レールを外れてもまだ生きる - コロポンのブログ

派遣OL、ベンチャー企業取締役になる。二児の母。ふつうの会社員にはなれなかった人のつぶやき。

行ったことがある日本を地図で色塗りして、自己満足するのなんかいい

これ書いてる今まさにゴールデンウィーク中というわけで、そわそわが止まらず旅のことばかり考えております。基本的にGWからの五月病というフルコンボを決める傾向にある私ですが、今年も漏れなく発症しそうで切ないです。でも連休で旅とかしておかないと、へなちょこメンタルな私はリフレッシュするタイミングを失ってどちらにしろクズ子になるのでどうしようもないです。メンタルが絹ごし豆腐な方々は、多少の五月病は諦めて贅沢にリフレッシュすべきだと確信しております。
という前置きはどうでもいいのですが。
わたくし、今年は飛び石連休だったこともあって遠出はせず、日帰り旅行をこそこそと楽しんだわけですけれども、久々にこのサービスのことを思い出しまして。

経県(経県値&経県マップ)

一番最初にこのサービスに出会ったのは、わたしの主戦場がまだmixiだったころです。mixi自体非常に懐かしすぎてスペリング合ってるか不安になるレベルですけれども。
お出かけ系・日本地図塗り塗りサービスはこれがなんか自己満足度が高くて、気に入っているわけです。
で、塗ってみました。

『コロポン』さんの経県値&経県マップ【生涯経県値】

他人の行ったことがあるリストとか、ぜんぜん興味湧かないと思うんで、自己満足専用ツールだと思われます。
それでも、自分の地図を見ながら、いろいろなことが視覚化されていきます。

・四国の左側のみかんとトマトのところまったく未踏だった
・九州の左側の長崎県とSagakeenがまったく未踏だった
・東北ほとんど行ってない

こんなふうにたまには過去を振り返ると、これがまた旅への原動力になったりしちゃう次第です。あーここ行ってみたい、ってふつふつと湧き出してくる。
旅へ行きたいなーって心から思えることというのは、日々の生活の原動力になるし。仕事ほどほどがんばって、お休みの日には未知に出会いに行く。新しい知見を手に入れる。そんな経験が、仕事がおもしろくなったり暮らしがハッピーになったりするきっかけになる。
精神的に疲れやすいひとというのは、おしなべて感受性が豊かなひとであると思う。そんなひとへの特効薬が、旅、だったりするんじゃないかなーなんて、近頃では思い始めました。なんというか、旅から帰ってくると、自分がなんてちっぽけなことで悩んでたんだろうとか、昨日までの自分をなぜか客観視できるようになってたりする。不思議ね。

ところで、「行ったことがある日本地図」は自己満で終了してしまう可能性が高いのですが、「行きたいところ日本地図」は誰かを幸せにできる可能性があるようです。

niko.hateblo.jp

私もこの記事をブクマして作ってみたいかもーって思ってからかれこれ1年になろうとしているのね愕然。
もはやリスト化はしないかもだけど、いま職業柄お出かけ系情報誌読み込みまくっているので、「今月の行きたいところ」とかいうエントリを書くようにしようかな。誰かがそれで幸せになるかはわからないけど、まあ、いいんじゃないのよそんなこと。

ちなみに旬がまもなく過ぎそうだけど行ってよかった場所

■国営ひたち海浜公園のネモフィラ
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■あしかがフラワーパークの藤
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残りのゴールデンウィークで駆け込みエンジョイっていうのも素敵ではないでしょうか。
私はPCキーボードの試打というものをやってみたくて、秋葉原に繰り出します。秋葉原とか初心者なんでちょっとした旅です。
パソコン(PC)通販のドスパラ【公式】

良い旅を。

大分→熊本→福岡旅行、という素敵な思い出を共有する

そういえば3年前のゴールデンウィーク、私は大分→熊本→福岡、というちょっと大きめ旅行してました。

どうしてこんなルートにしたのか

◇大分で温泉に浸かりたい。別府温泉に前に行った時さいこーだったので
 ・お湯も最高だけど、湯けむりがそこかしこからモクモクする温泉街情緒がお気に入り
 ・その上、海が見えるなんて、もう私は贅沢してるんだからーって確信できる
◇阿蘇山行きたい
 ・有名だから
◇熊本城行きたい、馬刺し食いたい
 ・有名だから
◇柳川川下りしたい
 ・これも福岡に1ヶ月住んでたとき体験したけど、なかなかのんびり楽しかったのでもう一度
◇太宰府天満宮行きたい
 ・太宰府に住んで天神に通ってたわけだけど、菅原道真にその時のインターンが無事終わったお礼を言ったほうがいい気がして
◇福岡でもつ鍋とラーメン食べさせていただきたい
 ・住んでたときに発狂しそうなほどに好きになり猛烈に食べたかった

ルート

線を引いたところは車。
熊本から北へはJRと西鉄を利用。

詳細の旅程

1日目:東京→大分空港→別府温泉

東京から大分なんて案外サクっと行けちゃう。つまり別府温泉まで脇目もふらず一直線、風呂桶片手にレッツゴーできるわけです。よくわからないけど、近くて遠い大分。そう思いました。
大分空港から別府温泉まではバスが出てるので安心。ほんとすぐ着いちゃうんだから。そうやって書いてるとまた行きたくなってくるこの求心力。あの風情がいいんだけども、この当時まだカメラ持ってなくて、カメラの趣味もなくて、風情の写真はなし。無念。
1日目の日中は「別府地獄めぐり」をしました。地獄がいっぱいあるんだけど、それぞれ湯の色が違ったり活性度が違ったりして、地球の不思議を実感。ここより先、大変無念ながら携帯の縦長画像にて失礼します。
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まあなんだろう、こんなかんじ。地獄めぐりも楽しいんだけど、やっぱりほどよい湯温に浸かりたいってことで、別府にて一泊して人間のためにちょうど良い湯加減にしてくれた温泉でぽっかぽか。

2日目:別府温泉→阿蘇山→熊本城→商店街で馬刺し

別府から熊本までバスが出てるんです。しかも阿蘇山も経由してくれる、私の願いが通じたかのようなルートで。

九州横断バス | 産交バスに乗ろう! | 産交バスポータルサイト

2016/05/02現在だと、阿蘇山のあたりは行かずに迂回するみたいだけど。やっぱり、そうなのか。
私が行った時は、阿蘇山ロープウェーで昼食とりつつ、ロープウェーも乗れた。乗れた、っていうのは言葉通りに「乗れた」でして、ゴンドラ乗った瞬間にガス警報が出て、ゴンドラに一歩乗って引き返しただけになってしまった。そしてその日の運行はそれ以降取りやめになった。
なんというか、地球が生きてるってのをまたも実感。もしかしたら、阿蘇山火口まで行けるのってかなり運が必要なんじゃないかと思う、選ばれし者しか行けないんじゃないかってくらい。
というわけで、せっかくの阿蘇山、火口は見れなかった…けど、私ここに行くまでよく知らなかったのだけど、草千里ってとても美しくて。この車窓から広がる草原に心が洗われました。こんな雄大な緑、自然の曲線、道路の牧歌的なこと。
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そしてこの時は、バスの運転手は「このあたりは昨年の豪雨でがけ崩れが多発して、やっと通れるようになったんですよ」と言ってました。たしかに土が流れた痕跡もたくさんあったのを記憶してます。
震災を経た今、またこの地域の風景は変わってしまったのかも。阿蘇大橋の位置なんか調べてみたりして。震災が実感に変わってきました。

草千里を抜けて、熊本市内へ。熊本交通センターまでバスが送ってくれるので、そこから歩いて熊本城へ行ってみます。
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この石垣の曲線、たしかにカッコ良かった。でかい。よく作ったな、としか言えなかった。
そしていまはどうなってるのかな、と確認してみると、現況を伝えるpdfに辿り着いた。

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自分の記憶と写真を掘り返しながらこのpdfを見ると、テレビで見るより鮮やかに突き刺さるものがあります。
そうか、そうだったのか。

熊本城観光を終えたら、また歩いて商店街方面へ。どのお店が馬刺しが美味いかは私には調べきれなかったけど、当時行ったお店の馬刺しも大変美味しゅうございました。

3日目:熊本→柳川→太宰府→天神

ここからは電車での移動。大牟田でJRから西鉄に乗り換えて、柳川へ。
柳川はもちろん、川下り。初めて行った時はひとりで行ったのだけど、なぜかNHKのラジオの収録と同じ船に乗った。

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太宰府は相変わらず太宰府。美しい朱色と亀の甲羅干しが見どころです。写真がない。

そしていよいよ天神。私はどうしても一風堂本店にもう一度行きたかった。一風堂という名前さえ知らなくて、たまたま入ったお店がここだったんだけど、それ以来一風堂全体的に好きだし、博多ラーメンが最高すぎて、地元の旭川ラーメン愛を少し忘れかけた。
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そして在住中に驚きのリピート率で足繁く通った大砲ラーメンを。大砲ラーメンは当時、久留米本店も行ってみたけど、なぜか天神のが愛着があってこっちに行きたかった。
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もつ鍋も食べました。太った。

4日目:新幹線で帰る

なぜか新幹線で帰りました。そうそうゴールデンウィークに博多に行くと、博多どんたくやってて得した気分になりました。


旅の思い出。なんかいい思い出ばっかり思い出す。
つまりなんだろう、その、また近々、温泉入ったり馬刺し食いに行きますので、元気な熊本&大分になりますように、っていう、斜め上からのお見舞い申し上げました次第です。次は湯布院にしようかな。
九州好きだわ私。佐賀と長崎行ったことないけど。

我が家のコーギー、熟年女性のキスマークをもらった話

こんな日だから、どうでもいいけど誰かに話したかったこと書こうと思う。

先日、うちのコーギーのむぎさん(3歳・♂)と一緒にお花見に行ったわけですが。
そこに通りすがったのは、熟年女性。
何やら真っ黄色のコーディネートが施されており、パーカー&ジーンズという私の出で立ちなんか比較にならない、遥かに戦闘力が高いファッションでいらっしゃっいました。もちろんメイクもばっちり。顔も含めて無防備な私はもはや恥ずかしくって、これは下を向いてそそくさ逃げなあかんと思ったら。

「あらーーー!!かわいい!!おいでおいで!!」

うちのコーギーを全力で招いてくださいまして。
そうするとまあ、犬より人好き、おまけに女好きのうちのコーギー(3歳・♂)ですから、もちろん全力でモフモフされに女性のほうへと駆け寄っていくわけです。
これはしゃーない。もうモフモフしてもらうしかない。そうしてモフモフしていただいて、モフモフ、モフモフ、モフモフモフモフモフモフモフモフ……くらいまでいったでしょうか。うちの犬のテンションはモフられるたびに急上昇。
ついにコーギー、犬にとっての親愛のしるし「顔を舐める」に差し掛かろうとしているのを発見。これは人間にとっては残念ながらたまったものではないので、やめさせよう……と思った瞬間。

どうしてこうなったのだろう。
顔を舐めようとしていたコーギーの額と、おばさんの唇が、どういうわけかジャストミート。

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なんということでしょう。ちょうど毛並みの白い部分に頂戴いたしました。
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女性に謝罪し、女性も笑ってくださったので、対人関係はセーフ。
しかしコーギーさんの額についた化粧品は、残念ながらこすっても消せず。ウェットティッシュでも落ちず。化粧落としなんて持ちあわせているはずもなく、ウォータープルーフなのかなこれは日本の技術すごいなと思いました。

その日一日、いや正確にはその後3日くらい、キスマークをファッションアイテム的におでこに抱えたまま散歩を貫いたうちのコーギーでした。
どの記念写真にも燦然と輝くキスマーク。まあ写真ではよーく見ないと見えないか。
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そんなどうでもいい日常をシェアさせていただきました。


さらにどうでもいいですが、ついに2016/4/17のフルマラソン出場します。

加賀温泉郷マラソン2016公式WEBサイト

ハーフマラソンはなんとか完走できたのだけど、果たしてフルマラソンは完走できるんでしょうか。不安と不安でいっぱいです。

転職くり返してもメンタルやらかしても、それでも伸び伸び生きられる

www.utsujoshi.com

書きたいことが山のように溜まっているわけですが、取り急ぎこの件に関しては私から早めにどうしても言いたいことがある気がしてキーボード叩き始めました。なんか互助会?とかいうのの臭いとプロブロガー臭がぷんすかぷんして言及避けてたけど、ついに呼びかけたくなった所存でございます。

簡単に言うと。
3社退職したからってなんや。こちとら社会人5年で5社経験したんやで。
それでも人生詰んでない。むしろ生きれば生きるほど、どんどん面白くなってる。まったく自分でもびっくりするくらいに。

私が心療内科のお世話になった結果、手に入れたのは病名だけじゃなかった。
無理して働いても会社は助けてくれない。仕事の成果もあげられない。自分も幸せにならない上に、誰も幸せになれない。
そんなことなら、自分の好きなことやろう。好きなことと会社の方針がマッチする会社で働こう。もしくは派遣社員として割りきって残業なしで働こう、残業ないぶん家帰って好きなことして、それを活かして個人でボチボチ食いつなげるようになろうかな。とか。
そんな思考回路を手に入れた私。無理してゴリゴリ働いたから、早めに気づけたんじゃないかというプラス思考も込みで。

具体的に私の人生どうなったかというと、とりあえず適応障害だし会社員とか嫌だし派遣やってみよう、からスタートして、
・平日昼間は派遣で働く
・空いた時間でブログ書いたり、ライターの仕事をはじめたり
という二足のわらじ、というのでしょうか、そんな生活をはじめてみたら。
このブログのお問い合わせから何やらメールが飛んできて。
「このサービス使ってみてください!すごいでしょ!使ってくれたらブログにリンクしてあげる!」
とかいうぶっちゃけしょーもないメールだったんだけど、まあいっかーと思ってサービス使ってみたら、もうなんというか元Webディレクターの私の中に沸々と何かが込み上げる出来のサービスでして、キーボード叩き割る勢いで箇条書きの不具合&要望を書きなぐってどーんって送ったら、
なぜか今その会社で働いています。人生わけわからん。

そんなわけで今の会社のしゃちょーにブログをウキウキウォッチングされている次第なので、最初は、私の過去もぜんぶ知られてるー弱み握られてるぜグハァとか思ってたんですが。今やすべて承知していただいて、そんな私と働きたいと言ってくれているわけでして、私にとっては大変好都合な環境に運命的に出会えたと美化して語り継いでおります。
仕事の内容も、半分以上はわりと好きなことに直結できてて、ほんとラッキーだなと。
でもそのラッキーな出会いを手に入れられたのは、好きなことをちゃんと時間作ってやってたから。メンタルやらかして派遣やって、ブログやってライターしたから、今こうして伸び伸び生きられる。ぜんぶ私にとっては必要だった、はず。

要するに、人生詰んだと思ったら、まず心の赴くままに好きなことやったらいいと思う次第です。寝るでもいいし。散歩するでもいいし。(ひたすらに引きこもることだけは推奨しないけど。外部刺激だいじ。)
好きなことしてれば、案外何か起こるもんだと。それが人生なんじゃねーの。ってね、なんか現在の私はそう信じることで生きてます。

ちなみに転職回数増えることに関しては、私は3回目以降はもはや抵抗感なし。だって、転職回数が多いことも、「いろんな職場で生き抜いてきた、経験豊富なソルジャー」的に装飾してしまえば、それを面白がってくれる人もいるのがこの社会だ、って気づいたから。
この方とか。詳しくは存じあげないですが、ネットか本屋でこの経歴をウリにしてるのを見て、なるほどなと思ったものでございます。

僕はこうやって11回転職に成功した

僕はこうやって11回転職に成功した

理解のある環境にさえ出会えれば、メンタルやらかした経験があるっていうのも強みにもなる大逆転ホームランあるし。私なんて自分がそういうの発症したとき、「相手の気持ちを察する能力が人より優れてるんじゃね」みたいなこと言ってもらったことある。ものすごいプラス思考すぎて吹いたけど。
あとは運動ほどほどにして快活に過ごしたいでございますね、ええ、私は明後日、ハーフマラソンに行ってきます。膝だけが心配だ。
おだいじになさいませ。

SONY α7 IIをついに買ってしまったよ。初心者に毛が生えた程度の私だけど。

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庶民のボーナス狙い撃ちマッシーンとどこかで称されていたのを見て、なるほどそいつは上手な表現やなと、それなら私もなんとか工面できるんじゃないかとぢっと手を見た結果、そんなさっくり工面できるはずもない現実に直面し。
しかしながらようやく数ヶ月ののちになんとかかんとかして、初のフルサイズ機を買ってしまうことにしてしまった次第です。お支払いがこわい(今月末引き落とし)

SONY α7 IIとSonnar T* FE 55mm F1.8 ZAというやつです。
単焦点が好きなので、キットで買わずにこちらを指名買い。キットより数万エーン更に上積みされてもはや涙も出ないけど、せっかく1本買うなら単焦点がいいんだから仕方ない。これが噂のカメラ沼そしてレンズ沼どーん。

SONY ミラーレス一眼 α7 II ボディ ILCE-7M2

SONY ミラーレス一眼 α7 II ボディ ILCE-7M2

それで、冒頭のコーギーのむぎさん(3歳)をさっそく撮ってみたわけなのですが。
ピントが合ってないのから質感から、もう何もかもの視覚的情報や匂いまでもがこの1枚にぎゅっと濃縮されたような、そんなものがアウトプットされてビビっております。
少なくともレンズは一生ものだし、もっとカメラが好きになればそれこそ人生を左右する運命の出会いがこのボディ&レンズなわけで、ある意味投資であると自分に言い聞かせて通帳をぢっと見つめるわけです。はーあこれぞ現実。
特に目立ったカメラ経歴もなく、まだまだ初心者の域を脱していない私ですが、それなりに考えて購入してみたので、どんなこと考えて買ったのか備忘録しときます。

とにかくフルサイズで撮ってみたかった

いま使ってるのはPENTAXのAPS-Cサイズのエントリーモデル一眼(K-50)と、ちっさいミラーレス一眼(Q7)。

普段遣いには支障はなかったのだけど。
やっぱりちっさいQ7で撮るとどうも情報が少ないな、と。白飛び黒つぶれしかり、質感とかぜんぜん物足りない。APS-CのK-50で撮ったのと比較できてしまったからまたいけなかった。K-50ではこんなに繊細に撮れてるんだけどな、と。
そうこうしてると、これ、K-50よりデカいフルサイズで撮ったら、いったいどんなふうになるのだろう、となるわけで。好奇心が芽生えてしまったのです。うあー。
そしてこのままPENTAXを貫く決意もしていたのですが、PENTAXからフルサイズ機が発売される前にα7 IIに惚れてしまったわけです。ごめんねPENTAX。

フルサイズだけど軽くてコンパクト

フルサイズって、高いってのもそうだけど、それよりデカいし重いし、というイメージがあって、買わないだろうなと思ってたのに。K-50でさえデカくて辛いから、Q7買った過去もあり。
しかし、α7 IIを一度触って、マンモスびっくり。軽い。小さい。
これでフルサイズ機を買わない理由がひとつ減ってしまったのと、α7 IIに恋開始。
まあ、ミラーレスだからというのがコンパクトさのひとつの理由だと思うのですが。カメラ使いにも諸派いらっしゃるようだけど、私はミラーレスに抵抗感がない(もしかしたら無知なだけかもしれないが)ので、そこは問題になりませんでした。

EVFすごいやん

電子ビューファインダー・略してEVFとかいう、ファインダーが液晶なシステム。なんたってミラーレスですから当然のように電子ファインダーが装備されてるのですが。
実物を見る光学ファインダーより、撮影時の色はもちろん見えるし、明るく感じるしピントも合わせやすいという実感値。個人の感想も入り混じってるけども。なんかファインダーの偽物なんじゃねってなんとなく思ってたのが、実機触った瞬間に見事に払拭されました。私これが好き。欲しい。あかん。ポチー

レンズに関しては完全にネットのレビューを鵜呑みにしましたすみません

単焦点の潔さが好きで、基本的に単焦点レンズをつけて歩きまわることが多いので、キットレンズの標準ズームは安いけどうーむ、って思っていろいろ調べました。
評判としてもキットレンズはいまいち。一方このSonnar T* FE 55mm F1.8 ZAという単焦点さんは、どこを覗いてもなんか評判良さそう。というインターネットを信じきってしまいました。が、後悔はしていない。

最後に後押ししたのは友人の受賞

実家のお向かいさんで、幼なじみの同級生が、とある写真コンテストで金賞を撮って新聞にどーんと掲載されたよと、母上からLINEがありました。すごいねーと。
私はひねくれものの負けず嫌いなので、「へー。すごいね」と母上に返事をした直後、彼の機材や撮影条件などを調べあげて、くそーくそーすげーくそーと小一時間こねくり回していたのです。
もう、こんなに悔しいなら、たぶん写真をもっと勉強したいという欲求が身体の中にあるのではないか。そして「フルサイズじゃないせいだ」という言い訳などしたくないし、もうついにポチる時なんじゃないか、って。
あほだなー。くだらない衝動。くっそーもう買っちゃったから、負けず嫌い発揮するんだぞー。

これでしばらくニートへの夢は絶たれまして必死に働かなければならない次第です。最近ニートへの憧れはなくなったところだったけど。がんばらない程度にもりもり働きます。

テレビの取材を受けたんだが、嫌な気持ちになったので書く

はてなブログやってるコロポンとしてではなく、ごく普通の一般人として声をかけられたわけなので、自分のブランディングとか直接の利益とかぜんぜんないヤツです。まあそこは悲しみでもあるけど別にどうでもいいけど。
そして取材受けた結果としてお蔵入りになったはずなので、これが真実かどうかを放送で証明する手段はないってのを先に書いておきます。
どの番組かはご想像にお任せします。私はその番組を見たことがなかったし、取材が終了するタイミングで番組名を知ったので、企画意図とか知らないで取材受けてましたが。
後でも書きますけども、なんで先に企画意図伝えてくれなかったのかな。。

その日、会社近くで夜ご飯を同僚と食べてたらだいぶ夜遅くなってしまって、終電めがけて小走りしてたわけです。
そしたらカメラ持ったお兄さん&アシスタントのお兄さんの二人組に声をかけられたので、まあ、よくある街頭インタビューってやつかなと。それは昔どこかで受けたことあるし、別になんとも思ってなくて、「今なにしてたんですかー」とかいう質問に「同僚と飲んでました」とか適当に返してたわけです。
そしたら、
「帰路についていっていいですか?」
と。まあ、別にいいかな……ってOK出したのが事の始まり。

この時点で終電もはや逃しかけてたのと、タクシー代払いますよってことなので、タクシー乗車。
そしたらまあ当然、タクシーに取材者二人も乗ってくるわけで。
タクシー車内は、知らない男性二人と、タクシー運転手(男)と、私、という構図。
その時点で、「あれ、これ本当にテレビ取材じゃなかったら、なんか身の危険感じるやつや」というちょっとした恐怖を感じました。日本の治安を少しは信用してるし最悪運転手が助けてくれるか、とか、でもこの人もグルだったらジエンドやん、とか。自分の適当なノリでOK出したことに反省しはじめる。これが脇が甘いというヤツすね。はー反省。

走りだしたタクシー。いざとなったら飛び降りればいいかとか考えながら。
で、タクシーの中でも質問受けるわけですよ。撮れ高撮れ高。
でもこんな世界の隅っこで細々と生きてるしがない既女になんの撮れ高も提供できる素地なんてないわけでして。
となると、どこ出身、だとかそういう初対面にメジャーな質問なんてとっくに終わって、
旦那さんとは何年付き合ったの、
前の彼氏は何年付き合ったの、
けっこうコロコロ変えるタイプなんですか、
……
初対面のおなごに聞くには完全に失礼な質問じゃないすか、っていうのまでされて、え、これ本当にテレビ? 民法のテレビ局って言ってたし腕章もアシスタント君のほうにはついてるから信じたけど、違う方面のビデオ撮影なんじゃないかって、疑念を拭えず。
そんでさらに、
「お宅にお邪魔しますね」
って、えー。どういうことなの。なんで先に言ってくれなかったの。
もう遅い時間なので旦那は寝てるだろうし。
でも拒否したらなんかこわいのかなとか思って、もう、なるようになーれと、タクシー到着。

で、私のおうちの玄関あがってリビングルームに一歩入ったところまで来て、旦那起床。
そして当然「は?」ってなって。
そこで初めて、企画意図の説明ありました。企画だけ見ればまあなるほど、ってかんじなんですけど。でもここまで身の危険を感じるほどグイグイくるような企画でもないような気もするんだけど。
で、旦那バリアが強力だったので、そこで撮影終了、お帰りいただくこととなりました。
当然私、怒られる。

本当に反省。すごく恥ずかしい体験だと思う。書くことでこの辱めを発散しようと思って書いてます。でも書きながらなんか心えぐられるわ。旦那に申し訳ないし。まだ引きずってる。いい年になって本気反省することってなかなかなくなったけど、この件は深刻に反省します。どんな場合でも、自分の身は自分で守らないと。
そして、「取材」と名が付けばここまでズカズカと踏み込んでもいいのか本当に謎。公人でも芸能人でもないしがないオフィスレディなのにわたし。
彼らが企画意図を最初に私に伝えなかったのは、まあたぶんそのほうが面白いコンテンツが撮れるから、ということかと。面白さの追求だけを優先しすぎてたんじゃないのと。もう少し被取材者への配慮をしてほしかったなと、人のせいにする部分があればその辺です。

自分も取材する身でもあるので、この経験を仕事なりで活かしていけたらなと思いました。がんばります。

「プロブロガー」はもうダサいし、PVやSEO狙いの記事ももう飽きた

過去の自分が恥ずかしい。
「プロブロガー」に、俺はなる!
的な風潮を抱えていた時期も私にはありました。そんな過去記事、抹消できなくはないけど、それもまた人生なので甘んじて受け入れます。

しかしもう「プロブロガー」とかいう言葉自体から陳腐さがぷんぷんと漂ってくる。ダサい。ダサすぎる。
ブログにすがりついて生きていくと、結局コンテンツが不足して、自分を切り売りしなくてはならなくなる。それがもう目も当てられない。数年前の先駆者達がやり始めたころはまだ新鮮さもあったけれど、もうそんな人のパターンを何千も見てきたら、飽きた。とにかく飽きた。
自分を切り売りするのと同時に、PVやSEOのためだけの記事を量産し始める。それがもう醜い。インターネットがどんどん石だらけになる。玉を探すことの難しさよ。インターネットで調べたことをインターネットに書かれても。「プロブロガー」ってのは、読み手のことをなんだと思ってるんだ。1アクセス、としか思ってないんじゃないの。

読んで心から面白かった、元気になった、勉強になった……そんな感情を抱かせてくれる唯一無二の記事を読みたいし、生みたいと、心底思う今日このごろです。
このブログは確かにうっぷん玉手箱みたいになっちゃっててインターネットの悪を感じますけども。せめて仕事としてやってるメディア運営のほうは、簡単に言うと、おもろいことがしたいねん。おもしろいことしたいべさ。


でもちょっと思ったんだけど、「ライター」でネット上で活躍している人にはほとんど負の感情を抱かないけど、「プロブロガー」には抱くのはなぜなんだろ。

・「プロブロガー」という言葉自体の陳腐化
・「プロブロガー」のイメージとして、「今月○PVいきました!」「今月売上○円でした!(収益ではない)」「○○する○つの方法」とかいう記事ばかり書いてる気がする
・なぜかやたら煽る

そういう書き手はやっぱりダサい。もう飽きた。
がんばろう。煽らずとも読み手をつけられる、そんなコンテンツに力のあるメディアを作りたい。
私個人、いち書き手としては、どんな媒体でも「私」らしく書けるようになりたいなとは思ってます。しっかり地に足がついた書き手でありたい。もっといろんな場所で書けるようになりたい。……目指すのは自由やろ。

私も総活躍したいんだが、妊娠がこわい。

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保育園落ちた件が騒がれて、いろんなメディアにも取り上げられて、隅っこで細々と生きてる私の元にもその話は届いた。
私も子どもが無事できたら、そんな悩みを持つのだろうか。
子どもが欲しい、欲しいはずなのに、ぶっちゃけ次の妊娠がこわい。

私は流産してしまったわけなので、少子化に貢献することは今のところできていない。が、貢献したいとは思ってる。
だけど、あの3ヶ月の妊娠期間で、私は「つわり期間の恐怖」を知ってしまった。

とにかく常に吐きそうなので、仕事どころじゃない。
仕事どころじゃないけど、仕事を休む制度はないし。
なんといっても、「つわりに耐えて働きました」という武勇伝が美しいという風潮がある気がして。
女性が社会で対等に働くには、当然でしょ。そういう風潮。

女は男性と対等に働く権利を得た。 一方で、家庭に入るという概念がなくなり、妊娠期間も働くのが当然になった。
そして出産して、自分が働くために保育園に入れるのも、当然のような流れになった。いつの間に。

女性の社会進出、ってことばかりが制度として進んでいっただけで、性差に関する制度や世論がまだまだ成熟してないのが現状なのかな。とか、政治とかぜんぜんわかんないけど、関心を持つようになったとさ。

私は次の妊娠が正直こわい。子どもは欲しいけど、妊娠はこわいのよね。
制度としても、妊娠期間をもっとサポートしてくれるものがあると嬉しいな。給与面、人事面で。産休制度の拡充ってやつか。
いや、それよりも、社会の風潮として、つわり期間をもっと大目に見てくれたらなあ。いや、社会はそうなってるのか? 私だけが古い考えなのか、もしくは、「つわりに耐えて働きました」と言うかつての妊婦たちの怨念なのか。

流産して3ヶ月が経つ。そういえば生理きてない。
また妊活からのスタート。はーあ。
子どもが生まれるというのは、どれだけ尊いことなんだろう。

写真は滋賀・なぎさ公園。撮って出し。そろそろ桜シーズンだし、気分転換しに行かないと。

「今年の目標」なんて、意味がない。

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1月も終わる今日このごろに、後出しジャンケンもびっくりの遅さで言わせていただきますと、
「今年の目標」なんて、意味がない。と。

というのも、私みたいな浮浪気味な人生を送る人限定かもわからないけれど、3ヶ月先さえ予測できないこの世の中だもの、1年かけて叶えたい目標なんて頑張って立ててもほとんど徒労に終わるか忘れるか
そんなあなたにオススメなのは、そう、

3ヶ月の目標を立てること。


こんな迷える子羊人生な私でも、ギリギリ未来を予測できる。たぶんまだこの会社で働いていて、ちょっとぐらい運営してるサービスが成長してて、それをどげんかするためにてんやわんやしてる世界が見える。
そんなわたくし、私事ではございますが、3ヶ月先に明確な目標を設定しております。

去年は、流産したり適応障害再発させたりして、精神的な健康を害することが多かった。精神的な健康は、肉体的な健康を確立してこそ保たれるもの。そうだ、肉体的な健康と言えば運動や! 運動と言えば、ランニング! わたし走るの大っ嫌いだけど、ランニングとかなんか健康っぽくてええやん! いやー健康っぽい! めっちゃ健康っぽい! よし、

マラソンしよう。

ポチった。

加賀温泉郷マラソン2016公式WEBサイト


2016年4月17日に、石川県は加賀藩のお膝元にて(日本史よく知らない)、わたくし42.195km疾走してくることにしました。
なんで加賀温泉郷マラソンを選んだか?
3ヶ月先の目標っていうのにちょうどいいタイミングだったというのと、まあ、あれや。
温泉入りたい。不純な動機も健康のためなら良いのだよ。


というわけで、私のこの3ヶ月の目標は、
健康のための運動習慣をつける、そしてマラソン完走する
です。
この偉大なる目標を掲げてしまったので、週に1~2回は走ってます。5kmだけどな。サーキットトレーニングできるジムも通ってるし。2月14日には10kmマラソンしてくるし。いけるいけるいける


……マラソンってほんとに完走できるものなのでしょうか。
不安で精神に異常をきたしそうなので、先人がいらっしゃいましたら愛と勇気をご教示ください。

とまあいろいろぐだぐだ書いたけれど、3ヶ月先の目標を決めるのはほんとにオススメです。なんか3ヶ月なら、叶えられそうな気がするんだ。こんな飽き性な私が言うんだから間違いない。



ちなみにですが。わざわざゼビオに行って足のサイズ図ったりなんだりして購入したランニングシューズはこれです。

薄給ひーこら言いながら投資しました。初心者は故障を防ぐのが第一だから、なんか厚底っていうのかクッションがしっかりしてるほうがいいんだって。マラソンのイメージとは離れた形状だけど、これで100kmマラソンとか走ったとかなんとかそそのかされて買いました。今のところはいいかんじ。

もう少し気軽にブログを書く。

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仕事としてもメディア運営にまた本格的にjoinすることになって、果たしてネットメディアやブログとは何かということを考える機会が多くなった。
その中で私としては、

■ネットメディア
・この先、生き残るネットメディアというのは、既存のメディア同様の信頼性を担保できたメディアであって、コピペやまとめは駆逐される運命にある
・フットワークの軽さは残しつつも、取材・編集などには時間もお金もある程度割くべき
・ライターにファンがつけば、ゆくゆくメディアにファンがつく。ライターをもう少し前に出して、ライターにも責任感を持たせる

ざっくり言うとこんな結論に至っていて、仕事のメディアのほうでは、信頼できるライターをまた募集しつつ、ライターを育ててみたいという境地に至ってる。
運営自体のほうも、いろんなしがらみから解放すべく、月末にリニューアルをしてまた心機一転がんばろーというかんじで、産みの苦しみタイムに入ってる状態でございますがんばります。

というわけで、メディアと名乗る以上は、もっとコストかけてゴリっとやろうという機運が主に私と社内の中で高まっている次第ですが。
じゃあそれに対して、「ブログ」というものは一体何か。
私が「ブログ」に求めているものは何か。

■ブログ
・生活感や泥臭ささえも滲み出た筆致
・それが正しいとか正しくないとかよりも、ひとりの社会的人間の考え方や体験が表現されている
・書き手が見ている世界を継続的に垣間見たい、という欲求が自然と湧く

ネットメディアと名乗るものと、ブログと名乗るもの。その性格の違いを、今更ながらじんわり感じております。
なんだかんだ、私が定期的に読んでいるブログは、その人の人生や考え方が1投稿ごとにちょっとずつ出てて、購読してたせいでいつの間にその人の人生を追体験してしまってるような、小説にもドキュメンタリーにも近い体験をさせてもらてえるブログかも、と思いまして。

要するに、ブログって、そんな肩肘張らずに更新してもいいものではないかと考えはじめた次第です。いや、今まで生真面目モードでゴリゴリ更新してたかというとぜんぜん違うんですが。
せっかく「ブログ」なんだから、正しさだとかにとらわれず、もっと気楽に書く。
もしかすると、時代の流れ的にも、それがブログというものの役目なのかもしれない
、と。
いや、まあ、ブログだからって、嘘書いたりとか、手榴弾ほいほい投げ散らかす商法とか、そういうのはぜんぜん推奨しないけど。

これまでは、私、どこかで、「誰かの役に立つ投稿だけしよう」とか思ってたけど、傲慢な考えであって。
誰かの役に立つもの、って何、というわけです。それをわかったような気をしてエントリ書いてた、そんな気がする。
ブログはもっと自由でいいんだ。

というわけで、ほんとにくだらないことも、いっぱいアウトプットすることにしましたので、どうぞよろしくお願いいたします。
私もブログ民のくだらない話、いっぱい読みたいなーなんて。


ところで、つわりから解放されたので(流産ですが)、やっと謎の写真つわりがまったく無くなって、写真撮るのを再開しはじめまして。
うちのコーギーさんの写真をペロッと貼っておいたのですが。
こう見ると、そんなにイケてなくてびっくりする。精進しやす。

今年の目標:α7ⅱズームレンズキットの入手方法を考えつくこと。