独CherryMX茶軸スイッチメカニカルキーボード ブラック FKBN91M/NFB2

自分側の側面に刻印がされてるという。オサレ。あとは、黒っぽい色で刻印されてて目立たないとかあります。
でもこれは完全にファッションの世界のお話なので、好みで決めるものかと思われます。

③テンキー必要か? ファンクションキー必要か?

あったほうが便利なテンキーですが、「机を広く使いたい」という需要を前にすると、使ってないものは取り除こうという趣向になります。
フルキーボード(テンキーも全部込み)↓

iBUFFALO USB接続 有線スタンダードキーボード ブラック 【FINAL FANTASY XIV 蒼天のイシュガルド 動作確認済】 BSKBU11BK

テンキーレス↓

エレコム コンパクト有線キーボード テンキーレス 日本語92キー(ブラック) TK-FCM084BK

ファンクションキーまでない↓

PFU Happy Hacking Keyboard Professional2 墨 英語配列 静電容量無接点 USBキーボード Nキーロールオーバー UNIX配列 WINDOWS/MAC両対応 ブラック PD-KB400B

コンパクトさを追い求めるとファンクションキーまでないほうが理想なのですが、私はF2とF5とF10をわりと押す方針なので、ちょっとファンクションキーがないのは怖いなと思いました(もちろんキーがないだけで、ファンクションボタンを押しながら操作することで代用はできます)。

④日本語配列か、US配列か

キーボードをこだわって買う時に見落としがちだけど案外危険なのが、日本語配列かUS配列かの部分。
違いがけっこうあるので注意です。

キーボード。日本語配列と英語配列。 - ツクモゲーム部

私はエンターキーの大きさと「無変換」の利用率の高さ、「半角/全角」もめっちゃ使うわーってことで日本語配列しか選択肢がありませんでした。

⑤有線か? 無線か?

そりゃ無線がありがたいけど、

・無線のほうが有線よりは当然不安定要素が多い
・無線のほうがちょっと高い

という無線は無線でデメリットがあります。
私もずっと無線キーボード使ってたのですが、マウスよりは有線でもぜんぜん支障感じないなーということで今回は有線にしようかなと思いました。

⑥キーボード自体の重さ、質感、キーの細かな配置、電飾などのその他の機能

あとはもう、キーボードの個性も最終的には見てあげます。
高級キーボードは、打鍵時の安定性の向上のためにキーボード自体を重くしたりしていますが、もし持ち運びメインで考えているならかなりうっとしいかと思います。
キーの微妙な質感や傾き、ボタンの大きさなども個性があって、触ると面白いので一度家電量販店に行くのは本当におすすめ。
あとは無駄に光ってるキーボードとかもあるので、光ることでテンションがあがる人はそちらがよろしいかと。

私の場合

というわけで、上記の判断基準で自分のキーボードを探しまくりまして。

・打鍵感:試打の結果、メカニカルの茶軸が一番なんかしっくりきた。打ってるという感覚と、ストレスの感じづらさのバランスがちょうど良かった
・刻印:ファッショナブルにしたところで打つのに迷うのは本末転倒かなと思い、ノーマル刻印に。でも前刻印もかなり迷った
・キーの数:テンキーは不要。ファンクションキーはけっこう使ってるから必要だなーと思い、テンキーレス&ファンクションキー有りを選択
・配列:日本語一択
・有線or無線:別に線が邪魔だとあまり思わないなーということで有線

結果として、下記を購入しまして、現在この子で入力中です。

すごくかわいいです。
ラゾーナ川崎で見かけたときから一目惚れしていたのですが、ちまたではRealforce(東プレ NG01B0 REALFORCE91UBK)さんとか、HHKBさん(PFU Happy Hacking Keyboard Professional2 墨 英語配列 静電容量無接点 USBキーボード Nキーロールオーバー UNIX配列 WINDOWS/MAC両対応 ブラック PD-KB400B )とか、人気なわけなので、彼らを試打しないことには買えないと思って行脚に出た次第です。で、試打した結果、Majestouchに戻ったわけなんですけど。
静電容量無接点方式は私にとってはしっとりしすぎというか、もっと「打った感」があってもいいかなと。そういう意味ではメカニカルのこの「打ってやったぜ」という感覚は、一度ハマってしまうと抜け出せなくなる、こってりとんこつラーメンみたいな魅力を感じたわけです。
もちろん富士通(富士通コンポーネント Libertouch Black USBキーボード 日本語108キー 入力荷重調整可能 ブラック FKB8540-052/B)とか、DuckyChannel(Ducky Channel DK9087Shine3 LED テンキーナシ CHERRY赤軸 ブラック)みたいなのも触りましたが、最初に高級キーボードとして触ったMajestouchの誘惑が激しかったです。サイズ感といい、触り心地といい、恋だと思う、ほんと。

で、我が家にはMajestouchを導入したのですが、こうなったら職場のキーボードも一新したい、と企みまして。
でも予算がない。
うーむ、ならば職場の机の第一要件である「そんなに真剣にキーボード打つことないんだから、机を広く使いたい」という要望を叶えようと思いまして。
そこで、横浜のヨドバシカメラで一目惚れしていた彼をポチった次第です。

サンワサプライ コンパクトキーボード ブラック SKB-KG3BKN

サンワサプライ コンパクトキーボード ブラック SKB-KG3BKN

激安。コンパクトで、メンブレン方式の程よいストロークも至高。若干シャカシャカと安いかんじの打鍵音が響くものの、問題なく心地よく打てて、職場で使う分には大変優秀です。
そうして家に帰って、長文作りたいってときにはMajestouchもいらっしゃるわけで。もう大満足キーボードライフがスタートしております。

そんなこんなでやたら書いてしまった。
キーボード屋さんでもなんでもないのですが、意外とキーボードをこだわると、なんだか気分良くPCライフが過ごせることがわかったので、お裾分けの気分で書きなぐってしまった次第です。Majestouchパワーかもしれない。
また次回からはくだらない日常を書きますので、よろしくお願いいたします。

行ったことがある日本を地図で色塗りして、自己満足するのなんかいい

これ書いてる今まさにゴールデンウィーク中というわけで、そわそわが止まらず旅のことばかり考えております。基本的にGWからの五月病というフルコンボを決める傾向にある私ですが、今年も漏れなく発症しそうで切ないです。でも連休で旅とかしておかないと、へなちょこメンタルな私はリフレッシュするタイミングを失ってどちらにしろクズ子になるのでどうしようもないです。メンタルが絹ごし豆腐な方々は、多少の五月病は諦めて贅沢にリフレッシュすべきだと確信しております。
という前置きはどうでもいいのですが。
わたくし、今年は飛び石連休だったこともあって遠出はせず、日帰り旅行をこそこそと楽しんだわけですけれども、久々にこのサービスのことを思い出しまして。

経県(経県値&経県マップ)

一番最初にこのサービスに出会ったのは、わたしの主戦場がまだmixiだったころです。mixi自体非常に懐かしすぎてスペリング合ってるか不安になるレベルですけれども。
お出かけ系・日本地図塗り塗りサービスはこれがなんか自己満足度が高くて、気に入っているわけです。
で、塗ってみました。

『コロポン』さんの経県値&経県マップ【生涯経県値】

他人の行ったことがあるリストとか、ぜんぜん興味湧かないと思うんで、自己満足専用ツールだと思われます。
それでも、自分の地図を見ながら、いろいろなことが視覚化されていきます。

・四国の左側のみかんとトマトのところまったく未踏だった
・九州の左側の長崎県とSagakeenがまったく未踏だった
・東北ほとんど行ってない

こんなふうにたまには過去を振り返ると、これがまた旅への原動力になったりしちゃう次第です。あーここ行ってみたい、ってふつふつと湧き出してくる。
旅へ行きたいなーって心から思えることというのは、日々の生活の原動力になるし。仕事ほどほどがんばって、お休みの日には未知に出会いに行く。新しい知見を手に入れる。そんな経験が、仕事がおもしろくなったり暮らしがハッピーになったりするきっかけになる。
精神的に疲れやすいひとというのは、おしなべて感受性が豊かなひとであると思う。そんなひとへの特効薬が、旅、だったりするんじゃないかなーなんて、近頃では思い始めました。なんというか、旅から帰ってくると、自分がなんてちっぽけなことで悩んでたんだろうとか、昨日までの自分をなぜか客観視できるようになってたりする。不思議ね。

ところで、「行ったことがある日本地図」は自己満で終了してしまう可能性が高いのですが、「行きたいところ日本地図」は誰かを幸せにできる可能性があるようです。

niko.hateblo.jp

私もこの記事をブクマして作ってみたいかもーって思ってからかれこれ1年になろうとしているのね愕然。
もはやリスト化はしないかもだけど、いま職業柄お出かけ系情報誌読み込みまくっているので、「今月の行きたいところ」とかいうエントリを書くようにしようかな。誰かがそれで幸せになるかはわからないけど、まあ、いいんじゃないのよそんなこと。

ちなみに旬がまもなく過ぎそうだけど行ってよかった場所

■国営ひたち海浜公園のネモフィラ
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■あしかがフラワーパークの藤
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残りのゴールデンウィークで駆け込みエンジョイっていうのも素敵ではないでしょうか。
私はPCキーボードの試打というものをやってみたくて、秋葉原に繰り出します。秋葉原とか初心者なんでちょっとした旅です。
パソコン(PC)通販のドスパラ【公式】

良い旅を。

大分→熊本→福岡旅行、という素敵な思い出を共有する

そういえば3年前のゴールデンウィーク、私は大分→熊本→福岡、というちょっと大きめ旅行してました。

どうしてこんなルートにしたのか

◇大分で温泉に浸かりたい。別府温泉に前に行った時さいこーだったので
 ・お湯も最高だけど、湯けむりがそこかしこからモクモクする温泉街情緒がお気に入り
 ・その上、海が見えるなんて、もう私は贅沢してるんだからーって確信できる
◇阿蘇山行きたい
 ・有名だから
◇熊本城行きたい、馬刺し食いたい
 ・有名だから
◇柳川川下りしたい
 ・これも福岡に1ヶ月住んでたとき体験したけど、なかなかのんびり楽しかったのでもう一度
◇太宰府天満宮行きたい
 ・太宰府に住んで天神に通ってたわけだけど、菅原道真にその時のインターンが無事終わったお礼を言ったほうがいい気がして
◇福岡でもつ鍋とラーメン食べさせていただきたい
 ・住んでたときに発狂しそうなほどに好きになり猛烈に食べたかった

ルート

線を引いたところは車。
熊本から北へはJRと西鉄を利用。

詳細の旅程

1日目:東京→大分空港→別府温泉

東京から大分なんて案外サクっと行けちゃう。つまり別府温泉まで脇目もふらず一直線、風呂桶片手にレッツゴーできるわけです。よくわからないけど、近くて遠い大分。そう思いました。
大分空港から別府温泉まではバスが出てるので安心。ほんとすぐ着いちゃうんだから。そうやって書いてるとまた行きたくなってくるこの求心力。あの風情がいいんだけども、この当時まだカメラ持ってなくて、カメラの趣味もなくて、風情の写真はなし。無念。
1日目の日中は「別府地獄めぐり」をしました。地獄がいっぱいあるんだけど、それぞれ湯の色が違ったり活性度が違ったりして、地球の不思議を実感。ここより先、大変無念ながら携帯の縦長画像にて失礼します。
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まあなんだろう、こんなかんじ。地獄めぐりも楽しいんだけど、やっぱりほどよい湯温に浸かりたいってことで、別府にて一泊して人間のためにちょうど良い湯加減にしてくれた温泉でぽっかぽか。

2日目:別府温泉→阿蘇山→熊本城→商店街で馬刺し

別府から熊本までバスが出てるんです。しかも阿蘇山も経由してくれる、私の願いが通じたかのようなルートで。

九州横断バス | 産交バスに乗ろう! | 産交バスポータルサイト

2016/05/02現在だと、阿蘇山のあたりは行かずに迂回するみたいだけど。やっぱり、そうなのか。
私が行った時は、阿蘇山ロープウェーで昼食とりつつ、ロープウェーも乗れた。乗れた、っていうのは言葉通りに「乗れた」でして、ゴンドラ乗った瞬間にガス警報が出て、ゴンドラに一歩乗って引き返しただけになってしまった。そしてその日の運行はそれ以降取りやめになった。
なんというか、地球が生きてるってのをまたも実感。もしかしたら、阿蘇山火口まで行けるのってかなり運が必要なんじゃないかと思う、選ばれし者しか行けないんじゃないかってくらい。
というわけで、せっかくの阿蘇山、火口は見れなかった…けど、私ここに行くまでよく知らなかったのだけど、草千里ってとても美しくて。この車窓から広がる草原に心が洗われました。こんな雄大な緑、自然の曲線、道路の牧歌的なこと。
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そしてこの時は、バスの運転手は「このあたりは昨年の豪雨でがけ崩れが多発して、やっと通れるようになったんですよ」と言ってました。たしかに土が流れた痕跡もたくさんあったのを記憶してます。
震災を経た今、またこの地域の風景は変わってしまったのかも。阿蘇大橋の位置なんか調べてみたりして。震災が実感に変わってきました。

草千里を抜けて、熊本市内へ。熊本交通センターまでバスが送ってくれるので、そこから歩いて熊本城へ行ってみます。
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この石垣の曲線、たしかにカッコ良かった。でかい。よく作ったな、としか言えなかった。
そしていまはどうなってるのかな、と確認してみると、現況を伝えるpdfに辿り着いた。

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自分の記憶と写真を掘り返しながらこのpdfを見ると、テレビで見るより鮮やかに突き刺さるものがあります。
そうか、そうだったのか。

熊本城観光を終えたら、また歩いて商店街方面へ。どのお店が馬刺しが美味いかは私には調べきれなかったけど、当時行ったお店の馬刺しも大変美味しゅうございました。

3日目:熊本→柳川→太宰府→天神

ここからは電車での移動。大牟田でJRから西鉄に乗り換えて、柳川へ。
柳川はもちろん、川下り。初めて行った時はひとりで行ったのだけど、なぜかNHKのラジオの収録と同じ船に乗った。

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太宰府は相変わらず太宰府。美しい朱色と亀の甲羅干しが見どころです。写真がない。

そしていよいよ天神。私はどうしても一風堂本店にもう一度行きたかった。一風堂という名前さえ知らなくて、たまたま入ったお店がここだったんだけど、それ以来一風堂全体的に好きだし、博多ラーメンが最高すぎて、地元の旭川ラーメン愛を少し忘れかけた。
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そして在住中に驚きのリピート率で足繁く通った大砲ラーメンを。大砲ラーメンは当時、久留米本店も行ってみたけど、なぜか天神のが愛着があってこっちに行きたかった。
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もつ鍋も食べました。太った。

4日目:新幹線で帰る

なぜか新幹線で帰りました。そうそうゴールデンウィークに博多に行くと、博多どんたくやってて得した気分になりました。


旅の思い出。なんかいい思い出ばっかり思い出す。
つまりなんだろう、その、また近々、温泉入ったり馬刺し食いに行きますので、元気な熊本&大分になりますように、っていう、斜め上からのお見舞い申し上げました次第です。次は湯布院にしようかな。
九州好きだわ私。佐賀と長崎行ったことないけど。

我が家のコーギー、熟年女性のキスマークをもらった話

こんな日だから、どうでもいいけど誰かに話したかったこと書こうと思う。

先日、うちのコーギーのむぎさん(3歳・♂)と一緒にお花見に行ったわけですが。
そこに通りすがったのは、熟年女性。
何やら真っ黄色のコーディネートが施されており、パーカー&ジーンズという私の出で立ちなんか比較にならない、遥かに戦闘力が高いファッションでいらっしゃっいました。もちろんメイクもばっちり。顔も含めて無防備な私はもはや恥ずかしくって、これは下を向いてそそくさ逃げなあかんと思ったら。

「あらーーー!!かわいい!!おいでおいで!!」

うちのコーギーを全力で招いてくださいまして。
そうするとまあ、犬より人好き、おまけに女好きのうちのコーギー(3歳・♂)ですから、もちろん全力でモフモフされに女性のほうへと駆け寄っていくわけです。
これはしゃーない。もうモフモフしてもらうしかない。そうしてモフモフしていただいて、モフモフ、モフモフ、モフモフモフモフモフモフモフモフ……くらいまでいったでしょうか。うちの犬のテンションはモフられるたびに急上昇。
ついにコーギー、犬にとっての親愛のしるし「顔を舐める」に差し掛かろうとしているのを発見。これは人間にとっては残念ながらたまったものではないので、やめさせよう……と思った瞬間。

どうしてこうなったのだろう。
顔を舐めようとしていたコーギーの額と、おばさんの唇が、どういうわけかジャストミート。

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なんということでしょう。ちょうど毛並みの白い部分に頂戴いたしました。
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女性に謝罪し、女性も笑ってくださったので、対人関係はセーフ。
しかしコーギーさんの額についた化粧品は、残念ながらこすっても消せず。ウェットティッシュでも落ちず。化粧落としなんて持ちあわせているはずもなく、ウォータープルーフなのかなこれは日本の技術すごいなと思いました。

その日一日、いや正確にはその後3日くらい、キスマークをファッションアイテム的におでこに抱えたまま散歩を貫いたうちのコーギーでした。
どの記念写真にも燦然と輝くキスマーク。まあ写真ではよーく見ないと見えないか。
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そんなどうでもいい日常をシェアさせていただきました。


さらにどうでもいいですが、ついに2016/4/17のフルマラソン出場します。

加賀温泉郷マラソン2016公式WEBサイト

ハーフマラソンはなんとか完走できたのだけど、果たしてフルマラソンは完走できるんでしょうか。不安と不安でいっぱいです。

転職くり返してもメンタルやらかしても、それでも伸び伸び生きられる

www.utsujoshi.com

書きたいことが山のように溜まっているわけですが、取り急ぎこの件に関しては私から早めにどうしても言いたいことがある気がしてキーボード叩き始めました。なんか互助会?とかいうのの臭いとプロブロガー臭がぷんすかぷんして言及避けてたけど、ついに呼びかけたくなった所存でございます。

簡単に言うと。
3社退職したからってなんや。こちとら社会人5年で5社経験したんやで。
それでも人生詰んでない。むしろ生きれば生きるほど、どんどん面白くなってる。まったく自分でもびっくりするくらいに。

私が心療内科のお世話になった結果、手に入れたのは病名だけじゃなかった。
無理して働いても会社は助けてくれない。仕事の成果もあげられない。自分も幸せにならない上に、誰も幸せになれない。
そんなことなら、自分の好きなことやろう。好きなことと会社の方針がマッチする会社で働こう。もしくは派遣社員として割りきって残業なしで働こう、残業ないぶん家帰って好きなことして、それを活かして個人でボチボチ食いつなげるようになろうかな。とか。
そんな思考回路を手に入れた私。無理してゴリゴリ働いたから、早めに気づけたんじゃないかというプラス思考も込みで。

具体的に私の人生どうなったかというと、とりあえず適応障害だし会社員とか嫌だし派遣やってみよう、からスタートして、
・平日昼間は派遣で働く
・空いた時間でブログ書いたり、ライターの仕事をはじめたり
という二足のわらじ、というのでしょうか、そんな生活をはじめてみたら。
このブログのお問い合わせから何やらメールが飛んできて。
「このサービス使ってみてください!すごいでしょ!使ってくれたらブログにリンクしてあげる!」
とかいうぶっちゃけしょーもないメールだったんだけど、まあいっかーと思ってサービス使ってみたら、もうなんというか元Webディレクターの私の中に沸々と何かが込み上げる出来のサービスでして、キーボード叩き割る勢いで箇条書きの不具合&要望を書きなぐってどーんって送ったら、
なぜか今その会社で働いています。人生わけわからん。

そんなわけで今の会社のしゃちょーにブログをウキウキウォッチングされている次第なので、最初は、私の過去もぜんぶ知られてるー弱み握られてるぜグハァとか思ってたんですが。今やすべて承知していただいて、そんな私と働きたいと言ってくれているわけでして、私にとっては大変好都合な環境に運命的に出会えたと美化して語り継いでおります。
仕事の内容も、半分以上はわりと好きなことに直結できてて、ほんとラッキーだなと。
でもそのラッキーな出会いを手に入れられたのは、好きなことをちゃんと時間作ってやってたから。メンタルやらかして派遣やって、ブログやってライターしたから、今こうして伸び伸び生きられる。ぜんぶ私にとっては必要だった、はず。

要するに、人生詰んだと思ったら、まず心の赴くままに好きなことやったらいいと思う次第です。寝るでもいいし。散歩するでもいいし。(ひたすらに引きこもることだけは推奨しないけど。外部刺激だいじ。)
好きなことしてれば、案外何か起こるもんだと。それが人生なんじゃねーの。ってね、なんか現在の私はそう信じることで生きてます。

ちなみに転職回数増えることに関しては、私は3回目以降はもはや抵抗感なし。だって、転職回数が多いことも、「いろんな職場で生き抜いてきた、経験豊富なソルジャー」的に装飾してしまえば、それを面白がってくれる人もいるのがこの社会だ、って気づいたから。
この方とか。詳しくは存じあげないですが、ネットか本屋でこの経歴をウリにしてるのを見て、なるほどなと思ったものでございます。

僕はこうやって11回転職に成功した

僕はこうやって11回転職に成功した

理解のある環境にさえ出会えれば、メンタルやらかした経験があるっていうのも強みにもなる大逆転ホームランあるし。私なんて自分がそういうの発症したとき、「相手の気持ちを察する能力が人より優れてるんじゃね」みたいなこと言ってもらったことある。ものすごいプラス思考すぎて吹いたけど。
あとは運動ほどほどにして快活に過ごしたいでございますね、ええ、私は明後日、ハーフマラソンに行ってきます。膝だけが心配だ。
おだいじになさいませ。

SONY α7 IIをついに買ってしまったよ。初心者に毛が生えた程度の私だけど。

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庶民のボーナス狙い撃ちマッシーンとどこかで称されていたのを見て、なるほどそいつは上手な表現やなと、それなら私もなんとか工面できるんじゃないかとぢっと手を見た結果、そんなさっくり工面できるはずもない現実に直面し。
しかしながらようやく数ヶ月ののちになんとかかんとかして、初のフルサイズ機を買ってしまうことにしてしまった次第です。お支払いがこわい(今月末引き落とし)

SONY α7 IIとSonnar T* FE 55mm F1.8 ZAというやつです。
単焦点が好きなので、キットで買わずにこちらを指名買い。キットより数万エーン更に上積みされてもはや涙も出ないけど、せっかく1本買うなら単焦点がいいんだから仕方ない。これが噂のカメラ沼そしてレンズ沼どーん。

SONY ミラーレス一眼 α7 II ボディ ILCE-7M2

SONY ミラーレス一眼 α7 II ボディ ILCE-7M2

それで、冒頭のコーギーのむぎさん(3歳)をさっそく撮ってみたわけなのですが。
ピントが合ってないのから質感から、もう何もかもの視覚的情報や匂いまでもがこの1枚にぎゅっと濃縮されたような、そんなものがアウトプットされてビビっております。
少なくともレンズは一生ものだし、もっとカメラが好きになればそれこそ人生を左右する運命の出会いがこのボディ&レンズなわけで、ある意味投資であると自分に言い聞かせて通帳をぢっと見つめるわけです。はーあこれぞ現実。
特に目立ったカメラ経歴もなく、まだまだ初心者の域を脱していない私ですが、それなりに考えて購入してみたので、どんなこと考えて買ったのか備忘録しときます。

とにかくフルサイズで撮ってみたかった

いま使ってるのはPENTAXのAPS-Cサイズのエントリーモデル一眼(K-50)と、ちっさいミラーレス一眼(Q7)。

普段遣いには支障はなかったのだけど。
やっぱりちっさいQ7で撮るとどうも情報が少ないな、と。白飛び黒つぶれしかり、質感とかぜんぜん物足りない。APS-CのK-50で撮ったのと比較できてしまったからまたいけなかった。K-50ではこんなに繊細に撮れてるんだけどな、と。
そうこうしてると、これ、K-50よりデカいフルサイズで撮ったら、いったいどんなふうになるのだろう、となるわけで。好奇心が芽生えてしまったのです。うあー。
そしてこのままPENTAXを貫く決意もしていたのですが、PENTAXからフルサイズ機が発売される前にα7 IIに惚れてしまったわけです。ごめんねPENTAX。

フルサイズだけど軽くてコンパクト

フルサイズって、高いってのもそうだけど、それよりデカいし重いし、というイメージがあって、買わないだろうなと思ってたのに。K-50でさえデカくて辛いから、Q7買った過去もあり。
しかし、α7 IIを一度触って、マンモスびっくり。軽い。小さい。
これでフルサイズ機を買わない理由がひとつ減ってしまったのと、α7 IIに恋開始。
まあ、ミラーレスだからというのがコンパクトさのひとつの理由だと思うのですが。カメラ使いにも諸派いらっしゃるようだけど、私はミラーレスに抵抗感がない(もしかしたら無知なだけかもしれないが)ので、そこは問題になりませんでした。

EVFすごいやん

電子ビューファインダー・略してEVFとかいう、ファインダーが液晶なシステム。なんたってミラーレスですから当然のように電子ファインダーが装備されてるのですが。
実物を見る光学ファインダーより、撮影時の色はもちろん見えるし、明るく感じるしピントも合わせやすいという実感値。個人の感想も入り混じってるけども。なんかファインダーの偽物なんじゃねってなんとなく思ってたのが、実機触った瞬間に見事に払拭されました。私これが好き。欲しい。あかん。ポチー

レンズに関しては完全にネットのレビューを鵜呑みにしましたすみません

単焦点の潔さが好きで、基本的に単焦点レンズをつけて歩きまわることが多いので、キットレンズの標準ズームは安いけどうーむ、って思っていろいろ調べました。
評判としてもキットレンズはいまいち。一方このSonnar T* FE 55mm F1.8 ZAという単焦点さんは、どこを覗いてもなんか評判良さそう。というインターネットを信じきってしまいました。が、後悔はしていない。

最後に後押ししたのは友人の受賞

実家のお向かいさんで、幼なじみの同級生が、とある写真コンテストで金賞を撮って新聞にどーんと掲載されたよと、母上からLINEがありました。すごいねーと。
私はひねくれものの負けず嫌いなので、「へー。すごいね」と母上に返事をした直後、彼の機材や撮影条件などを調べあげて、くそーくそーすげーくそーと小一時間こねくり回していたのです。
もう、こんなに悔しいなら、たぶん写真をもっと勉強したいという欲求が身体の中にあるのではないか。そして「フルサイズじゃないせいだ」という言い訳などしたくないし、もうついにポチる時なんじゃないか、って。
あほだなー。くだらない衝動。くっそーもう買っちゃったから、負けず嫌い発揮するんだぞー。

これでしばらくニートへの夢は絶たれまして必死に働かなければならない次第です。最近ニートへの憧れはなくなったところだったけど。がんばらない程度にもりもり働きます。

テレビの取材を受けたんだが、嫌な気持ちになったので書く

はてなブログやってるコロポンとしてではなく、ごく普通の一般人として声をかけられたわけなので、自分のブランディングとか直接の利益とかぜんぜんないヤツです。まあそこは悲しみでもあるけど別にどうでもいいけど。
そして取材受けた結果としてお蔵入りになったはずなので、これが真実かどうかを放送で証明する手段はないってのを先に書いておきます。
どの番組かはご想像にお任せします。私はその番組を見たことがなかったし、取材が終了するタイミングで番組名を知ったので、企画意図とか知らないで取材受けてましたが。
後でも書きますけども、なんで先に企画意図伝えてくれなかったのかな。。

その日、会社近くで夜ご飯を同僚と食べてたらだいぶ夜遅くなってしまって、終電めがけて小走りしてたわけです。
そしたらカメラ持ったお兄さん&アシスタントのお兄さんの二人組に声をかけられたので、まあ、よくある街頭インタビューってやつかなと。それは昔どこかで受けたことあるし、別になんとも思ってなくて、「今なにしてたんですかー」とかいう質問に「同僚と飲んでました」とか適当に返してたわけです。
そしたら、
「帰路についていっていいですか?」
と。まあ、別にいいかな……ってOK出したのが事の始まり。

この時点で終電もはや逃しかけてたのと、タクシー代払いますよってことなので、タクシー乗車。
そしたらまあ当然、タクシーに取材者二人も乗ってくるわけで。
タクシー車内は、知らない男性二人と、タクシー運転手(男)と、私、という構図。
その時点で、「あれ、これ本当にテレビ取材じゃなかったら、なんか身の危険感じるやつや」というちょっとした恐怖を感じました。日本の治安を少しは信用してるし最悪運転手が助けてくれるか、とか、でもこの人もグルだったらジエンドやん、とか。自分の適当なノリでOK出したことに反省しはじめる。これが脇が甘いというヤツすね。はー反省。

走りだしたタクシー。いざとなったら飛び降りればいいかとか考えながら。
で、タクシーの中でも質問受けるわけですよ。撮れ高撮れ高。
でもこんな世界の隅っこで細々と生きてるしがない既女になんの撮れ高も提供できる素地なんてないわけでして。
となると、どこ出身、だとかそういう初対面にメジャーな質問なんてとっくに終わって、
旦那さんとは何年付き合ったの、
前の彼氏は何年付き合ったの、
けっこうコロコロ変えるタイプなんですか、
……
初対面のおなごに聞くには完全に失礼な質問じゃないすか、っていうのまでされて、え、これ本当にテレビ? 民法のテレビ局って言ってたし腕章もアシスタント君のほうにはついてるから信じたけど、違う方面のビデオ撮影なんじゃないかって、疑念を拭えず。
そんでさらに、
「お宅にお邪魔しますね」
って、えー。どういうことなの。なんで先に言ってくれなかったの。
もう遅い時間なので旦那は寝てるだろうし。
でも拒否したらなんかこわいのかなとか思って、もう、なるようになーれと、タクシー到着。

で、私のおうちの玄関あがってリビングルームに一歩入ったところまで来て、旦那起床。
そして当然「は?」ってなって。
そこで初めて、企画意図の説明ありました。企画だけ見ればまあなるほど、ってかんじなんですけど。でもここまで身の危険を感じるほどグイグイくるような企画でもないような気もするんだけど。
で、旦那バリアが強力だったので、そこで撮影終了、お帰りいただくこととなりました。
当然私、怒られる。

本当に反省。すごく恥ずかしい体験だと思う。書くことでこの辱めを発散しようと思って書いてます。でも書きながらなんか心えぐられるわ。旦那に申し訳ないし。まだ引きずってる。いい年になって本気反省することってなかなかなくなったけど、この件は深刻に反省します。どんな場合でも、自分の身は自分で守らないと。
そして、「取材」と名が付けばここまでズカズカと踏み込んでもいいのか本当に謎。公人でも芸能人でもないしがないオフィスレディなのにわたし。
彼らが企画意図を最初に私に伝えなかったのは、まあたぶんそのほうが面白いコンテンツが撮れるから、ということかと。面白さの追求だけを優先しすぎてたんじゃないのと。もう少し被取材者への配慮をしてほしかったなと、人のせいにする部分があればその辺です。

自分も取材する身でもあるので、この経験を仕事なりで活かしていけたらなと思いました。がんばります。

「プロブロガー」はもうダサいし、PVやSEO狙いの記事ももう飽きた

過去の自分が恥ずかしい。
「プロブロガー」に、俺はなる!
的な風潮を抱えていた時期も私にはありました。そんな過去記事、抹消できなくはないけど、それもまた人生なので甘んじて受け入れます。

しかしもう「プロブロガー」とかいう言葉自体から陳腐さがぷんぷんと漂ってくる。ダサい。ダサすぎる。
ブログにすがりついて生きていくと、結局コンテンツが不足して、自分を切り売りしなくてはならなくなる。それがもう目も当てられない。数年前の先駆者達がやり始めたころはまだ新鮮さもあったけれど、もうそんな人のパターンを何千も見てきたら、飽きた。とにかく飽きた。
自分を切り売りするのと同時に、PVやSEOのためだけの記事を量産し始める。それがもう醜い。インターネットがどんどん石だらけになる。玉を探すことの難しさよ。インターネットで調べたことをインターネットに書かれても。「プロブロガー」ってのは、読み手のことをなんだと思ってるんだ。1アクセス、としか思ってないんじゃないの。

読んで心から面白かった、元気になった、勉強になった……そんな感情を抱かせてくれる唯一無二の記事を読みたいし、生みたいと、心底思う今日このごろです。
このブログは確かにうっぷん玉手箱みたいになっちゃっててインターネットの悪を感じますけども。せめて仕事としてやってるメディア運営のほうは、簡単に言うと、おもろいことがしたいねん。おもしろいことしたいべさ。


でもちょっと思ったんだけど、「ライター」でネット上で活躍している人にはほとんど負の感情を抱かないけど、「プロブロガー」には抱くのはなぜなんだろ。

・「プロブロガー」という言葉自体の陳腐化
・「プロブロガー」のイメージとして、「今月○PVいきました!」「今月売上○円でした!(収益ではない)」「○○する○つの方法」とかいう記事ばかり書いてる気がする
・なぜかやたら煽る

そういう書き手はやっぱりダサい。もう飽きた。
がんばろう。煽らずとも読み手をつけられる、そんなコンテンツに力のあるメディアを作りたい。
私個人、いち書き手としては、どんな媒体でも「私」らしく書けるようになりたいなとは思ってます。しっかり地に足がついた書き手でありたい。もっといろんな場所で書けるようになりたい。……目指すのは自由やろ。